負傷した保護猫、天ちゃんを治療して、新しい家族を見つけたい！

 

 

人生に潤いと癒しと笑いを与えてくれる猫や犬たちに恩返しがしたい。

 

皆さま、こんにちは。チーム犬猫＠かわさきの濱岡信子と申します。

 

20数年前自宅と職場を往復する日々の中、たまたま訪れた公園で、ある子猫に出会いました。日々成長していく子猫の一挙手一投足に癒され、笑い、ちょっとした体調不良にオロオロするうち、こんな色々な経験をさせてくれる彼らに、少しでも恩返ししたくなりました。

そして会社勤めのかたわら、「かわさき犬・猫愛護ボランティア」として川崎市動物愛護センターの業務をお手伝いしたり、地元の有志からなる「チーム犬・猫＠かわさき」という団体で、猫の譲渡会スタッフとして活動を始めました。

 

 

 

そんな中、私たちが保護したのが「天ちゃん」でした。取り壊しとなったお宅で飼われていたようですが、引っ越しのときに置いていかれてしまったようでした。

 

保護し、病院に連れていくと、左脇のしたにケガをしていることが分かりました。すぐに皮膚を縫合してもらいましたが、とても動きが大きい部分ですぐに糸がはじけてしまいました。他にも多くの治療を施しましたが、劇的な回復にはいたっていません。

 

 

天ちゃんは今年で推定6歳。本当はそろそろ新たな家族を見つけたいところです。しかしケガがあり、なかなか貰い手が見つかりません。傷をキレイに治して、今まで治療でがんばってきた苦労を補って、余りあるほどの幸せを感じてもらいたいと思っています。

 

クリニックでは傷を治すことができず、高度医療施設にて皮膚移植するほか手がありません。しかし、手術のためには約45万円以上のお金がかかってしまいます。また、もらい手探しにも別途費用がかかってしまいます。

 

今までたくさんの治療をがんばってきた天ちゃん。傷が治り、あたたかな家族を見つけられるように、今回クラウドファンディングに挑戦することを決めました。みなさまのご支援を心よりお待ちしております。

 

 

 

川崎市内で放浪していた臆病物の天ちゃん。保護したところ、負傷していることがわかりました。

 

天ちゃんの傷は当初2センチ四方くらいだったのですが、治療をするも次第に広がり、今では脇の下から前脚の二の腕あたりまで、幅3〜４センチ、長さ5〜6センチくらいの大きさになっています。皮膚がはがれた部分は赤い肉がむき出しになっていて、とても痛々しい状態です。

 

 

天ちゃんは体重6キロ、頭の大きさはソフトボールと同じくらいほどの大柄の猫ちゃんですが、ちょっぴり臆病者です。保護した後に、一時預かり先としてわたしの家にきた当初はとても緊張していて、ケージに手を入れたとたんにネコパンチを繰り出していました。

 

ただひと月もたつとどんどん慣れてくれて、左脇の傷以外はよく食べてよく寝てすこぶる良好です。紐のオモチャで遊ぶことが大好きで、傷に響かないかとこちらが心配になるくらいノリノリで遊ぶこともあります。

 

こんなかわいいかわいい天ちゃんですが、なかなか新しい家族が見つかりません。保護した直後から譲渡先を探していますが、せっかく天ちゃんに興味を持ってくれても、傷が原因でフェイドアウトされてしまうことが何度かありました。

天ちゃんは今年で推定6歳。年齢的にシニア世代となってしまうため、もらい手探しに時間がかかる年齢にさしかかっています。少しでも早く新しい家族を見つけるため、募金活動をしながら天ちゃんのケガを治療する必要があります。

 

 

 

さまざまな治療を試みるものの、なかなか皮膚が再生しません…。

 

皮膚科のある動物病院で傷口を診てもらいましたがそこの獣医さんによると、もともと動きの多い場所なので脇の下のケガはなかなか治りにくい、とのことでした。

 

このまま傷を放置すると、感染症を起こし、最悪の場合前脚切断という事態にもなりかねません。

 

 

 

手術は天ちゃんへの体の負担も大きかったのですが頑張ってくれました。また、理解ある獣医さんのおかげでお金の負担もあまり高額にならずに済みました。

しかし、劇的な回復が見られないため、大学病院や二次診療センターなど高度医療を施してくれる施設にお願いを予定しています。施設では、皮膚の移植手術をすることになり、手術は2段階に分けて行われます。まず移植する予定の胸の皮膚を削り、削った箇所の皮膚が再生を始めるのを待ってから、脇の下の傷口への移植を行います。

 

2段階の手術は天ちゃんの体に大きな負担となることですが、移植した皮膚がうまく傷口に定着すれば、傷口はキレイになり、感染症の心配もなくなります。

 

 

 

困難な治療に頑張って耐えてくれる“苦労猫”天ちゃんを救いたい。

 

2度の手術のあと、天ちゃんは抗生剤を飲んだり傷口を洗ったりという処置を毎日行っています。傷口を舐めないように首に巻くエリザベスカラーはずっとつけっぱなしです。

時々、傷口がしみると「ニャァ〜」と苦しそうに叫びます。それでも度重なる手術にも、日々の処置にも、エリザベスカラーにも、天ちゃんは文句ひとつ言わず耐えてくれています。

 

今までがんばってきた天ちゃんの傷が完治し、新しい家族に迎えてくれる方が決まるよう、チーム犬・猫＠かわさきのメンバーでどうにかがんばっていきたいと思っています。

 

 

これまでも、グループで行っている猫の譲渡会で天ちゃんの治療のための募金集めを行っていました。理解ある方が多く、たくさんの方が募金に協力してくださり、これまでの二度の手術費用までは何とか集めることができました。

しかし、45万円以上の手術費用となると、何回募金活動をすれば工面できるのか…。金銭的な問題は非常に複雑です。

 

天ちゃんもそろそろ“シニア”と呼ばれるお年頃に近づいています。もらい手探しに時間がかかる年齢にさしかかる前に傷を治して、少しでも早く、大切にしてもらえる方に出会い、幸せになってもらいたいです。

 

傷が治り天ちゃんがおなか丸出しで安心して熟睡できる、そんな素敵な家族を一日も早く見つけたいです。ぜひみなさんの温かなご支援をお願いいたします。

 

 

 

資金使途とスケジュール

 

■資金使途について
・ケガの手術費・治療費…約45万円

・もらい手探しにかかる費用（譲渡会会場までの天ちゃん送迎費用、チラシ作成費等）…約18万円

 

■天ちゃんの治療について

治療内容：左脇の下〜左前脚の上腕にかけての皮膚の負傷。皮膚が剥がれているため、皮膚の移植手術を2回に分けて行います。

 

第一回の手術：2019年9月30日 
第二回の手術：2019年10月前半