がまんのいらない入院環境実現へ。電動ベッドへの完全移行にご支援を

東北労災病院副院長・クラウドファンディングチームリーダー　千葉靖

私たち東北労災病院は、患者さんに「がまん」を強いる環境を一刻も早く変えたいという願いを実現するべく、68床残る手動式ベッドのうち、まず手始めに20床を電動ベッドへ移行するためのクラウドファンディングを開始し、このたび目標達成することができました。

電動ベッド20床、目標金額1,200万円という非常に大きな募集目標を掲げてみたものの、クラウドファンディング初心者の私たちには、どのようにしたらこの切実な思いを多くの方々にお伝えすることができるのか、全く先が見えない状況でのプロジェクトスタートとなりました。

しかし、いざ始まってみると本当にさまざまな方面から温かい応援メッセージとともにご支援が次々と届き、実は私たちは日頃からたくさんの方々から見守られながら過ごしているのだなということが図らずも目に見える形となり、じんわりと心が温かくなりました。

そして10月25日、民放のローカル情報番組でこのプロジェクトが取り上げられてからは知名度がグンと上がり、予想を上回るペースで幅広くご寄付が集まり始めました。「テレビで見た」と直接来院されて応援のお言葉とともにご寄付いただいたり、当院を退院する際にご支援をいただくことも多くなり、本当に頭が下がる思いでした。そしてその勢いを保ったまま本日、当初の目標金額達成の日を迎えることができました。

ご支援いただいた皆様お一人おひとりに心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

募集終了日(11月30日)まで残りわずかですが、プロジェクトチームはまだまだ走り続けます！

引き続きご声援・ご支援のほどよろしくお願いいたします。