北海道大学消化器外科II教室 様のクラウドファンディング紹介

私たちのクラウドファンディングにご関心、ご寄付をいただき誠にありがとうございます。本日は、私たちのプロジェクトのことも応援してくださっている北海道大学様のプロジェクトのご紹介をさせてください。

 

 

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救命救急は、救命医の育成や地域の皆さんの理解などが大きく命に関わることは間違いありません。

そこに共通するのは、「時間」です。

いかに、緊急事態に対して短い時間で適切な処置ができるかが救命率に大きく影響を及ぼすと言えます。そしてその「時間」に対して取り組むべき課題は、地域によっても異なる部分はあります。

北海道大学消化器外科II教室さんのクラウドファンディングでは、北海道だからこそ顕著な課題にフォーカスを当てた取り組みです。

北海道はとても広く、東京と違ってより専門的な処置のできる大きな病院に患者を搬送するのにも1時間以上かかるなどは少なくありません。想像してください。

 

今にも消えそうな命の炎は、がたがた揺れる狭い救急車の中で1時間以上耐えることができるでしょうか。

 

どんな状況になったとしても、「時間」は待ってくれません。そこで考えられた解決案が、現場近くの病院で”止血”手術だけでも行う方法です。

全ての重症外傷患者をすぐに大病院に運ぶのではなく、一旦近くの病院に搬送して止血手術などの救命を目的とした最低限の処置を行い、できる限り状態を安定させる。

 

その上で、より専門的な治療ができる病院に搬送することで、一人でも多くの命を救うことを目指されています。

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私達とは目的は同じでも、その方法が少し異なるのが面白いと思います。

 

北海道大学様が考えるこの仕組みのいいところは、とにかく北海道という特殊な地域性にマッチしていることです。

 

救急に限らず現在の医療が抱えている問題点は様々ですが、一番大切なのは明確な目標やビジョンを持ったうえで、その地域の特徴に応じて育成すべきスキルの優先順位を考えて行くことだと思います。

 

高度な治療ができる医療者がより多く育つことは理想ですが、時間がかかる育成において、その優先度はとても大切です。

 

北海道はわたしたちと違う地域で、1分1秒を争う時間との戦いを日々取り組まれています。私たちのプロジェクトもまだまだではありますが、一緒に応援いただけると幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
 
URL : https://readyfor.jp/projects/surg2-hokudai