フィリピンプロジェクト成功!!!
こんにちは!
改めて、、国際教養大学一年の井原祥太です!
今回は、支援してくださった皆様にフィリピンプロジェクト終了のご報告をさせていただきます!!
8月6日からたった10日間という短い渡航期間ではありましたが、皆様の支援のおかげで無事にプロジェクト成功を収めることができました。私自身、初めてのフィリピン渡航ということもあり、プロジェクトがスケジュール通りに成功するか少々不安でした。実際、日本から郵送した、お祭りで使う材料が予定通りに現地に届いていなかったり、稀にみる大雨で村に架かっている橋が落ちたりと予想外のハプニングに見舞われました。それによって、スケジュールを大幅に変更しなければならず、思い通りに物事は運びませんでした。でも、チームの皆と毎日ミーティングを行い、臨機応変にプロジェクトを進めることができました。以下、San JoseとPaaralangPantaoでの活動をご報告したいと思います!
San Joseでは、日本から持ってきた食べ物で現地の子どもたちと一緒におにぎりと白玉を作りました。その後、村の方々にそれらを振る舞い、皆と美味しい日本の味を楽しみました。最初は、普段見慣れない日本の食べ物に戸惑い、積極的に食べてくれる人はほとんどいませんでした。しかし、実際におにぎりと白玉を食べてみると、村の方々はとても満足そうな、幸せそうな顔をしてこちらを見てくれました。みるみるうちにおにぎりと白玉は無くなり、私たちを含めた、皆の笑顔で会場は埋め尽くされました。また、翌日には日本のお祭りを開催しました。子どもたちは射的を楽しんだり、日本のお菓子を食べるのに夢中になっていました。あっという間に会場は人でいっぱいになり、彼らの楽しそうな笑い声が村中に響き渡りました。お祭りの最後には、皆でダンスを踊りました。日本人、フィリピン人など関係なく、同じ人として楽しい時間、幸せを共有することができました。このひと時は、私たちだけでなく、フィリピンの方々にもかけがえのない思い出として、彼らの記憶に残ったと自信を持って言えます。
PaaralangPantaoでは、子どもたちと一緒にランプシェードを作りました。まず、日本から持ってきた秋田杉のシートを渡して彼らに自由に絵を描いてもらったのですが、皆の真剣な表情がとても印象的でした。完成後明かりを灯すと、子どもたちは珍しそうに見つめていました。また、オリジナルの人形劇をタガログ語で披露することもしました。物語は「自分の軸をしっかり持ってほしい」という皆の思いをもとにメンバーの1人が創作し、人形も皆で一つ一つ思いを込めて手作りしました。本番は、私たちの拙いタガログ語にもかかわらず、子どもたちが物語に夢中になってくれて嬉しかったです。私たちはこれからずっと子どもたちの成長を見守ることはできないけれど、この物語の主人公のように、自分の軸を大切に生きていってほしいと強く感じました。
これらの活動ができたのは、皆様が支援してくださったおかげです。本当にありがとうございました。
皆さまからご支援頂いた資金301000円は、全額フィリピンで行うイベントに使う道具の購入費、フィリピンでの交通費に使用させて頂きました。
今後、支援してくださった皆様に、お礼という形でリターンを送らせて頂きます。現時点では、10月下旬に、郵送での配送を予定しています。ひとつひとつ、皆様への感謝の気持ちを込めてリターンを作らせて頂きます。
Readyforでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、メンバー一同、来年、再来年と、このプロジェクトは続け、これからもフィリピンの方々に幸せを届けたいという思いで活動していきます。幸せは目には見えませんが、それは人を笑顔にし、人と人のつながりをとても強いものにします。私たちV-ACTは、そう信じてこのプロジェクトに関わっていきます。今後とも、応援よろしくお願いいたします。
V-ACT
井原 祥太