日本最北に暮らすアルパカへ、暑さをしのぐ快適な日よけを！

剣淵町も初夏のような暖かさが続いています。

アルパカ達の毛もすっかり伸び、今がMAXでもふもふな状態！

暑さに弱いアルパカにとって、毛を刈りとってあげる事は必須です。

ビバアルパカ牧場では、1頭につき2年に1度、6月の第1土曜日と第2日曜日に、皆さんの前で毛刈りを行っています。

 

牧場で初めて毛刈りを行ったのは2010年6月。

隣町・士別市のしずお農場さんのご協力で毛刈りをしました。

ちょうどこの時、釧路動物園でもアルパカ導入の予定があり、スタッフの方が研修にいらしていました。

アルパカは臆病な動物なので、羊のようにクルっとひっくり返せばおとなしい･･･という事はありません。倒して抑えるのですが、なんせ初めての経験。上手く倒すコツもわからず、奮闘する姿はまるで「女子プロレス」のよう(-_-;)

その様子はコチラでご覧ください！

 

2011年は、ナント！アルパカの故郷ペルーから毛刈り職人、エットール・ガラスコさんが来てくれました。この時にペルー式の毛刈り方法を学び、安全に刈れるよう保定具も作成していただきました。

クッキーさん、アートパカに変身!!お腹にVIVAの文字を入れてもらいました。

ルパイさんのフォルクローレステージもあり、牧場はまるでペルーみたい♪

その様子はコチラでどうぞ！

 

2012年から2014年までは、士別市の「羊と雲の丘」のスタッフさんにお願いし毛刈りをしてもらいました。年に何十頭もの羊を刈るスタッフさん。さすがに手早くてキレイ☆　スゴ技はコチラで！

この時、スタッフさんから言われたんです。

「本間さん、そろそろ自分で刈ってみませんか？」

 

そうして2015年、決心しました！

5月中に羊と雲の丘さんで、バリカンの使い方や刃の進め方を教えていただき、バリカンも購入。いざ毛刈り!!!

保険をかけて、羊のスタッフさんにも来てもらった運命の日。

結果はボロボロでした💦　ブログでご紹介していますが、アルパカ達の無残な姿に平謝りしかできませんでした。刈り残しのような毛は、実はバリカンの刃に問題があったようで、後日販売元さんに交換してもらいました。

（ちょっとだけホッとしたぁ～　笑)　

 

2016年、いよいよ牧場スタッフのみで毛刈りを行う事に。

悪夢再び･･･　全く刃の進まないバリカンに一苦労。お客様からの励ましの言葉に、ありがたいやら、申し訳ないやら･･･自分の不甲斐なさに悔しくもなり、涙が込み上げてきたことを、今でも思い出します。

 

2017年、もうお客様を待たせてはいけない！っと、再度羊と雲の丘のスタッフさんに見守ってもらいました。中田くんもバリカンの使い方などを伝授してもらい、見事な刈りっぷりでした。（動画）

 

2018年、「アルパカ・ラマ専用」のバリカンの下刃を購入し、試してみる事に。羊用と違い、互い違いに高さをつけた刃先で、皮膚を傷つけにくく、適度に刈り残った毛が皮膚を日焼けから守ってくれる---との事。

 

本番前に試し刈り！

実はそれをNHKさんが生中継してくれたんです。スゴくないですか?

リハーサルをし、中継本番までBefore＆After半々状態のパンチくん。

ウケる～！ちゃんとその後はキレイに刈りましたよ、ご安心を。

 

さて、イベント本番！今年はどうでしょう？

今回は、ナンともスムーズに刃が動くじゃありませんか!!!

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毎年毛刈りイベントに来ていただいている常連さんからも『いやぁ～今年は早かったね～。上手いもんだったよ!』とお褒めの言葉をいただき感謝でいっぱい！っと、同時に、2年前の悪夢がまた頭をよぎりましたが…(笑)

 

今年は7頭の毛刈り対象アルパカがいます。

6月1日（土）・6月9日(日）両日とも13時～です。

どうか温かい目で見守ってくださいネ。