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2025年10月23日 17:26

【あと8日!】救われた命の裏に、多数の救えなかった命がある。京都の夏に相次いだ「猫の行き倒れ」の現実

今年の京都の夏は、例年にも増して厳しい暑さとなりました。

外で暮らす猫たちにとって、この時期は命の危険と隣り合わせです。

 

7月には、行き倒れや交通事故で倒れていた猫の保護が相次ぎました。
ご相談や通報を受けて現場へ向かうたびに、胸が締め付けられるような日々でした。

しかし、それでも連絡をくださる方がいることで命がつながっています。
今回は、7月に立て続けに起こった保護の記録をまとめてお伝えします。

 

7月13日 行き倒れの猫を保護

7月に入って最初の通報は13日。
市内で行き倒れていた猫を保護し、応急処置を行いました。
体調が落ち着くまでのケアを続け、回復を見守ることとなりました。

ノミがいっぱいで、脱水症状もひどくて、栄養失調でした。

しかし、ケアの甲斐なく、息絶えてしまいました。

 

7月19日 交通事故によるケガ

続いて7月19日、交通事故に遭った猫が運ばれてきました。


幸い命に別状はなく、治療と安静を続けながら回復を待っています。
このころから気温は連日35度を超え、外で過ごす猫たちの体調悪化が目立ち始めました。

 

7月24日 地下駐車場で見つかった行き倒れの猫

7月24日、またもや「行き倒れの猫がいる」と会社員の方から連絡がありました。
現場は会社の地下駐車場。涼しい場所を求めて入り込んだものの、体力が尽きて倒れていたようです。

すぐに保護し、ノミ駆除と点滴を実施。
体重はわずか1,200グラム、仮名は「プロリン」ちゃん。
最初は動くこともできず、ぐったりしていましたが、少しずつ水を飲み、ごはんを口にできるようになりました。

 

7月26日 敷地内で血だらけで倒れていた猫

7月26日の朝8時、会員さんから電話が入りました。
「家の敷地で、血だらけで倒れている猫がいます」とのこと。


すぐに一次診療の動物病院で診察を受け、レントゲン検査を行いました。

診断の結果、大腿骨の骨折が判明。

 

しかし、骨折は今回の事故によるものではなく、以前からのものだということがわかりました。それでも体は衰弱しており、しばらくの間、京都どうぶつあいごの会で預かることになりました。

治療と栄養補給を続けながら、体調の回復を見守っています。

 

 

7月27日〜28日 プロリンの回復と巣立ち

7月27日、24日に保護されたプロリンちゃんが自分でごはんを食べ、あくびもできるまで回復しました。

翌28日には体調が安定し、シャンプーを実施。体中から大量のノミの死骸とフンが落ちました。

見違えるように元気になり、この日、保護してくださった会社の方がお迎えに来てくれました。

 

これからは、お家の中で暮らすことができます。

 

短い間でしたが、命をつなぐためのレスキューからケア、そして新しい生活への出発まで、多くの人の想いが重なった出来事でした。

 

連続する行き倒れ ― 京都の夏の現実

7月13日、19日、24日、26日と、わずか2週間の間に4件の行き倒れ・事故の通報がありました。

 

これはあくまで、私たちのもとに「報告をいただけた」ケースです。


実際には、京都府内のさまざまな地域で、誰にも見つけられずに命を落としている猫たちがいるのかもしれません。

 

だからこそ、私たちは「ちび猫ケア基金」をより広範囲に、多くの命につなげていくために、ネクストゴールを目指しています。

 

特に子猫は命を落としやすく、一刻も早く医療につなげる仕組みが必要です。
点滴・検査・入院など、初期医療の一つひとつが命を左右します。


「助けたい」と思ってくださる方々の想いを現実の行動につなげるために、基金を強化し、京都全域での救済体制を広げていきたいと考えています。

 

命を守るためにできること

倒れている猫を見かけたら、どうか見て見ぬふりをしないであげてください。
その行動が、一本の電話が、命を救う大きなきっかけになります。


ひとりでも多くの方にこの現実を知ってもらうことが、次の命を救う第一歩になります。

 

暑い夏を超え、これからは寒い冬がやってきまう。

 

過酷な外で懸命に生きている猫を救うために。

 

残り8日間、どうか引き続きの応援をお願いいたします。


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