命の線引きはしない!年間600匹の猫を診療する動物病院、存続へ

命の線引きはしない!年間600匹の猫を診療する動物病院、存続へ

支援総額

7,165,000

目標金額 5,000,000円

支援者
772人
募集終了日
2020年5月29日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

\クラウドファンディング挑戦中!〜2024/11/15(金)23時まで/

 

【達成のお礼とネクストゴールについて】
 
新型コロナウィルスで大変な中、たくさんの方々にご支援いただき心より感謝いたします。本当にありがとうございます。


「医療費の掛からない猫だけ保護すれば良いのでは?」「譲渡しやすい猫の保護を優先した方が・・・。」時々いただくご意見です。

 

もちろん、間違っていません。でもたんぽぽの里にはその選択ができません。多頭飼育崩壊があれば、まずは仔猫と具合の悪そうな子を先に保護します。
 
正解・不正解ではなく、いち早く人間の手を必要としているから。ただ、それだけの思いです。その分、みなさまにはご支援・ご寄付のお願いばかりで申し訳ございません。
 
今回のクラウドファンディングも、まずは医療機器購入費のお願いでしたが、ネクストゴールでは白血病のにゃんずのための新たなシェルター開設の費用として700万円を目指します。白血病のにゃんずの環境をより良いものにしてあげたいと思っています。
 
度重なるお願いで大変心苦しいのですが、ご支援・ご協力いただけますようお願いいたします。

 

【ご支援ありがとうにゃん!】

 

【ネクストゴールの先に居る子たち】


この可愛いにゃんずが快適に過ごせますように・・・。輝く猫生を送れますように・・・。

ご支援・ご協力をお願いいたします。

 

2020年5月22日 たんぽぽの里 石丸雅代

 

 

医療設備の充実で病院を存続させ

保護猫の命を守り続けたい

 

こんにちは。たんぽぽの里の石丸雅代です。

 

たんぽぽの里は、子供が拾ってきた1匹の子猫をきっかけに、野良猫や犬の厳しい生活を知り、小さな命のバトンをつなげるため、2005年に活動をスタートしました。

 

神奈川県相模原市内で譲渡会などの活動を仲間とともに続け、2011年にはもらわれやすい子猫だけでなく、成猫の良さを知ってもらうための保護シェルターをオープンしました。

 

年間保護数は500匹前後。猫の線引きをすることなく、目の前の猫を助けたいと活動を続けています。

 

2017年には、保護猫たちの医療の充実のためにクラウドファンディングでご支援をいただきました。

 

2018年夏、たんぽぽの里で保護してる猫たちと、地域の猫のTNRのために、譲渡と病院機能を兼ね備えた「たんぽぽあだぷしよんぱぁく」を相模原市内に新たに開設しました。

 

それまで保護猫たちの医療費は、年間1,000万円以上かかっていましたが、開設により800万円程度まで抑えられるようになりました。

 

しかし、限られた設備での診療と、皆様からの寄付金とTNR対応や地域猫の手術の収益で対応をしているため、現状は赤字経営。

 

お恥ずかしい話ですが、獣医師・看護師の好意で、給与も猫たちの医療費優先に使わせていただき成り立ってきました。

 

保護猫の治療費、維持費を考えると、現在の運営では無理があると判断しました。運営を見直し、医療設備を充実させることにより、猫たちのための動物病院を守り存続させたいと思っています。

 

今回は、再びクラウドファンディングに挑戦し、動物病院の医療機器(レントゲン・エコーなど)を

充実させるため、500万円を募りたいと考えています。どうか皆様ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

譲渡ルーム by たんぽぽあだぷしょんぱぁく

 

ガラス越しに猫の様子を見ることができます

 

たんぽぽあだぷしょんぱぁくの取り組み

 

「たんぽぽあだぷしょんぱぁく」は、たんぽぽの里で保護されている猫・小型犬の診察(ワクチン接種、避妊・去勢、TNR)と、引き取りたいという里親さんに引き渡し、新しい家族を見つける譲渡活動を行なっています。

 

保護猫の診療が主となりますが、保護費用捻出の意味もありトリミングを始めました。保護猫だけではなく、一般の猫や犬の予防接種やフィラテリア予防注射も対応をしております。その売り上げの一部は保護費用として使われる予定です

 

また、神奈川県動物愛護センターからもフォスター制度などを使用し、医療の必要な猫たちを引き出して治療を行い、センターに戻す活動も行なっています。

 

広い道沿いにあるたんぽぽあだぷしょんぱぁくの外観

 

たんぽぽの里では、これまでも相模原市、神奈川県の登録ボランティアとして、どうしたら野良猫が増えないか?を考え、避妊去勢手術の啓発を行ってきました。

 

病院を作る前には年間400匹程度だった手術の対応も、開院により年間600匹以上の対応ができるようになりました。

 

しかし、最低限の医療設備としてオープンしたため、レントゲン・エコー、歯科系、モニターなどがなく、他院受診を余儀なくされることもあります。またこの設備ですと、働いてくださる獣医師さんがなかなか見つからない現実にもぶつかりました。

 

現状では、週4午後のみの診療であるため、医療設備の充実をはかることで、獣医師さんも増やし、病院としての機能を上げていきたいと考えています。

 

たんぽぽの里には、相模原シェルター・田名シェルター、たんぽぽあだぷしょんぱぁくの展示室、代表宅・預かり宅合わせると、常に200匹近い保護数がおります。元気な猫ばかりではありません。

 

猫たちが安心して暮らしていくためにも、なんとしても動物病院を存続させたいのです。

入院中の猫・治療風景
相模原シェルター・田名シェルター・お預かり宅

 

 

皆様からのご支援で実現すること

 

今回のプロジェクトでは医療設備の充実をはかるため、第一目標金額として500万円を目指します。

皆様のご支援でレントゲンとエコーを購入いたします。これにより、病院としての機能を上げていくことで、病院を守っていきたいと考えています

 

また多くのご支援をいただけた場合には第二目標金額700万円(プラス200万円)を設定し、白血病の猫たちのための新たなシェルターの開設を目指します。

 

今年、白血病の子猫の保護が多く、たんぽぽの里の中でも何匹かの感染がありました。白血病の猫は隔離施設が必要となり、その猫たちの保護施設を新たに作らなければなりません。

 

白血病は、野良猫どうしのウイルス感染から親子感染にもなる病気です。白血病が原因で保護をしてもらえないことも少なくありません。時には安楽死ともされます。

 

白血病というハンデキャップはマイナス?そんなことはないと私たちは思います。みんなとても良い猫さんです。

 

開設予定のシェルターでは、ハンデキャップのある猫たちが生きていけるように、チャリティの精神をもった猫とのふれあい場所を作りたいと思います。白血病の猫さんに触れていただくことで、一時預かりさんになってもらい、普通のお家での生活をするための出会いの場にしたいと思います。

 

一生懸命生きている猫たちのことをもっともっと知って欲しいです。そして、たくさんのボランティアさんも募集したいと思っています。

 

白血病の猫たち​​​​​​

 

みんないいコたちです

 

 

1匹でも多くの保護猫の命を救うために

 

プロジェクトを立ち上げようとしている現在も、茨城県からの保護依頼がありました。

 

茨城県保護センターに行ってみると、そこには風邪で動けないのではなく半身麻痺の中猫と顔面麻痺の猫がいました。センターでは十分な治療ができないことから2匹を保護しました。

 

顔面麻痺のコと半身不随のコ

 

たんぽぽあだぷしょんぱぁくでは対応できないため、他院を受診しました。結果、骨折はないものの骨盤が歪んでいるのと、神経損傷、膀胱麻痺、膀胱破裂の一歩手前でした。顔面麻痺の子も顔が傾き、食事がうまくできません。耳からの出血も続いていますが落ち着いてきました。

 

センターには、こうした治療の必要な猫がたくさん運ばれてきます。現状のたんぽぽあだぷしょんぱぁくではどうすることもできません。これらを改善し、病院機能を高め保護猫に還元できるようになりたいと思っています。

 

 

 

いつも応援くださっている皆様へ

 

たんぽぽの里をいつも応援してくださっている皆様。また、今回初めてたんぽぽの里を知ってくださった皆様。直接お声が聞くことは叶わなくともたくさんの方々に支えられていると日々感じております。本当に本当にありがとうございます。

 

たんぽぽの里を立ち上げた14年前。

他団体から引き上げた11匹の猫を抱えて途方にくれていました。FIP(伝染性腹膜炎)片目を失明した猫や発育不良の猫たちは引き取り、元気な預かり猫は元の団体に戻すしかありませんでした。

 

その時、担当してくださった獣医師の一言。

 

「石丸さんがいるから、その猫たちは毎日美味しいものを食べられて幸せだね。どうしてその猫たちを残したのか思い出して猫たちのために諦めない石丸さんを応援するから」

 

この言葉がきっかけで今があります。


改めて私がこうして、たんぽぽの里を立ち上げ保護を続けることができるのは、猫たちのためにご支援してくださる方々のおかげです。

 

病院を立ち上げたことで、獣医師・看護師の生活の保障という責任も増えました。猫たちを助けてくれる専門職の仲間です。病院を軌道に乗せ、保護動物たちのため人、収益を還元できるように頑張りたいと思います。

 

そして最初にお伝えいたしました通り、前回のプロジェクトから早くも3年経った今。崩壊はまだなくなっていない現実がここにあります。

 

横須賀多頭飼育崩壊(昨年発生)

テレビでも紹介されました。

 

厳しい財政の中、たんぽぽあだぷしょんぱぁくという保護猫のための病院があったからこそ、この崩壊を助けていく決断ができたと言っても過言ではありません。正直、何度も「もう無理だから」と逃げ出したくなる時があったかわかりません。けれど、自分の始めたことだからと多頭飼育崩壊を訴えてくる人に出会う度自分自身への戒めとしています。

 

どうか皆様の温かいご支援、代表を始め、スタッフ一同心からお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

日々の猫たちの様子はメインのたんぽぽの里HPのリンクにある各種インスタ、ブログで発信しています。こちらもチェックしていただけますと幸いです。ここまでお読みくださり心から感謝いたします。

 

 

リターンについて

 

今回のクラウドファンディングでは、ご支援のコースを3,000円よりご用意しております。

 

30,000円以上のコースでは、リターンとしてたんぽぽにゃんずの缶バッジや、固形石鹸でのデコパージュをご用意しております。

 

 

ーリターンに関するご注意事項ー

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

行政に収容された猫を中心に保護活動をしいます。貰われにくい猫・県域の多頭崩壊にも可能な限り手を差し伸べ、年間保護数400匹をこえています。

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リターン

3,000


ちびちびにゃんずからありがとう

ちびちびにゃんずからありがとう

*手数料を差し引いた金額を医療機器の充実のために充てさせていただきます*

■ちびちびにゃんず(ミルク飲みねこ)からのお礼のメールと動画を届けます

申込数
295
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

5,000


よちよちにゃんずからありがとう

よちよちにゃんずからありがとう

*手数料を差し引いた金額を医療機器の充実のために充てさせていただきます*

■よちよちにゃんず(離乳食移行期のねこ)からのお礼のメールと動画を届けます

申込数
238
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

3,000


ちびちびにゃんずからありがとう

ちびちびにゃんずからありがとう

*手数料を差し引いた金額を医療機器の充実のために充てさせていただきます*

■ちびちびにゃんず(ミルク飲みねこ)からのお礼のメールと動画を届けます

申込数
295
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

5,000


よちよちにゃんずからありがとう

よちよちにゃんずからありがとう

*手数料を差し引いた金額を医療機器の充実のために充てさせていただきます*

■よちよちにゃんず(離乳食移行期のねこ)からのお礼のメールと動画を届けます

申込数
238
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月
1 ~ 1/ 9

プロフィール

行政に収容された猫を中心に保護活動をしいます。貰われにくい猫・県域の多頭崩壊にも可能な限り手を差し伸べ、年間保護数400匹をこえています。

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