初めまして、this is a penの安藤仁子です。

 

 

私が初めて石巻に行ったのは震災から約5ヶ月後の8月くらいだったと思います。

 

遊び場所でたまに会って少し会話をする程度の仲だったリーダーのしょうごのブログを読んで私もなにかしたい!と思い、連絡先も知らなかったのでブログのコメント欄に「私も行きたい!」とコメントしたのがきっかけでした。

 

5ヶ月が過ぎていたので、瓦礫などは少し綺麗にされなくなってはいたけど、想像を絶する高さの位置にある津波の後や、家族や友達の安否を心配し家の壁なのどに残されたメッセージや電話番号、避難している場所が書かれた跡はそのままで、正直自分が想像していた以上の悲惨さでした。

 

初めて石巻を訪れた記憶は、作業よりも町の風景や臭いの記憶が強く残っています。

とりあえず初めての石巻のボランティアは無事終了!

ただ、スッキリはせず複雑な気持ちでした。

この1回で止めたらただの自己満足でしかない。という思いがずっと残りもう一度行きたい、と思いました。

 

ただ、私には当時10才の息子がいて、1回目の時はたまたま息子が居ない日に行く日程だったので行けました。

でも、どーにかしてもう1度行きたいと強く思い、しょうごから次のスケジュールの連絡が着た際に相談したのです。

「小4の子供を連れて行くのはダメかな?」と。

 

しょうごは考える間もなく、いいじゃん!と言ってくれました。

1度行って足手まといになるようであれば次からは諦める!と、決めて息子を連れていきました。

色んな不安もあり本当に連れて行くをかなり悩んだのですが、息子も行きたい!と言ってくれたので連れて行く決意を決めました。

 

 

息子の初ボランティアは思っていた以上に頑張ってくれていて感心しました。

そして、何度か親子でボランティアに行かせてもらいだしてから、きっと、息子と同世代の子供でボランティアとして被災地に行っている子は少ないのではないかと思いました。

きっと、震災を経験した子・震災をニュースで見ていた子のどちらかなんだろうなぁ、と。

そう考えると、今の息子の年齢で被災地を見て、被災した方々と直接会って話を聞くという事は、大人になってからでは感じられない ”なにかか” があるのではないかと思いました。

息子に何かを望むわけではなく、現地での経験の中で、人と人との繋がりや愛をボランティアを通じて、肌で感じてくれればと思っています。

 

 

そして、何より嬉しいのが現地の方々が息子の成長を訪れる度に喜んでくれ、「背が伸びた!」「声がかわった!」と、息子の前回との変化を楽しみにしてくれている事が、ボランティアを ”する、される” の関係ではなく、親戚や家族のような関係になっている事が、息子もとても嬉しいみたいです。

 

今では、親子で石巻に何度訪れたか覚えてないくらいです。

毎月息子から今月はボランティアに行かないの?と聞いてきてくれるほど楽しみにしてくれています。

 

 

 

 

 

安藤仁子

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