創建1,300年:若狭國一宮「若狭彦神社」屋根修復にご支援を!

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目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月5日(木)午後11:00までです。

支援総額

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目標金額 2,400,000円

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目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月5日(木)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

「若狭彦神社本殿」檜皮葺き屋根の修復にご支援を!


 

ご覧いただき、ありがとうございます。若狭彦神社の宮司梶道嗣と申します。

 

 

当神社は奈良時代のはじめ、和銅7年(714)9月10日に白石の里に創建され、翌年の霊亀元年(715)9月10日に現在の地に遷座されたと伝えられています。

 

最初のお社がこの地に御鎮座してから1,300年以上の間、若狭國一宮として朝廷・幕府・藩・国家の庇護を受けながら、多くの先人の思いにも支えられ、昭和54年には福井県の有形文化財として指定されています。

 

この度、若狭彦神社本殿の屋根が老朽化に加え、令和4年の大雪や台風などにより、著しく破損してしまい、総額約9,600万円の修復工事を行うこととなりました。

 

幸いにも県・市から75%の文化財補助金をいただけることが決まりましたので、当社の負担額は約2,400万円となります。さらには、地元有志からも寄付等のご支援をいただいておりますが、それだけではこの高額な費用は到底、賄いきれるものではありません。

 

そのため、全国の皆様からのご支援をお願いしたく、神社負担額の10%である240万円を目標金額として設定させていただきました。何卒、ご協力、ご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

 

【現在の若狭彦神社(本殿正面)】

 

【現在の若狭彦神社(本殿)背面】

 

 

 

若狭國一宮「若狭彦神社」について

 

若狭彦神社が所在する福井県小浜市は、日本海の暖流と寒流が合流し豊富な海産物が育まれる若狭湾に面する天然の良港であることから、飛鳥・奈良時代から朝廷に食材を献上する御食国でした。

 

また、大陸からつながる海の道と都へつながる陸の道が結節する最大の拠点であり、古代から続く往来の歴史の中で、食や祭礼、社寺等の多くの文化財を今日まで伝えています。

 

当社は、若狭彦神社(上社)と若狭姫神社(下社)の2社からなり、総称として「若狭彦神社」もしくは「上下宮」とも呼ばれております。下社は養老5年(721)上社より1,5km下った現小浜市遠敷に創建されたもので、延喜式神名帳には「若狭比古神社2座名神大」と記載されています。

 

昭和54年には、上社の本殿・神門・楼門と、下社の本殿・神門・楼門・社叢が福井県有形文化財に指定されました。

 

当社の由来

 

ここで、神話(古事記・日本書紀)の一節を通して、当社の由来をお話しします。

 

海幸・山幸の話はご存じでしょうか。

 

山の猟が得意な山幸彦(弟)と、海の漁が得意な海幸彦(兄)の兄弟がある日、猟具を交換して出かけることになりました。漁に慣れない山幸彦は兄に借りた大切な釣針を失くしてしまいます。家に帰れず困り果て海辺に佇んでいた所、塩椎神(しおつちのかみ)が現れ、勧めで「綿津見神宮(わたつみのかみのみや)」に行くこととなります。

 

山幸彦は海神(大綿津見神)に歓迎され、娘の豊玉姫と結婚し、そこで3年もの月日を楽しく暮らします。しかし、山幸彦は地上へ帰らないといけないことを思い出し、豊玉姫に失くした釣針、霊力のある玉「潮盈珠(しおみつたま)」と「潮乾珠(しおふるたま)」を貰い、地上へ帰ることとなりました。

 

帰った山幸彦は早速、兄に釣り針を返しましたが、失くした釣針だと信じてもらえず、日々嫌がらせを受けました。我慢の限界に達した山幸彦は兄を懲らしめるため、漁に出た兄の船めがけて潮盈珠を投げた所、海は忽ち大荒れとなり船が沈みそうになります。

 

堪らず兄が山幸彦に許しを請うと、今度は潮乾珠を海に投げ込みました。あれほど荒れていた海が瞬く間に波が治まりました。それからというもの兄が弟に再び意地悪をすることがなくなったというお話です。

 

このお話の山幸彦である彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が当社の御祭神であり、このような由来から、古来より奇跡を呼ぶ神・夢を叶える神・夫婦円満の神・縁結びの神として崇められるとともに、海上安全・海幸大漁の守護神としても信仰されています。

 

また、下社の御祭神、豊玉姫命は彦火火出見尊との間の「鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあわせずのみこと)」を産屋が建て終わる前にご出産されたことから安産の信仰も有名です。

 

若狭姫神社
【若狭姫神社とご神木である千年杉】

 

 

プロジェクト内容

 

若狭彦神社本殿屋根は、伝統的な工法であるヒノキの皮で葺かれた「檜皮(ひわだ)葺き」という上質な屋根です。前回の葺き替えは昭和40年頃で、通常30~40年程度で葺き替えられるところ、約60年が経過していました。

 

令和4年の大雪をきっかけに檜皮(ヒノキの皮)屋根の一部が破損し、杉皮をあてた応急処置を行いました。しかしながら、その後も台風等の際に破損し、応急処置を繰り返す中で、本格的な修復工事が必要となりました。


修復工事には1年以上をかけて、氏子や地元関係者に加えて、福井県指定文化財として関係機関や専門家の方などと協議を行いながら検討を進めました。

 

長持ちする銅板葺きに変更する案も上がりましたが、多くの方が参拝される「若狭一宮」の現在の姿を伝えていきたい!という熱意から、檜皮葺きで修復工事を行なうことが決まりました。
 

関係者協議


今年度に入り工事準備も着々と進み、地域と神社の一大行事である10月10日(木)の例大祭、12日(土)13日(日)の遠敷祭り、14日(月)に若狭彦神社の御霊(みたま)を若狭姫神社にお移し(仮遷座 かりせんざ)してから、本格的に修復工事を開始いたします。

 

工事期間はおおよそ1年間となる予定で、来年の令和7年10月上旬頃に御霊(みたま)を若狭彦神社にお移しする(正遷座 せいせんざ)予定をしております。

 

工事費用は、設計監理費約800万円、仮設工事費約1,200万円、屋根工事約5,000万円、その他工事費約1,200万円、現場・一般管理費約1,400万円の総額約9,600万円となります。

 

工事費用が非常に高額となることから、用意しました専用口座にて、いただきましたご寄付等の管理を行い、すべて本殿屋根修復工事に使用させていただきます。

 

県・市の文化財保護補助金に加え、地元や参拝者の皆様からもご支援をいただいておりますが、若狭一宮を後世に伝えていくため、全国の皆様のご協力をお願申し上げます。

 

【およそ10年前の若狭彦神社】

 

 

関係者からのメッセージ

 

若狭彦神社責任役員/田中正夫

「続日本紀」には、宝亀元年(770)の日蝕の際に、呪術的儀式として太陽の衰弱を回復させるために勅使が使わされ、伊勢大神宮(伊勢神宮)は赤毛馬(赤色=火の色)を、若狭彦神社は鹿毛馬(赤毛に準じる色)を奉るとあります。このように若狭彦神社は、朝廷から神馬を奉る格式高い神社として、上社は天慶3年(940)に、下社は永保元年(1081)に「正一位」の高い神階を賜っています。

 

明治4年には上社下社共に國幣中社に列格され、現在の天皇陛下が皇太子殿下の頃に若狭彦神社にご参拝しておられるように皇室ともご縁があり、1,300年にわたり多くの人々から尊崇を受けてまいりました。

 

昨今の不安定な社会情勢の中、人々の不安を鎮めるためにも、傷んだ檜皮屋根の葺き替えを急ぎたいと考えております。厳しい経済情勢ではありますが、何卒、ご理解をいただき、ご支援くださいますようお願い申し上げます。

 

 

応援メッセージのご紹介

杉本市長

小浜市長/杉本和範さま

今回、若狭彦神社様が、本殿の屋根修復プロジェクトを実施していただくことにつきまして、大変感謝しております。福井県の指定文化財である「若狭彦神社(上社)」は、若狭國一宮として「若狭姫神社(下社)」と合わせ尊崇されている一国鎮守の大社です。また、全国で唯一の「日本遺産プレミアム」に選定された「御食国若狭と鯖街道」を構成する文化財のひとつであり、小浜の歴史・文化・信仰・観光を語るうえでとても重要な文化財です。

 

本市では、福井県とともに文化財修理補助金による支援を行うこととしておりますが、約60年ぶりとなる檜皮葺き本殿屋根の葺き替えにかかる工事費用は非常に高額となります。このプロジェクトの実施により、「若狭彦神社」が次世代に向けて守り受け継がれるとともに、これからも多くの方に参拝していただけるよう、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

福井県文化財保護審議委員(建造物担当)/吉田純一さま

≪若狭彦神社本殿修復と保存活用地域≫

今回、屋根改修を行う若狭彦神社本殿は、福井県指定の建造物で、檜皮葺きの大規模な前室付き三間社流造の本殿です。県内では舟津神社(鯖江市、県文化財指定)に次ぐ規模を有し、建築年代は江戸後期の文化10年(1813)、今から200余年前のものです。千木や鰹木を乗せる屋根装飾は神社特有のものであり、柱上の大斗・肘木の組物は簡素な形式で、福井県内の神社建築史上、きわめて重要な本殿のひとつです。

 

ところで、文化財の修理や管理、保存は、行政や所有者、地域民が主体となって守られてきましたが、今日の社会情勢にあってはそれも難しく、全国各地の文化財を愛する有志の方々のご協力やご支援にも頼らざるを得なくなってまいりました。

 

さらに近年、「文化財保存活用地域計画」が策定され、これまでのような保存一辺倒ではなく、文化財をいかに活用しながら守り伝えていくのかも重要な観点になっています。特に建造物は多岐にわたる文化財のなかでも人の生活や地域の祭礼・風習などとのかかわりが強く、この地域計画事業にとってきわめて有効で、重要な役割を担うことになります。今回の屋根修理を通して若狭彦神社が地域の人たちとの絆をより強めるとともに竜前地区の地域づくりや文化活動の拠点となるよう願っています。

 

若狭彦神社本殿の屋根修理事業、そして当社を核とした新たな活用事業に対して、皆様方のご理解、ご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

 

プロジェクト実行責任者:
梶 道嗣(若狭彦神社)
プロジェクト実施完了日:
2025年10月15日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

福井県指定文化財 若狭彦神社本殿の屋根修復工事を完了させます。工事は令和6年10月から開始し、令和7年10月上旬までを予定しています。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
総額約9,600万円中の神社負担額約2,400万円のうち、10%をクラウドファンディングによる寄付を募集します。 残りの額については、地元住民や参拝された方から直接いただいた寄付金と、神社の積立金を使用します。

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プロフィール

1300年余りの歴史を有する、若狭國一宮 若狭彦神社。 戦前までは若狭地域で唯一の国幣中社として、この地域で最も格式高く尊崇されており、上社下社ともに本殿・神門・随神門は福井県の文化財に指定されております。 祭神は、彦神社は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと・山幸彦)、姫神社は豊玉姫命(とよたまひめみこと・乙姫)であり、共に、海上安全・海幸大漁の守護神として信仰されています。

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リターン

5,000+システム利用料


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お気持ち応援①

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)

支援者
0人
在庫数
100
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


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御屋根葺き替え記念品

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)
〇御屋根葺き替え記念品(1つ)
 若狭彦神社本殿を50年以上お守りしていた屋根材の檜皮をお入れした記念品です。

支援者
0人
在庫数
200
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


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お気持ち応援②

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)

支援者
0人
在庫数
100
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


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御屋根葺き替え記念品(もっと応援)

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)
〇御屋根葺き替え記念品(1つ)
 若狭彦神社本殿を50年以上お守りしていた屋根材の檜皮をお入れした記念品です。

支援者
0人
在庫数
100
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


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お気持ち応援③

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)

支援者
1人
在庫数
99
発送完了予定月
2025年3月

50,000+システム利用料


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御屋根の檜皮にお名前を自筆

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)
〇御屋根葺き替え記念品
 若狭彦神社本殿を50年以上お守りしていた屋根材の檜皮をお入れした記念品です。
〇若狭彦神社本殿屋根に葺く檜皮(裏側)にお名前等を自筆いただけます。檜皮への自筆は、3月末までに若狭姫神社社務所までお越しください。(希望される方は代筆いたします)
 

支援者
0人
在庫数
50
発送完了予定月
2025年3月

50,000+システム利用料


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お気持ち応援④

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)

支援者
0人
在庫数
50
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


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3月30日(日)宮司と施工者がご案内:本殿屋根修復工事見学

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)
〇御屋根葺き替え記念品
 若狭彦神社本殿を50年以上お守りしていた屋根材の檜皮をお入れした記念品です。
〇本殿屋根修復工事をご案内します。
 3月30日(日)午後1時に、若狭彦神社へお越しください。自然災害等により安全が確保されないと見込まれる場合は、延期もしくは中止させていただきます。ご寄付1件につき1名のご案内となります。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


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お気持ち応援⑤

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)

支援者
0人
在庫数
50
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


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3月15日(土)学芸員と施工者がご案内:本殿屋根修復工事見学

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)
〇御屋根葺き替え記念品
 若狭彦神社本殿を50年以上お守りしていた屋根材の檜皮をお入れした記念品です。
〇本殿屋根修復工事をご案内します。
 3月15日(土)午後1時に、若狭彦神社へお越しください。自然災害等により安全が確保されないと見込まれる場合は、延期もしくは中止させていただきます。ご寄付1件につき1名のご案内となります。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2025年3月

300,000+システム利用料


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【法人の方向け】お気持ち応援

〇お礼メール
〇境内にご芳名を掲示(希望制)

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2025年3月

プロフィール

1300年余りの歴史を有する、若狭國一宮 若狭彦神社。 戦前までは若狭地域で唯一の国幣中社として、この地域で最も格式高く尊崇されており、上社下社ともに本殿・神門・随神門は福井県の文化財に指定されております。 祭神は、彦神社は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと・山幸彦)、姫神社は豊玉姫命(とよたまひめみこと・乙姫)であり、共に、海上安全・海幸大漁の守護神として信仰されています。

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