垂直仕立て栽培

アボカドに限らず､植物には自分自身を大きくまた元気にするため､多くの植物ホルモンが流れている｡
ヒトが日常生活を過ごすために飲食し栄養を取り込み､最適なホルモンに変えているのと同じだ｡

発根を促し傷口の癒合を促すオーキシン､細胞分裂を推進し花を増やすサイトカイニン､発芽を促進し茎を伸張させるジベレリン｡
すべて植物ホルモンの名で､そのどれの働きも重要なのだ｡

「野菜の垂直仕立て栽培」によるとホルモンを活発にさせるためには脇芽や花芽などを徹底的に垂直に向けるのだという｡
まさに垂直仕立て栽培｡

本来植物は上に上に太陽を目指し育とうとする｡
垂直仕立て栽培をすることによって効率よく植物ホルモンを運ぶ手助けをするのだ｡
様々な栽培方法があるけど､この栽培方法はたしかに理にかなっている｡

我がアボカド達も麻紐を使って新芽がでる際には上に向かせているが中長期的にこれからの成長が楽しみだ｡