クラウドファンディング、5日目!

 

毎日、かならずご支援をいただけて、クラウドファンディングを通じて色々な人とのつながりができていること、嬉しく感じているところです。

 

さて、今日は、発達障害学生支援の中でも最近の取組である「発達障害学生支援プロジェクト」についてご紹介します。

 

【発達障害学生支援(RADD)プロジェクト】

 

筑波大学DACセンターでは、平成27年度より、4年間の研究・実践事業である「意欲と能力のある発達障害学生に対する合理的配慮の提供と高等教育における支援モデルの構築ー「見えない障害」に対する個に応じた支援の実現」に取り組んでいます。

 

このプロジェクトの略称が「発達障害学生支援(RADD)プロジェクト」です

 

<RADDプロジェクトのWEBサイト>

http://radd.human.tsukuba.ac.jp

 

RADDという言葉は、「発達障害への合理的配慮(Reasonable Accommodation for Developmental Disabilities)」の英語頭文字を取ったプロジェクトの略称です

 

『さまざまな特性(カラー)の学生が、ともに豊かな学生生活を送ることができるよう、個に応じた支援を充実させたい』という私たちの思いがカラフルなロゴマークに込められています

 

↑ プロジェクトのロゴマーク

 

RADDプロジェクトは「発達障害の診断は受けていないが、傾向のある学生」を特に念頭に入れながら、支援モデルを構築しています

 

大学には保健管理センターなど相談機関はあるのですが、実は相談機関に来れる学生は、ごく限られているという実情があります

その主な理由は

(1)困ってはいるが、発達障害という言葉や診断に抵抗がある

(2)学生本人は困っていないが、周囲の人たちの困り感が高い

(3)あまりにも困ってしまい、相談する気力すら湧かない

などが、よく聞かれることです

 

↑ 発達障害の診断または傾向のある学生における相談窓口へのアクセスの課題

 

そこで、RADDプロジェクトは学生の「困り感」を見える化するための仕組み作りや、相談窓口に来れなくても受けられる支援に力を入れています

 

そのツールの1つが、支援情報配信サービス「Learning Support Book(LSB)」です

LSBは、発達障害のある方がもつ独自の視点や経験に関する情報を収集し、学業や生活に役立つ情報を配信しています

「障害」ではなく「ニーズ」で表記することにより、医学的診断に抵抗がある学生でもアクセスしやすいことが特徴となります

 

↑ LSBの概要

 

ラーニングサポートブック(LSB)には、色々なコンテンツが掲載されています

全ての会員用には「ノート・メモの取り方」や「試験対策・レポートの書き方」、「勉強のやる気・集中力アップ」といったコンテンツもあります

また、発達障害の診断を受ける学生向けの専用コンテンツや、教職員用のコンテンツも用意されています

 

↑ LSBの主なコンテンツ一覧

 

ラーニングサポートブック(LSB)は、筑波大学だけでなく他の大学にも試験的に配信を行っています

現在では、全国約40の大学の教職員を対象に試験運用をしています

また、つくば市主催の「つくばSociety5.0社会実装トライアル支援事業」にも採択され、大学生用のコンテンツだけでなく、高校生・社会人用のコンテンツの整備にも取り組んでいます

 

↑ LSBの他大学や地域社会への還元

 

このように、障害のあるなしに関わらず、誰にとっても使いやすいツールやシステムを用意し、社会に実装するために、RADDプロジェクトはラーニングサポートブックの発展をさらに進めています

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