今日は夜久野漆の館というところに行ってきました。

山間の景色の中、電車にゆらゆら揺られること2時間の小旅行。

 

ここは、今から14年程前OL時代に漆の仕事を志したとき、

その世界にどうやって入ったらいいのか模索して初めて漆を習った

ところです。

 

去年、ある小さな公募展でお椀のデザインにもなっている「雲の象」

(くものかたち)という作品で入賞することができ、言葉はなくても

作品を通して伝えたいイメージを人がに伝わることを実感することができました。

 

その会場で、偶然、やくの漆の館のスタッフの方をお会いし、今年個展をさせて

頂けることになりました。今日はその打ち合わせと、現在開催されている

「雛人形と春の器展」の搬入を兼ねて伺ってきました。

漆を初めて教えて頂いたスタッフの方にもお会いでき、1つの旅を終えて

戻ってきたような感覚でした。

 

漆を見た時、これを通して自分は世界と関わっていくんだ・・・

となんの根拠もなく思ったこと

 

その後、足を踏み入れた漆の世界でも、「漆で食べてはいけないからね」

と言われて「それって世の中に漆は必要ないってことなんだろうか・・・」

と漆をしている人が、その価値を疑ってしまっていたり・・・

 

漆は高価でもったいないからハレの日だけの特別なものとだけと

思われるけれど、毎日の生活の中で漆の器を使って、毎日の食卓で

ハレの日気分を味わって、心を喜ばせてあげてもいいのにと思ったり

 

なんたって、漆は使えば使うほど美しく姿をかえていくものですから。

沢山使ってあげないと、もったいない・・・というのは、作り手側の

貧乏性なんだろうかとか・・・

 

ともかく、「椀モア・スマイル」のプロジェクトが

これからの未来へ漆を繋いでいくための、自分なりの解決へのアプローチ

になると思っています。

 

 

 

 

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