こんにちは。

日本センチュリー交響楽団事務局の柿塚です。

音楽による就業支援プロジェクト「The Work」のページをご覧いただきありがとうございます。

 

オーケストラは才能があり、技術の鍛錬を続ける音楽家の集まりです。その音楽家の能力をコンサートホールの中に留めておくのは勿体ない。もっと多くの人と音楽が、そして音楽家がつながる世の中にしたいと思ったのがこのプロジェクトの原点です。

 

一方、就業について何だかの課題を持ち、誰かの協力を必要とする若者がいます。彼らは「努力が足りない」とか「怠けている」という誤解を持たれがちです。しかしそれは「思い込み」や「偏見」であるとが多い。彼らと話していると彼らが抱えている課題は、自分が「かつて来た道」「いつか行く道」あるいは「今抱えていること」であることに気付きます。

 

「思い込み」や「偏見」といえば我々オーケストラも本来とは違ったように世の中に見られている、いや自らそのように世の中に見せている。これは我々オーケストラが大いに反省するところです。

 

若者も我々オーケストラも「思い込み」や「偏見」を批判するのではなく、自らの行動でポジティブに変えていきたい。そう思います。

 

今は就業支援を受けている若者も就職したり、起業したり、さらに進学したりすることで今度は誰かを支える立場になっていきます。

オーケストラは公的な支援や多くの方からの寄付によって成り立つ組織ですが、誰かに保護される組織ではなく、必要とされ、多くの人にとって当たり前の存在になる。そう考えると若者もオーケストラも同じです。

 

昨年2014年7月に実施した「The Work」の成果発表のパフォーマンスの映像をご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=OSWXWSJFTKM

2014年4月に初めて音楽家と参加者である若者が出会った時は演奏や作曲どころか会話すら成り立たない状況でした。それから3か月。若者と共に考え、悩み、未知の体験を繰り返しながら、最後はJR大阪駅にて300人の観客の前でオリジナルの作品を演奏しました。その後、参加者には就業に結びついたり、面接を積極的に受けるようになるなどポジティブな変化がありました。音楽の持つ自由な発想や仲間と共に奏でる連帯感、そして自分の役割を達成したことが影響したのだと思います。

 

2015年はこれらのプロジェクトを調査し、映像を残し記録していきます。昨年感じることのできたポジティブな変化を多くの人に伝えることで、このプロジェクトを継続し、更に多くの人に参加してもらうためです。

 

皆さまからのご支援よろしくお願いします。

このプロジェクトの成果は若者たち、音楽家、そして支援いただいた人との共同作品、まさに「The Work」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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