特発性大腿骨頭壊死症になった患者さんの内訳をみると、ステロイド(飲み薬や注射)を使用したことがある人が約6割と、多いことがわかります。

 そうはいっても、ステロイド治療を受けている患者さんは日本中に数十万人いるのに発症するのは年間約2,000人なので、必ずしも、ステロイド治療=大腿骨頭壊死というわけではありません。

 

 どれくらいのリスクがあるのか。飲み薬や注射、投薬量、病気の種類、発症するまでの時間、再発などについて、本書では詳しく解説しています。

 

 どんな人がステロイド治療で特発性大腿骨頭壊死症になるのか?残念ながら、このことについては酵素の活性を調べるなど研究がすすめられているところです。まだ解明されていないことが多く、現時点では誰もがかかるかもしれない、としか言いようがありません。

 

 今日も、日本のどこかで、誰かが「特発性大腿骨頭壊死症」と診断されている。その時にこの本が整形外科の待合室にあったなら、患者さんはどれだけ落ち着いて今後に臨めることか。

 なんとしても、このプロジェクトを成功させたいと、使命感を持って取り組んでいます。

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