プロジェクト概要

※本プロジェクトの実施予定場所の情勢によっては、プロジェクトの実施時期や内容に遅れや変更が生じる可能性がございます。非常にチャレンジングなプロジェクトになりますが、その点をご理解のうえ、ご支援をお願いします。 また、変更などが生じる場合には適宜、新着情報やメッセージなどでご連絡いたします。( 富山学校)

 

シリア情勢の悪化で1100万人以上が避難。教育を受けられない子どもたちの学び舎を作りたい!

 

初めまして。私はシリア出身のマゼン・サリムと申します。日本で生活して約10年になりますが、まだまだ日本語を使いこなすことが出来ないので、友人の石井真暁さんに代筆してもらい、皆様にプロジェクトの説明をさせていただきます。

 

シリアでは2011年に情勢が悪化して以来、650万人の国内避難民が発生し、周辺諸国には480万人が流出しています。(2016年6月現在 外務省HPより)

 

私たちは富山大学のイスラム教の留学生らでつくる「TMC」とNGO「アジア子どもの夢」、高岡アラートライオンズクラブの3グループの集まりです。3グループで富山学校という団体を立ち上げて、シリア難民へのサポートをし、これまでに日本の食料や生活物資の輸送などを行ってきました。実際に避難キャンプに行ったときには、食べ物も水も全てが足りない現地の悲惨な状態のみならず、教育の場を奪われたたくさんの子どもたちを目にしました。

 

今回私たちは、シリアの難民キャンプに学校を建設し、学ぶ場所を奪われた子どもたちに教育の機会を与えたいと思っています。しかし、そのためには200万円が必要です。どうかご支援いただけないでしょうか?

 

シリアの難民キャンプで生活する子供たちです。

 

 

深刻なシリア情勢の悪化。日本では考えられない現実がシリアにはあります。

 

2011年、チュニジアを筆頭とした中東などの国々が、独裁政権から民主化を進める動きが活発化しました。この年の3月中旬には、シリア各地で反政府デモが発生し、さらに反政府勢力に過激派武装勢力なども参加して、政府当局との間で暴力的な衝突に発展します。シリアは大きな分裂を起こしました。

 

情勢が悪化して以来、650万人の国内避難民が発生。480万人が周辺諸国に流出しています。難民キャンプには、水も食料も圧倒的に不足しています。大勢のシリア難民が集まり、生きていくにはとても耐え難い環境です。

 

住居には不十分なテントで多くの方が暮らしています。

 

 

爆撃を受け突然、難民となった子どもたち。唯一の希望は「勉強すること」でした。

 

昨年12月、私たちはトルコのシリア国境付近の難民キャンプを訪問しました。そこで13歳の少年に出会いました。彼は小学校1年生の時、授業中に爆撃を受けました。家や友人を失い、一瞬にして難民となりました。少年はそれ以来教育を受けられずにいます。

 

「勉強は好きだよ。でも、ここではそのチャンスがない。勉強できなければ、将来キャンプから出ることすらできない」と暗い表情で話してくれました。 毎日を生きるのがやっとの生活の中で、子どもたちは教育から遠ざかっています。 「教育を受けられずに子どもたちは大人になっていく。武力でしか物事が解決できないと考える大人になるのではないだろうか」。素直にそう思いました。ここには、そんな子どもたちがたくさんいます。私たちはどうしても、この難民キャンプに学校を作り子どもたちに勉強という希望を届けたいのです!

 

 

富山のテレビ局「北日本放送」に、難民キャンプへの訪問を取り上げてもらいました。

難民キャンプでの子どもたちの暮らしがわかりますのでぜひ、動画をご覧になってください。

 

シリア難民をサポートしたい!私たちはできることから行動を始めました。

 

2011年以来シリア情勢が悪化するなか、シリアで暮らす友人や親族から、私の故郷の悲惨な状況や友人らの訃報がメールや電話で伝えられるようになりました。爆撃された民家や学校の写真を見る度にどうしようもない、やるせない気持ちになりました。悲惨なシリア情勢に胸を痛めていたのは、私だけではありませんでした。アジア子どもの夢代表の川渕映子さんなどたくさんの友人、仲間たちがシリア難民を支援しようと、声をあげ始めたのです。

 

シリア人らのネットワークを通じて、シリア難民らへ支援物資をコンテナ輸送し始めたのは2015年9月です。地元富山を中心に、たくさんのひとたちから生活物資を募りました。その様子がマスコミで報道されると、全国から次々と支援を申し出る声があがります。食料や衣料、毛布のみならず、車いすやテント、医療品、子どものおもちゃなどなど。静岡ムスリム協会とも連携し、これまでに計6回に渡って輸送することができました。

 

いただいた支援金でテキストや文房具を子どもたちに届けました!

 

 

シリア難民キャンプに小学校を!

大工さんも先生もシリア難民。一致団結して子どもたちに教育の場を提供したい。

 

今回のプロジェクトでは、トルコ国境近くのシリアの「アットミーキャンプ」に小学校を作ります。学校を建設するのは難民の元大工さん。今年8月までに完成させ、9月には開校予定です。

 

日本から資金や文具、本などを送り、継続的なサポートをします。一旦の定員は児童100人ほどと想定しており、難民から教師を6人程雇用する予定です。難民となった現地のひとたちが関わりながら、小学校を支えて行きます。子供たちには、宗教的な指導は行わず、子どもたちが必要とする教育を提供していきたいと思っています。

 

物資を渡したときの子どもの笑顔です。

 

 

学校建築に必要な資金内訳

 

学校建設には多くの資金が必要です。

学校建設に350万円、机やいすなどの備品に50万円が必要と見込んでいます。

学校はコンクリ製で、教室6部屋のほか、事務室や収納スペースなどもつくる予定です。

 

今回、必要経費のうち200万円を集め、学校建築への実現につなげたいと考えています。不足分は私達で用意する予定ですが、資金全般が足りません。

 

子どもたちは学校に通えず、教育を受けられずにいます。

 

 

子どもたちの可能性を広げたい。日本とシリアをつなげたい。

 

教育は子どもたちの将来の可能性を広げます。しかし、シリア難民の子どもたちは、この可能性がほぼありません。子どもたちがこのまま、難民キャンプで適切な教育を受けられずに大人になってしまったら、過激な思想を生活のよりどころにしてしまうかもしれないと危惧しています。

 

子どもたちに少しでも笑顔を取り戻し、前を向いて進んでいく力をもってもらうためにも、このプロジェクトは必要です。 学校運営では、難民に教師や大工としての役割を担ってもらうため、難民キャンプでの雇用を新たに生み出すことができます。

今回の支援を通じて、少しでもシリアの情勢を知ってほしい。支援者の皆様と一緒に学校を完成させることが出来たら、とてもうれしいです。どうか一緒にシリア難民キャンプに学校建築のお手伝いをして頂けないでしょうか?

 

どうか温かいご支援お願い致します!

 

 


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