無事展覧会が終了しました。
秋も深まり、朝夕はめっきり冷え込むようになりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日、ご支援いただいたプロジェクトの展覧会「Which Mirror Do You Want to Lick?/デザインにおける虚構と現実の狭間」が無事終了いたしました。このような情勢の中も、累計2600人以上の方にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
思い返せば、本クラウドファンディング実施した7月以降は、日々感染者が増え続ける極めて厳しい状況で「このままではオンライン開催やむなし」という話も一時挙がっておりました。しかし幸い展覧会が近づくにつれて状況が好転し、無事大きな制限なく展覧会を開催することができました。
本展は、展示されている作品だけを見て楽しむ、いわゆる一般的な美術・デザイン展とは異なります。「元となっている虚構のデザインやプロジェクトをどのように翻訳したのか」という構造を理解することで初めて展示を楽しむことができる、少し複雑な、平たく言えばわかりずらい展覧会でした。
正直私自身も、当初は「本当に楽しんでもらえるだろうか」と不安でいっぱいでした。もちろんすべての方にご理解いただくのは難しかったかもしれませんが、熱心に解説文を読みながら展示を回ってくださった方々からは「すごくおもしろかったよ」と嬉しいご感想をたくさんいただきとてもありがたかったです。
わざわざ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。そしてご来場が難しかった皆様にも展示を楽しんでいただけるよう、オンライン報告会、アーカイブの作成も進めております。楽しみにお待ちください。ご支援へのリターン品に関しても、今月中に発送させていただきます。
最後になりますが、みなさまのご支援がなければ、こうした取り組み、展覧会開催も不可能でした。改めて、この度は本プロジェクトへのご支援、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。この経験を糧に、学生一同前を向いて進んでゆきたいと思います。
「Which Mirror Do You Want to Lick?/デザインにおける虚構と現実の狭間」運営学生一同