ウクライナの人々に安心した生活を。想いをカタチに～連合ゆにふぁん～

4月29日に開催された第93回メーデー中央大会において、ウクライナからの留学生ドゥブニコバ・ヤンナさんによるスピーチ動画を掲載します。

お母様が先日ウクライナから日本に避難され、ご親戚の方はいまだにウクライナ国内に留まっておられます。

そのような状況のヤンナさんに、今の想いをお話しいただきましたので、動画をご覧ください。

【スピーチ内容】

皆さん、こんにちは。
私はウクライナ出身で、一橋大学の大学院に留学しているドゥブニコバ・ヤンナと申します。
皆さんもご存じのとおり、私のふるさとウクライナでは戦争が起きています。

戦争。人間はどうして人間を殺せるのかわかりません。どんな生き物でも命は尊いものです。人間の赤ちゃんも、子牛も、子犬も、魚も植物もみんな天からの贈り物です。権力やお金といった命に比べたら何の価値もないもののために、一人一人のかけがえのない命を奪ってはなりません。

戦争があってはなりません。

生物兵器、核兵器、ミサイル、爆弾、銃はあってはなりません。これらは美しい地球には害しか与えない不必要なものです。

人間は強欲になりすぎました。人生で本当に大切なのは何なのかを忘れています。本当に大切なのは、最新のスマートフォンやダイヤモンド、高級車などではありません。尊い命、そのものです。この単純な真実に、ウクライナでの戦争を自分の目で見た家族が改めて気づかせてくれました。

戦争があってはなりません。

新生児を殺す戦争を始める人、妊婦を殺す戦争を応援する人、病院や学校を壊す戦争に協力する人、地球を滅ぼす戦争から利益を得る人たちを許してはなりません。それらの人は一生償っても償い足りない大罪を犯しています。

Ні війні.戦争反対！