支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 80人
- 募集終了日
- 2015年4月28日
閑話休題 ⑤
本日はいつもの連載じゃなく、気ままに書いてみようかと。
※この記事はカンボジアこどもスマイル(http://www.ccsmile.net/)の通信に掲載されたものです。
昨年の5月カンボジアで、孤児院出身のソッティーさんにドライバーをお願いした。
彼の車(トヨタの1800ccクラス)の助手席に座りダッシュボードに目をやると、ガソリンのエンプティマークが点灯しており、僕はちょっとかっこつけて「払うから満タン入れなよ」って。
すると支払いは70ドルを超え。
「えっ生ビール一杯50円なのに」とつい声を上げ、おもむろにレシートを見るとリッター1.25ドル。
円に換算するとリッター約130円。
確かに日本よりは安いが平均年収8万円のカンボジアでこのガソリンの価格って???
ちなみに電気代は日本よりも高く、っていうか世界一高いという噂も・・・
しかしそれでも成り立つというか、成り立たせるような暮らし方がカンボジアにはある。
洗濯は手でするし、市場に毎日買い物に行けば別に冷蔵庫なんて必要ない。
っていうか町から少し離れれば電気そのものがない。
僕らから見れば、なにか不便そうな生活って思うかもしれないけれど、消費社会の中で便利さと引き換えにしているものを鑑みれば、彼らの方がよっほど幸せなのかもしれないと考えたりもする。
いやそもそも僕が魅かれているだるま愛育園の子どもたちの笑顔は、僕らが生きる消費社会の中では生まれないのかもしれない。
しかしそんなのんびりとしたカンボジアをも、消費社会は今まさに飲み込もうとしている。
「冷蔵庫どうですか?」「洗濯機どうですか?」そんな甘い誘惑を退けてきたカンボジアにも、残念ながら黒船はやって来たのだ。
それはスマートフォンという名の黒船・・・
電話もメールもネットもゲームもできる現代の黒船は、これまでの彼らのライフスタイルを破壊し尽くすだろう。なぜならばスマートフォンを維持するために、彼らは余計に働かなければならなくたったからだ。
「お金がなければ遣わなければいい」それを可能にする豊かな大地がカンボジアにはある。一年中何かしらのフルーツがなり、トンレサップ湖が豊富な魚を提供してくれる。
でも一度スマートフォンを手にしたら、それを手放すことは難しいのだ。
追記1 消費社会は我々のことをマーケットと呼ぶ。マーケットは進化を生むが、進化は必ずしも人間の幸福に寄与するとは限らない。
追記2 ソッティーさんより、ドライバーの仕事待ってますとのこと。カンボジアに行かれる方はぜひ!
撮影:横田岳史
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リターン
1,000円
・ポストカード付きサンクスレター
・活動報告書
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
・ポストカード付きサンクスレター
・活動報告書
・ぞうのポーチ
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 制限なし
1,000円
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- 11人

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- 111人

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- 5,903,000円
- 支援者
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- 33日

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- 53人











