見放された馬に再チャンスを！沖縄に引退馬のふれあい牧場を

先日アップして反響が大きかった、ベルのひょうきんな水浴び写真。

ベルが我が家に来た当初はホースから出てくる水にさえも怯えていました。それが今ではこんな表情に😂

正直、ベルが長いこと懐いてくれなかったので、何度か飼い続けるのは無理だと諦めかけた時がありました。いつまでも寄ってこないヨソヨソしいベルに愛想尽かしそうになっていました。

そんな当時、私たちは仕事の関係で立て続けに引越しをしていました。何度も変わる環境に申し訳なさがありましたが、なぜか引越しをする度に、ベルは少しずつ心を開いていってくれたのです。

ベルはとても勘の鋭い馬で、何かしらの変化が起きることを感じとっていたのだと思います。実は、譲っていただいた際に前飼い主からお話を聞いたことがありました。ベルは「手放すと決めた瞬間から寄り付かなくなった」と。

きっとベルは私たちの引越しという環境の変化が、自分がは捨てられる時が来たのだと、勘違いしたのだと思います。でも一緒に新しい土地に移り、家族の一員として変わりなく過ごせると理解できるようになったベルは、引越しの度に私たちに対する信頼感が大きくなっていったのです。

この先もベタベタ甘えてくることもないでしょうけれど、ここまで私たちを信頼してくれる健気なベルが、私たちにもっともっと馬を救っていきたいという目標を持たせてくれました。ベルと出会ったのは何かのご縁だと信じています。

私たちをここまで導いてくれたベルに本当に感謝します。ベル、ありがとう❤️