このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。
救急隊・救助隊がすぐに来れない地域で命を守る!
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支援総額

395,000

目標金額 3,100,000円

支援者
23人
募集終了日
2024年6月20日

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2024年06月04日 20:28

野外救急講習の具体的な説明を!

支援者の皆様、ご支援ありがとうございます。

今回は講習の内容をご紹介します。(FRTDの事務所で試験的に行われた講習の様子です。)

クラウドファンディングを立ち上げると同時に様々な講演や被災地対応のご相談、地元の方々と業者さんのコミュニケーションの相談などをいただき、すっかりクラウドファンディングの新規活動報告を掲載することができませんでした。

興味を持って、見て頂いていた皆さん申し訳ありません。

この1ヶ月で多くの事が進展し、こちらに戻ってくる事ができました!

クラウドファンディングはあまり進展していませんが・・・

 

本日から、3日ごと新着情報をアップしていきたいと思います!

宣言することでしっかりと自分にプレッシャーをかけたいと思います。

 

それでは本題に戻りまして、野外救急の講習ですが、「野外」というすぐに救急車や救助隊が来ない世界で本当に助けを求めている人がいるのでしょうか?

答えは「驚くほどたくさんいます。」ニュースにはならないかもしれませんが、昨年まで消防職員だった私ははっきりと言えます。公務員の守秘義務で退職後も具体的なお話はできませんが、全国で考えますと多くの方が救助を求めています。

 

転倒して足を骨折した子供が意識なし!

私がプライベートで山に登っていた時に山小屋に怪我人の無線が入り、たまたま近くだったので私が駆けつけた時の例をご紹介します。

(この話は、実際にあった話です。その時に付き添っていたガイドさんを責めるような内容に受け取ることもできます。関係者の方々には、誰かを責めるわけではなく、事実を伝えて野外救急の必要性を広めたいという旨を説明して、ネット上でお話をする了承を得ました。犯人探しのような検索はしないようにお願いします。)

 

小学生高学年のお子さんが山登りをしていました。親御さんと複数の登山者と一緒に行動していました。

お子さんはぬかるみで滑り、岩と岩の間に足を挟むような形で転倒しました。

その結果、足が固定された状態で体が倒れたので脛の辺りを骨折してしまったのです。

30分近くかかりましたが、私が駆けつけた時、親御さんが背中を支え、ガイドの方が両手でしっかりと出血している部分を押さえていました。圧迫止血です。

「大丈夫ですか!」と尋ねると

「意識がなくなったんです。」という答えが返ってきました。

子供の顔を見た時、私の経験上、命の危機に瀕していることは明らかでした。

子供に近づくと足元から「ベチャッ」と音がしました。血液です。

すぐに子供を横にし、出血のある足を持ち上げ、怪我の状況を確認しました。骨が少し飛び出ている開放骨折でした。

折れた骨が太い血管を損傷させ、皮膚を突き破って、出血していたのです。

この内容を見て、悲惨な現場だと思われると思いますが、実はちょっとした知識で救えた命なのです。

 

ちょっとした知識で救えた命!

このような怪我の場合、出血は心臓より高い位置に出血部位を持っていくと大きな出血でも止まりやすくなります。

首の動脈(総頸動脈)のような部分からの出血は難しいかもしれませんが、四肢、手足からの出血は止まりやすくなります。さらに圧迫止血を行えば、効果的です。

このお子さんは、近くに人がいたことから、すぐに挟まりを開放し、足からの大出血を確認した段階で横に寝かし、足を持ち上げ、心臓より高い位置に保ち、圧迫止血をすることで命を失わずに済んだと思われます。

 

このような「事実」を書くと酷い人間だと言われることもありますが、このような事が起きているのが事実です。このようなすぐに救急車や救助隊がくる事ができない場所では、その場にいる方々の知識や技術が命を救う事になるのです。

 

あまりに深刻な話になってしまいましたが、ポジティブに考えますと、野外救急の講習が普及し、山岳ガイドの皆さんをはじめ、自然の中で楽しむ方々が野外救急の知識を身につければ、この実例のような現場でも「足の骨折」だけで無事に帰宅できるのです。

また、この知識は日常生活でも災害時でも、多くの場所で人を助ける事ができると思われます。

 

野外救急座学!

野外救急の講習では、骨格模型や内蔵模型なども使い、人間が怪我をした場合にどのように命に影響してくるのかを学びます。

研修が進んでいくと、今まで「なんとなく重い怪我かも?」と思っていた部分が、重い怪我と判断する理由が見えてくるようになります。

重い怪我の理由がわかるということは、軽い怪我と判断することもできるようになるわけです。

 

野外で倒れている人を見つけたらどうする!

屋外で倒れている人を見つけたら、どのように声掛けをしたらいいのか?移動が必要な場合、どのように移動したらいいのか?基本的なことから実技を通して学んでいきます。

奥に骨格模型がありますが、骨に負荷をかけないように移動する理由も模型を使いながら詳しく解説されます。

 

手足の骨折も適切に対応することでその後の人生に大きな影響が!

適切な知識があれば、その場にあるものでも、骨折を適切に安定化させる事ができる。

 

足の骨折を固定した様子です。正しい知識のもとに適切に固定することで神経損傷などを防ぎ、予後(怪我が治ってからの生活に与える影響)がとても良くなります。

やはり、その後の人生が足をうまく動かせない日々が続いてしまうので、良好に回復するのでは、命に関わる問題ではないかもしれませんが、本人の人生に大きな影響を与える事だと思います。

このように

「骨折は固定したほうがいいよね・・・」

「出血のある怪我は圧迫止血だよね・・・」

という概ね正しい応急手当ての知識を

「怪我の具合を見て、最善の応急手当ての方法を判断し、予後が可能な限り悪くならないよいうに対処する。」

という対応ができるようにするわけです。

講習では、座学だけではなく、実際に体験を通して学んでいくので想像以上に理解が深まります。

 

次回は具体的な怪我の処置などをどのように学んでスキルアップしていくかについてご説明したいと思います。

リターン

5,000+システム利用料


alt

感謝の気持ちを込めたお手紙と活動報告書

・サンクスレター
・活動報告書

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

10,000+システム利用料


alt

研究会特製グッズ&記念プレートへお名前掲載権

・サンクスレター
・本プロジェクト活動報告書
・研究会のネーム入り記念品&クリアファイル
・訓練場に設置する記念プレートへお名前

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

5,000+システム利用料


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感謝の気持ちを込めたお手紙と活動報告書

・サンクスレター
・活動報告書

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

10,000+システム利用料


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研究会特製グッズ&記念プレートへお名前掲載権

・サンクスレター
・本プロジェクト活動報告書
・研究会のネーム入り記念品&クリアファイル
・訓練場に設置する記念プレートへお名前

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月
1 ~ 1/ 10

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