こんにちは、石井です。

きょうは、シリア危機での2016年の子どもの被害は過去最悪だったとするユニセフの報告書を紹介しようと思います。

報告書には、以下の内容などがまとめられていました。

 

・少なくとも652人の子どもが殺害されました。2015年から20%増加しています。

・225人の子どもが学校か学校近くで死にました。

・850人以上の子どもが紛争で戦うために徴用・徴兵されました。2015年の倍以上です。処刑執行や自爆、刑務所看守など前線での戦闘行為につく事例が増えています。

・病院や医療従事者への攻撃が少なくとも338件ありました。

 

子どもたちは医療ケアや救援物資などの基本的支援を適切に受けられないため、爆発による以上に簡単に予防できるはずの疾患によって命を落としているそうです。

「かつてないほどの深刻な苦難が子どもたちをおそっています。シリアに暮らす何百万人の子どもたちは、日常的に攻撃に晒され、混沌とした生活を送っています。子ども一人ひとりが、健康も幸せも無惨に奪われ、将来にわたる傷を負っています」とするユニセフ職員ヘルト・カッペラエレ氏の言葉も紹介されていました。

 

殺された652人には、それぞれに家族がいて、生きてきた道のりがあって、将来があったはず。それぞれの歴史が無惨に止まり、夢や希望が消えてしまったという事実はとても深刻なことです。シリアでは今日も、たくさんの子どもたちが苦しみ、命をおとしているのかもしれません。

日本での日常からみると、あまりにも現実離れしていて、その一端を知ることでさえ、少しのエネルギーと勇気がいることだと思います。それでも、彼らの現状を少しでも知ろうとすること、寄り添おうとすることには大きな意味があると思っています。

 

(ユニセフHPより〉

https://www.unicef.or.jp/news/2017/0053.html

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