山葡萄でロゼ？

　「山葡萄で何ができる？」

　ワインを試作していただくにあたって、アントシアニン豊富な山葡萄

だから、「山葡萄＝赤ワイン」の筈だった。

　そこからロゼワインに至るには訳がある。

日本人に赤ワインの渋みは、一般的には好まれないのではないか？
そこに、「ロゼを造ってみては！」の提案をいただいて「え？」と思った

のだが、国内メーカーの山葡萄のロゼを探してみた。そこで出会ったのが、

岡山県蒜山（ひるぜん）のロゼでした。　普通に美味しい！
　そこで、無理を願ったのが、福島県猪苗代町のワイン工房あいづの

ホンダワイナリーさんでした。
除梗破砕機を通ってしまったので、フリーランでも、かなり濃い！
「本当にロゼにしてしまうの？」などとも、オーナーから確認されながら

白系の葡萄と合わせて、ロゼにしていただく。

　14年で1705回目の仕込みだという。
当然、誰も飲んだことのないワインになるね！「吉と出るか・・？」