インラインホッケー日本代表 世界選手権への挑戦！！

インラインホッケー日本代表

6年越しに男女で世界選手権へ挑戦！！

 

　2年前の2022年11月、アルゼンチンで行われたWorld Skate Games 2022に向けてクラウドファンディングを始めました。そしてご支援頂いた皆様のご協力のおかげでこのプロジェクトは無事達成し、世界選手権へ挑んだ男子日本代表メンバーは全身全霊をかけ、世界の強豪国を相手に死闘を繰り広げました。

 

＜前回プロジェクト＞

インラインホッケー男子日本代表 世界への挑戦！!

ご支援ご協力、誠にありがとうございました。はじめてご覧になる方は、こちらの前回プロジェクトも一読していただけると嬉しいです。

 

 

　当時は新型コロナウイルスの影響もあり男子のみの出場となりましたが、昨年中国で行われたアジア大会へは男女で出場。そして今年は9月にイタリアで行われる世界選手権へ男女ともに出場することになりました！！

 

 

 

一歩ずつ、少しずつでも前進するために...

 

　委員会としては新たな挑戦として、2023年の1月から代表候補選手を招集し、約10ヶ月の準備期間を経てアジア大会へ、さらに9月に行われる世界選手権へ向けて、選手の練習時間を少しでも確保できるようにするなど、約2年をかけてより良い環境づくりを目指し準備してまいりました。

潤沢とは言えない資金の中で、選手にとって最適な環境と、最良の状況での渡航をサポートしていきたい。という一心で、日々活動を続けています。

しかし前回プロジェクトでもお伝えしたように、現状は″日本代表″でありながら、自費で渡航し大会に参加しております。そのため選手たちは各々会社に勤め、働きながら練習時間を確保しトレーニングをしています。

 

そんな選手の負担を少しでも軽減できればと...

そしてこのプロジェクトを通じて一人でも多くの方にインラインホッケーというスポーツを知ってもらい、さらにインラインホッケーの魅力をお伝えできればと思い、再びこのクラウドファンディングの挑戦を決意いたしました。

 

 

 

日本のインラインホッケーの現状
それでも世界を相手に戦えることを実感

 

　インラインホッケーはローラースポーツの一種で、海外では一定の人気があります。当委員会（ワールドスケートジャパン）はローラースポーツの普及を目的とした活動を行っています。しかし日本においてインラインホッケーは、競技人口も設備環境も減少傾向にあるのが現状です。

 

そのような中でも男子は2001年にはアジアチームとして初めて世界選手権へ出場し、初出場ながら堂々の5位入賞。翌年も同じく５位入賞という成績を残しました。派遣が滞ってしまった年もありましたが、2018年には世界選手権9位となりました。

女子は2017年のアジア大会において初出場ながら優勝を果たし、翌年2018年の世界選手権では8位入賞と好成績を収めました。

 

＊2017年アジアローラースポーツ選手権大会女子優勝

 

　しかしそれ以降は新型コロナウイルスの影響で大会が中止、また渡航を見送ることを余儀なくされた年もありました。

それから6年、男女ともに日本のインライン界にも活気が戻りはじめ、選手たちがまた世界へ挑戦できると、前向きに取り組める環境が整ってきました。

 

男子は2022年世界選手権で14位、女子は昨年のアジア大会では準優勝という悔しい結果を糧にし、いつか近い将来″Team JAPAN″が世界に名を連ねられるよう、挑戦を続けていきたいと思います。

 

 

 

マイナースポーツという現実的な壁

 

　どうしたらインラインホッケーという競技を浸透できるのか...

長年この課題と向き合ってきました。その第一歩としてこのプロジェクトをスタートし、競技普及のためにSNSやメディアでの発信も行っています。

また、年々活動の枠が広がり、国内大会の実施や選考にかかる活動、また代表選手の練習環境も数年前とは大きく形が変わってきました。

しかし海外遠征にかかる費用は委員会で賄うことはまだ難しく、渡航費は選手負担になってしまいます。

 

本大会にかかる費用は渡航費、宿泊費、ユニフォーム作成費等々、選手30名分を合わせると約17,000,000円の見積りとなっています。

さらに国内練習にかかる費用も決して安くはありません。

 

金銭的な問題は選手にとって大きな負担でもあり、特に学生や若手選手にとっては代表辞退を余儀なくされることもあります。若手からベテラン選手問わず、少しでも負担を軽減し競技に集中して取り組めるよう、本プロジェクトでは9月にイタリアで行われる世界選手権に係る渡航費の選手負担費用をご支援いただきたいと思っております。

 

皆様のご支援は選手の直接的な負担の軽減だけでなく、モチベーションにも繋がります。

そして皆様の声援は、国境を越えて選手のパワーとなります。

″Team JAPAN″一丸となり、一緒に戦って頂けないでしょうか。

 

 

 

ローラースポーツの祭典「World Skate Games ITALIA 2024」

 

　本大会では、インラインホッケー以外にスケートボード競技なども同時に開催され、全21競技 約100種目以上のコンペティションがイタリアの各地で行われます。

 

＜World Roller Games ITALIA 2024＞

・日程：女子 9/2～9/10　男子9/15～24

・場所：イタリア ロッカラーゾ（インラインホッケー）

・参加メンバー：男子14名 女子16名 スタッフ5名（計35名）

 

 

 

インラインホッケーを盛り上げたい！！
その思いはきっと、いつか日本中に広がる

 

 

～2024年日本代表選手より～

 

　今回の世界選手権に向けて、インラインホッケー委員会の皆さまにはこれまで以上の準備期間を設けていただきました。このように競技発展のために委員会が行ってくださっている活動や、多大なるサポートのおかげで私たち選手の今があります。

また、私たちがインラインホッケーという競技に打ち込めるのは家族や会社のサポートをはじめ、スポンサーの方々や皆さまのご支援ご協力があるからです。

 

　世界の壁はとても高く、勝つことは決して簡単なことではありませんが、私たちのなすべきことは結果を残すこと。それが恩返しであり、インラインホッケーの認知度を高めることや競技発展への最大の近道だと思っています。

そのために、私たち自身も限られた時間の中で切磋琢磨し、監督・コーチのご指導のもと日々トレーニングに励んでいます。

 

絶対に勝つ。勝ちに行く。勝ちにこだわるんだ。その一心で練習に打ち込み、覚悟をもって大会に臨みます。

そして挑戦し続けることに意味があると、そう信じて全員で戦い続けます！

 

このクラウドファンディングを通じて一人でも多くの方にインラインホッケーを知ってもらい、魅力を伝えていきたいです。

金銭的な支援は私たち選手にとってとても大きなサポートとなり、力となります。

 

一つでも多く白星を挙げられるよう、全身全霊をかけて戦ってまいります！

どうか、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

＊当委員会は2020年に連盟本部が「日本ローラースポーツ連盟」から、「ワールドスケートジャパン」に改名されたことにより「ワールドスケートジャパン　インラインホッケー委員会」に名称が変更されました。口座情報は旧名称のまま引き継いでいるため、本プロジェクトの資金は「日本ローラースポーツ連盟RIHC」が受け取り窓口となります。

 

＊プロジェクトページに使用している画像は、World Skate Asiaより掲載許諾取得済みです。