現役高校生の挑戦!日本とフィリピンをつなぐフェアトレードがしたい!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は8月20日(火)午後11:00までです。

支援総額

11,000

目標金額 170,000円

6%
支援者
3人
残り
53日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は8月20日(火)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

▼自己紹介 

東京都私立高校3年 河内花怜(特定非営利活動法人LOOB JAPAN)

 

 

はじめまして!東京都私立高校3年の河内花怜と申します。 

 

私は中学1年生の頃からSDGsに興味を持ち、東南アジアやアフリカの貧困問題に焦点を当てて様々な活動に取り組んできました。そして活動を進めていく中で、"寄付や募金だけでは持続可能な支援ができない"という風に感じるようになりました。

 

寄付や募金は一時的で、貧困地域に長期的な支援を続けることは難しく不安定なものです。もし貧困地域に住む人々が外部から送られてくる寄付や募金に依存してしまったら、その支援がストップしてしまった場合、彼ら自身が自立して生活することができなくなってしまいます。

 

寄付や募金ではなく、貧困地域の人々が、「自ら働いて十分な収入を得る」ことで最終的には支援から自立できるように支援したい、このように考えるようになりました。

 

しかし、貧困地域の生産者にはその労働に対して適正な対価が支払われない現状があります。東南アジアやアフリカで生産されたものが安価なのはそのためです。それをやめて労働者に適正な価格を支払おう、というのがフェアトレードです。私は今回フェアトレードを推進するため、LOOBのフェアトレード商品のうちの一つであるジュースパック製品の生産現場を支援したいと思っております。

 

 

▼LOOBとの出会い

 

 

特定非営利活動法人LOOB JAPAN(NPO法人LOOB JAPAN)との出会いは、東京・渋谷区にある代々木公園で開催された「アースデイ東京」というイベントで、友人とLOOBの出展ブースを訪れた時でした。カラフルなLOOBのジュースパック製品に目が留まり、通学バックに着けるためのキーホルダーを購入しました。それを機にLOOBの活動に興味を持つようになり、高校1年生の4月にLOOBのプログラムに参加しました。

 

LOOB(Love Our Own Brethren)は、2001年にフィリピンで創設された非政府組織(NGO)です。フィリピン・イロイロ市で草の根の青少年育成とコミュニティ開発を実施し、日本からも多くのボランティアや研修生が参加しています。立ち上げ当初は日本では任意団体として活動していましたが、2014年に、日本でも特定非営利活動法人LOOB JAPANとして登記されました。

“一方的な支援ではなく、現地の人と共に学び成長すること”をモットーに、日本とフィリピンの次世代を担う青少年の育成と、貧困問題・環境問題等の社会課題解決に向けた活動を行っています。   

 

 

▼プロジェクトについて

 

 

私が今回LOOBと共同で立ち上げたのが、【ジュースパック製品の存続プロジェクト】です。私がLOOBを知るきっかけにもなったジュースパック製品が存続の危機にさらされています。ジュースパック製品の生産者は、高齢化などの理由で一人にまで減ってしまいました。

さらに生産者であるリタさんの家が2024年3月に発生した火事で全焼し、現在生産能力が著しく低下してしまった状態になっています。ジュースパック製品の最後の生産者である彼女がつくれなくなってしまうと、ジュースパック製品自体がなくなってしまうことになります。

 

「こんなすてきなジュースパック製品を絶対になくしたくない!」

 

本プロジェクトを通して生産者のリタさんが、新たにプレ生産者をトレーニングすることで、これからもジュースパック製品を作り続けられる生産者を増やしたいと考えております。しかしそのためには、新たな生産者をトレーニングするためのミシンなどの機械や道具、および施設費や光熱費など、ジュースパック製品の事業拡大にかかる費用が不足しております。

 

 

▼プロジェクト立ち上げの背景

 

 

フィリピン・イロイロ郊外カラフナンにあるごみ処理場のすぐ隣に住むインフォーマルセクターの家庭を訪れて、母親にお話を伺った時に、彼女は言いました。

 

“大学まで教育を受けていないとまともな職業に就けず、生活に十分な収入が得られない。だから子どもを学校に通わせることができず、親と同じように職業に就けない負のサイクルが続いている。”

 

LOOBのフェアトレード商品の生産によって職の機会と十分な収入を得て、貧困のサイクルから抜け出せるよう手助けがしたい。教育を受けられなかった人にも仕事と希望を。そして十分な収入を。このような思いがプロジェクト立ち上げの背景にはあります。これを可能にするのがLOOBのフェアトレード商品です。

 

 

▼なぜフィリピンなのか

 

 

 

小学生の頃、家族旅行でフィリピンのセブ島を訪れたときのことです。道端で遊んでいた子どもが私と母に気づいた瞬間に物乞いをしてきたことに大きな衝撃を受けました。世界有数のリゾート地としても有名なセブ島でも、観光地とは裏腹に見え隠れした貧困問題。これが私が貧困問題を意識し始めたきっかけにもなりました。

 

2023年8月、高校二年生の時にLOOB JAPANの一員として、フィリピンのイロイロ市でLOOBの活動に参加しました。安心して飲むことのできない水、衛生環境の悪さ、貧困問題、限られた教育機会、ごみ問題、環境汚染による被害など、様々な問題に直面しました。数年前に訪れたセブ島とは全く異なる環境で、観光地では見ることのできないフィリピンの貧困の現状をこの目で見て、貧困問題の深刻さを実感しました。

 

フィリピンの貧困問題を解決に向け、自分にもなにかできることはないか。

 

そこでフィリピンで活動するLOOBとの【ジュースパック製品存続プロジェクト】が誕生しました。

 

 

 

▼LOOBのジュースパック製品について

 

こちらがLOOBのジュースパック製品の生産過程になります。

 

LOOBのジュースパック製品は、イロイロ市カラフナン村に位置するごみ処理場より、廃棄されたジュースパックを回収したアップサイクル製品です。

生産者への生計支援だけではなく、ごみを減らすことによる土壌汚染/河川汚染などの環境問題についてもアプローチしています。

 

もっとたくさんの人にジュースパック製品について知ってもらい、フェアトレードの認知度を高めるとともに、たくさんの人に製品を買ってもらうことで、現地の生産者を支援したい。

 

ジュースパック製品を残すために。ジュースパック製品を通して生産者が自立して貧困から脱するために。そして、ジュースパック製品を通してより多くの人がフェアトレードについて知り、社会問題を身近に思えるような未来のために。

 

何卒みなさまのご支援宜しくお願いいたします!!

 

 

▼運営する上で目的は3つ

 

 

1.ジュースパック製品を残すため。

2.ジュースパック製品を通して生産者の自立を支援するため。

3.ジュースパック製品を通してフェアトレードの認知度を高めるため。

 

 

1.ジュースパック製品を残すため。

リタさんがMenro Oton(オトン天然資源管理局)の女性たち(プレ生産者)にトレーニングを行い、技術を引き継ぐ。

 

2.ジュースパック製品を通して生産者の自立を支援するため。

Menro Otonの女性たちのエンパワーメント・雇用促進に繫げる。

 

3.ジュースパック製品を通してフェアトレードの認知度を高めるため。

今回のクラファンを通して、LOOBのフェアトレード商品をお届けし、知ってもらう。

 

 

▼トレーニング詳細

 

 

・場所:OTON MENRO*の施設

・トレーナー:リタさん

・対象: OTON MENROがサポートする女性たち約10名

・ 内容:フェアトレード商品の縫製・品質チェックのトレーニング

 

*OTON MENROとは、OTON町のMunicipal Environment and Natural Resources Office(オトン町役場 環境天然資源局)。貧困層の女性たちを対象に職業訓練などをサポートしています。LOOBでは2024年春に新しくジュースパック生産をOTON MENROとパートナーシップを結ぶ予定です。

 

 

▼ゴール設定

 

2つの段階に分けてゴールを設定し、費用を集めたいと考えております。

 

1st:ミシン2台分の費用 170,000円(ミシン2台、Ready for 手数料等)

2st:トレーニング*費用 60,000円(リタさんとスタッフ人件費、生産者10名の交通費、ランチ提供費用、トレーニングセンター使用料、Ready for 手数料等)

 

*現地へのミシン提供は6月~7月頃、トレーニングは10月または11月に実施予定です。

 

LOOB JAPANからオトン町役場 環境天然資源局に寄贈を行うこと、および名称掲載の許諾を頂いております。

なお、手数料等は集まった資金から差し引かせていただきます。

 

 

▼一度きりにならない支援!高校生の自分にもできること

 

 

このプロジェクトによってLOOBのジュースパック事業の拡大に成功すれば、現地の貧困に苦しむ人たちを救う第一歩になるだけでなく、日本でもジュースパック製品を通してフェアトレードや環境問題に興味を持ってくれる人を増やせるのではないかと考えています。

 

フェアトレードの取り組みは、貧困問題の持続可能なアプローチ方法の一つです。フィリピン・イロイロ市カラフナン村の貧困削減に向け、みなさんのご協力をお願いいたします!

プロジェクト実行責任者:
特定非営利活動法人LOOB JAPAN
プロジェクト実施完了日:
2024年11月10日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

・1stゴールは【170,000円】とし、現地で提供するミシン2台分140,000円及びReady for 手数料の寄付を2か月間にわたり募集いたします。 6月~7月にかけ寄付先とのミシン寄贈の契約があるため、寄贈時にはLOOB側でミシン費用を立て替え、クラウドファンディングによる集金が振り込まれた場合にLOOBが費用を受け取ります。 ・1stゴールを達成した場合、2ndゴールとして【60,000円】に挑戦し、生産者トレーニング費用54,000円、Ready for手数料等を寄付募集いたします。現地での1日トレーニングを実施、ジュースパック製品生産者のスキル向上を図ります。実施は10月~11月を予定です。 ・リターン品の発送時期:2024年12月末までにお届け予定。

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プロフィール

都内私立高校に通う高校3年生。魅力いっぱい東南アジアが大好き! 家族旅行でフィリピンのセブ島を訪れた中学1年生から貧困への問題意識を持ち、特定非営利活動法人LOOB JAPANの活動に参加中です!!

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