
支援総額
目標金額 9,000,000円
- 支援者
- 468人
- 募集終了日
- 2025年11月26日
「ただ、ここにいていいんだ」若者の"安全基地"を訪ねて - 若者おうえん基金 助成先「れもんハウス」
こんにちは
なおとです。
皆様からの温かいご支援によって運営されている「若者おうえん基金」。その支援がどのような形で若者たちの力になっているかをお伝えするため、6月5日、助成先の一つである一般社団法人青草の原の「れもんハウス」に、事務局長の池本さんとアンバサダーの山本昌子さんと共に訪問してきました。
「あなたでアルこと、ともにイルこと」をテーマに、対象者を限らず多様な人が集まるれもんハウス。そこには様々な背景がある子どもや若者も出入りしています。そこは、優しさと深い哲学に満ちた空間でした。

「イルひと」が紡ぐ、"仕事"ではない温かな時間
れもんハウスの扉を開くと、誰かの家に招かれたような、ほっとする空気が流れています。この場所を開いているのは、「イルひと」と呼ばれるユニークな役割のメンバーです。驚くべきは、「イルひと」は仕事としてではなく、自由にそれぞれの得意なことややり方で、この場所を開いているという点です。れもんハウスにくる人たちも登録なども不要で、場にくること自体に利用料もありません。それは、「支援する・される」という関係性ではなく、対等に「共に場を作る」感覚を大切にしたいという想いの表れでした。だからこそ、ここには人としての自然な繋がりが生まれるのです。
「とりあえず、うちに来なよ」が形になった『れもん留学』
れもんハウスの活動の柱の一つが、若者も宿泊できる『れもん留学』です。
「親と喧嘩した時、行く先が一時保護所か、家で我慢するかの二択しかないのは辛い。そんな時、『とりあえずうちに来なよ』と言える選択肢を作りたかった。」
れもんハウスを運営する青草の原の代表理事の藤田琴子さんはそう語ります。「ホストメンバー」が一緒に泊まり、夜間は二人きりにならないようにするなど、安全への配慮もされています。ここは、困った時に駆け込める、「実家」のような場所なのです。
また、新宿区と連携した『子どもショートステイ』では、親の入院や出張、育児疲れなどで預かりが必要な子どもを受け入れています。『親子ショートステイ』も受けており、育児に疲れた親が、子どもと泊まっている間に、れもんハウスで出会う人とのおしゃべりを通じて、日頃の思いを吐き出し、少しだけ肩の荷を下ろす。そんな、親自身の心のケアの場にもなっていました。
かけがえのない「安全基地」
家庭での不和や学校でのいじめなど、様々な困難の中で孤立感を深めてきた若者にとって、れもんハウスはどのような意味を持つのでしょうか。
誰かに否定されることなく、ただ「イル」ことを受け入れられる。当たり前に誰かと食卓を囲み、何気ないおしゃべりをする。そんな、「温かい時間」を、彼らはここで取り戻していきます。ここは、傷ついた心が回復していくための、かけがえのない「安全基地」なのです。
"支援者の葛藤"を見つめる「振り返り」の文化
人と深く関わるからこそ生まれる「モヤモヤ」や感情の揺れもあります。れもんハウスでは、その葛藤も大切にします。ショートステイの後には、「振り返りの対話」の会を設け、関わる人自身の感情や経験に目を向ける時間を持っています。この真摯な姿勢が、活動の質を支え、困難な状況にある若者に寄り添い続ける力の源泉なのだと感じました。
皆様の支援が、この"温かさ"を支えています
今回、若者おうえん基金からの助成が、れもんハウスの活動にとっていかに重要であったかを、改めて伺うことができました。
「多くの助成制度では、リスク管理の観点から宿泊費や、私たちの活動に欠かせないコーディネーターの人件費が認められにくいのです。若者おうえん基金がそこを支えてくれたからこそ、『れもん留学』のような踏み込んだ支援が実現できました」
さらに、担当者が強調していたのは、基金の「評価のあり方」でした。
「多くの助成金は、利用人数などの『量』で成果を求めます。でも、若者おうえん基金の申請書や報告書は、私たちの葛藤も含めて、『思っていることをそのまま書いていいんだ』と感じられるものでした。数字では測れない活動の『質』を信じてくれることが本当にありがたかったです」
皆様からのご支援は、単にお金としてだけでなく、れもんハウスが理念を曲げることなく、一人ひとりの心に寄り添う活動を続けるための、大きな推進力となっていました。
最後に
社会の制度の隙間で、声なきSOSを発している若者たちがいます。れもんハウスは、そんな彼らに「あなたは一人じゃない」と伝え続ける、希望の灯台のような場所でした。
この温かく、そして力強い活動を支えてくださった支援者の皆様に、心より感謝申し上げます。皆様の想いが、若者たちの「安全基地」となり、明日を生きる力になっています。
これからも、社会的養護の下で育った若者たちの現状と、彼らを支える草の根の活動に、どうか関心を寄せ続けていただけますと幸いです。
リターン
3,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援3千円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
10,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援1万円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 173
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
3,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援3千円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
10,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援1万円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 173
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月

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