ウクライナの人々に安心した生活を。想いをカタチに～連合ゆにふぁん～

連合に加盟している産業別労働組合の一つ、「ものづくり産業労働組合　JAM」の有志が
サポートしているウクライナからの避難民の方に現在の状況を伺いました。

Q１．今までの経緯を教えてください。

キーウでは高校に通っていました。ロシア侵攻後、キーウで家族とともに地下シェ
ルターで避難しながら生活していましたが、危険な状況が続いていたので日本にい
た兄を頼って避難してきました。両親をキーウに残して来ました。今は日本語学校
に通い、日本語の習得を目指しています。

Q２．ロシア侵攻が続く中、避難生活の状況について教えて下さい。

生まれ、育ち、勉強し、友達を作り、ただただ楽しい思いをしてきた母国から避難
することは、とても大変でした。今でも信じることができないでいます。数千キロ
も離れた外国に旅立つのは悲しく、今も時々苦痛を感じています。

Q３．日本を避難生活場所として選んだ理由と祖国を離れる決断をした時の想いをお
聞かせ下さい。

日本は、魅力的な長い歴史を持つ、偉大で美しい国だと思います。私の兄は、日本
に住んで5年以上になります。だから、兄から美しい公園や素晴らしい寺院の写真や
ビデオが送られてきた時には、私はいつもそこに行きたいと思い、そのために努力
してきました。子どもの頃から日本に行くのは夢でした。

Q４．日本での生活はいかがですか。

日本での生活は、ウクライナでの生活とは良い意味で根本的に違います。すべてが
革新的でテクノロジーに溢れていると感じます。日本に着いたばかりの時は、その
違いに難しさを感じることもありましたが、日本に住むことを夢見ていたこともあ
り、この生活に慣れていっていると思います。

Q５．支援された方々へのメッセージをお願いします。
家族や友人にとても会いたいです。世界の状況が一刻も早く良くなることを願って

います。