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こういったSNS上の書き込みや、支援者様からの応援コメントを読んでいて、気付かされることも多いです。

 

例えば、多くの支援様から頂戴しているのが、

 

今回の九五式軽戦車はもちろん大切だけど、自衛隊の戦車を保管する方が先ではないか?

 

という趣旨のご意見です。

 

今日は、こちらにお答えさえてください。

 

◇ ◇ ◇

 

自衛隊の戦車の保管は、もちろん我々の最優先課題であり、実は本プロジェクトと並行して進めています。

 

むしろ、本プロジェクトはその流れの中のひとつとして考えていただいた方が理解が進むのかもしれません。

 

もともと、我々 NPO法人「防衛技術博物館を創る会」は、本州最大の東富士演習場を有する御殿場の地に、公設の陸上装備品(主に車両)を収蔵する博物館または科学技術館を設置するために2011年に発足しました。

 

 

日本には過去にも、個人や法人で車両などを収蔵展示した、私設の博物館はありましたが、設立者が亡くなったり、景気や時代背景に左右され、閉館になり収蔵品が散逸する例は多くみられます。

 

現状では、自衛隊装備車両については、スクラップになった鉄くずを一部のマニアが買い取って修復するといった程度。

 

そこで我々は、系統的に技術遺産として保管展示するためにはどうしたらよいか? を調べるところから活動を始めました。

 

そもそも自衛隊車両の保管は、個人単位では非常に難しいことです。

 

例えば、戦後初の国産戦車61式戦車の試作2号車(STA2)。

 

試作2号車(STA2)の試験走行時の写真(資料提供:月刊PANZER)。戦時中に試作された四式中戦車チトに搭載されたAL型空冷ディーゼルエンジンや、変速機の流れを受け継ぎ、米軍供与戦車運用で得たノウハウを盛り込んだ貴重な試作車でした。

 

2011年春、その車両 試作2号車(STA2)が溶鉱炉に送られる際の写真(撮影:NPO法人防衛技術博物館を創る会)・・・間に合いませんでした。

 

ジープやトラックと違って、戦車や装甲車、火砲は溶鉱炉に直行です。

 

どれだけ技術史的に貴重な車両でも例外はありません。

 

自衛隊が大切にしてくれると勘違いしている方が多いですが、展示車両は広報用であり、限られた予算・人員でなんとかしているのが現状です。もちろん、個人や民間団体への譲渡、払い下げは原則不可能です。

 

ではどうすればいいか。

 

我々は、地元駐屯地や防衛省陸幕広報室を訪問して、趣旨説明を行い、問題点をヒヤリング。

 

そこで見えてきたのは、

「国や自治体が設置する公設の博物館法に則った施設」であれば、防衛省から使用済みの戦車や装甲車、ジープやトラック、火砲やヘリコプターの貸与または譲渡が出来るのではないかという方向性でした。

 

2012年に一回目の趣旨説明会を開催した際の様子(御殿場市民交流センターにて)

 

それからは、御殿場市長、市議会議員をはじめ、地元有力者への説明に努め、併せて前例のないことを行うために、与党国会議員による「防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟」を2017年に発足していただきました。

 

 

これは装備品を所管する防衛省、それらの管理に関わる財務省と経産省、民間に貸与あるいは譲渡された際の運用に関して国交省、さらには安全管理について警察庁……といった省庁を跨ぐ総合的な法的問題をクリアーするために必要な勉強会という位置づけです。

 

既に2回に渡り総会を実施し、各省庁からの担当者も交えて問題点を話し合い、解決の方向性が見えております。

 

最大の問題は財源と、運営母体をどのように形成するかという点で、現在地元自治体と相談している真っ最中です。

 

自衛隊車両については、地に足をつけて継続的に恒久的な施設での保管の道筋を創っております。まだまだ公にできないことが多いですが、今しばらくお時間をいただければと思います。

 

 

博物館施設が完成のあかつきには、今回のプロジェクトで我々の手に取り戻した九五式軽戦車を始め、多くの現物車両を収蔵し、日本の軍用車両開発の歴史を鳥瞰できる施設にするべく活動しております。

 

(自衛隊OB(機甲科に限らず)の方々にもご支援をお願いしたいのです。皆さんが現職時代に使用した車両や火砲を後世に遺すため、日々活動を続けております!)

 

まずは、目の前の「九五式軽戦車」の里帰り実現へ向けて、我々の手中に収めるためのご支援をお願いいたします!

 

実行者:小林 雅彦

 

▼ご支援は、こちらから!(今日中に、2750万円=55%、さらに2800万円に近づくのが目標です)

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