【コラム】第2回 憧れの家族像？

このクラウドファンディングの活動メンバーのAKIRAです。

この間、居酒屋で知り合いと飲んでいて面白い話をしたのでそれについて書いてみようと思います。

今回のテーマは、「クレヨンしんちゃんやサザエさんが憧れる家族像ではない」です。

皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。『クレヨンしんちゃん』や『サザエさん』。これらのアニメに出てくる家族は、いつも笑顔で、どこか懐かしい「昭和の家族」という感じがしますよね。僕も子どもの頃、テレビで見ていました。

いつも家族がそろって食事をして、隣近所とも気軽に付き合って、笑いながらテレビで見るような光景が描かれています。僕の周りに家族そろってご飯を食べるなんて言う話をあまり聞かなくなりました。現状の生活では、両親共働きで家族そろってご飯なんて、令和の現代ではなかなか難しいのではないでしょうか。昨今の物価高で生活資金を貯めるのに精一杯です。

では、あの頃、テレビで見た景色が素晴らしい家族なのか？

それとも、共働きで子供と関わる機会が減っていることが悪いのか？

昔は家族そろっていたが、最近では共働きで子育ても分担する家庭が増えたり、昔と比べて価値観が多様化したりして、「何が正解か」が分からなくなってきている側面があります。

今回でいうと、共働きでお金を稼ぐごとが正解なのか。それとも、多少の収入を減らしてても家族の時間を作ることが正解なのかは人それぞれですよね。

僕は、家族像に正解なんてないと思っています。大切なのは、目の前の人と一生懸命向き合うことではないでしょうか。それは家族でも、社会的養護を巣立った人でも同じだと思います。

僕には、子どもも家庭もありませんが、このコラムを通じて、少しでも虐待が減るにはどうすればいいか、あなたと一緒に考えていければ嬉しいです 。

では、またの機会にお会いしましょう。