"空を見上げてin亘理 2018" 開催報告
みなさん、こんにちは!グリーンベルト事務局三浦です。
私たちの空から未来を描く。宮城県亘理町を“被災地”から“熱気球の町”へ。という熱気球フェスティバル開催の想いに共感し、支援してくださった皆様、告知などのご協力をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで、今年も亘理町で熱気球フェスティバルを開催することができました。その二日間、たくさんの笑顔が生まれました。そしてこのクラウドファンディングを通じて、改めてたくさんの方に応援していただけていることを感じ、スタッフ一同、励みになりました。
【熱気球フェスティバル 2日間の様子】
台風が近づき、本当にできるのか?!と心配もありましたが、雨対策もしながら準備を進めていました。
まずは1日目9/29の熱気球講座とバルーンイリュージョン。
講座では、バーナー点火を体験させてもらいました。その音と炎の迫力にびっくりしてしまうお子様もいましたが、希望者は貴重な体験を楽しみました。
バルーンイリュージョンは通常では雨が降ると難しいそうです。ですが、熱気球のプロの皆様の計らいで!!2基はバーナーのみを点け、1基はバルーンをつけてのイリュージョンショーを行ってくださいました。亘理の夜空に光り輝くバルーンやバーナーの光がとっても幻想的でした。顔と手足がのぞくASIMOバルーンはかわいらしく空に浮かびました。これには子どもも大人も大喜び!写真を撮ったり、うっとりと眺めたりする参加者の皆さんでした。
2日目の9/30は、いよいよ搭乗体験と熱気球教室。
この日の早朝は、まだ雨が降っていなかったため、ギリギリまで熱気球をあげられるかどうか…というところでした。そのため、まずは準備と開会式を外で行いました。開会式では亘理町の山田周伸町長よりご挨拶をいただきました。
雨がだんだんと強くなり、搭乗体験は体育館での熱気球教室に変更となりました。
熱気球のはじまりについて等のお話を聞いてから、皆の興味が高まったところでミニ気球をあげる実験。気球が上がるとみんなで見上げて、落ちてくると真っ先に駆け寄る子どもたち。バルーンの中の空気のあたたかさ、実際のバルーンを持った時の重さ…目で見て触れて体感して、たくさんのことを学んでいきます。
次はいよいよ気球を広げ、膨らませてみます。その大きさにびっくり!
体育館いっぱいに広がります。気球を広げると参加者全員が入れるほど!
そしてバルーンのカラフルな色合いがなんとも言えず不思議な空間。
最後は気球に搭乗する疑似体験ができるVRまで!本当に高度500mまで上がった気持ちになりました。どのプログラムもみんな笑顔で体験していました。
その他にも、子どもたちが気球の絵を描くコーナーや保健師さんの健康チェック、わたりんとなんさもかんさも応援隊の楽しい歌とダンス、グリーンベルトの落花生の試食(体育館の外で)…などなど盛りだくさんの内容でした。
【収支報告】
皆様からご支援いただいた資金は、熱気球フェスティバル開催の費用として大切に使わせていただきました。
<収入>
クラウドファンディング支援総額 : 1,751,000円
地元企業・個人からの協賛金、寄付金 : 350,000円
合計 2,101,000円
<支出>
熱気球利用費 : 1,200,000円
会場整備費:28,586円
資料作成費:168,445円
保険加入費:16,464円
事務費:13,696円
諸経費:287,766円
その他雑費(※Readyfor手数料など):321,483円
※Readyfor運営費用の一部となります。
合計 2,036,440円
(残金は今後、リターンや会員・協力者への報告書の送料とさせていただきます)
【リターンについて】
今回、ご支援くださった方へのリターンは只今準備中です。
11月中にはすべて発送する予定ですので、もう少々お待ちください。
報告書としてのニュースレターは、様子が伝わるよう写真を多く掲載します。
子どもたちの絵は、1日目に上がったバルーンや2日目の熱気球教室で見て、さらに想像をふくらませながら描いたステキなものに仕上がっています。どんな形で届くかはお楽しみです♪また、野菜はサツマイモなど採れたてのものが届きます。木のオーナーの証明証、プレートなども準備中です。
これからも熱気球フェスティバル、海岸林再生、小学校での総合学習、高齢者のコミュニティづくりなどに、より一層力を入れ、地域の人たちにとってかけがえのない"ふるさと”を守り・育む一助となればと思います。
今後とも応援していただけると幸いです。