皆さま新着情報をご覧いただきまして, ありがとうございます。

 

2月14日から本日15日までの2日間は, 獣医師国家試験です。

受験生が今まで積み重ねてきた努力を, 存分に発揮できることを願うばかりです。

 

さて, 新着情報では,  共同獣医学部の研究室についてご紹介いたします。

山口大学共同獣医学部では3年生の冬頃から研究室に配属し, 6年生で完成させる卒業論文作成のための研究を行います。研究室の先生や先輩から直接指導を受け, 共にゼミや実験を通して専門分野について学びます。 

 

第1回は, 獣医解剖学研究室についてご紹介いたします。

担当は, 木曾康郎 教授です。

 

獣医解剖学はマクロからミクロへ,マウスからクジラまで,さらにはほ乳類から魚類まで膨大な広がりを持つ分野です。獣医解剖学はそれらの生物の構造の違いを知って,機能の違いを理解し,生物が環境に適応しようと進化した様式を探ろうという学問です。また,後に習う病理学や外科学の基礎となる分野で,正常を知って,異常を理解し,治療につなげる重要な基礎科目です。

 

さらに当研究室では, 発生学についても研究を行っています。発生学は、動物の体がどのような仕組みで精密に組み立てられていくかについて研究する学問です。

同じ種の中でもイヌのようにグレートデンからチワワなど、多様なサイズを持つ種も存在しますがどのようなメカニズムで体のサイズは決定されているのでしょうか?

本研究室では, 特に動物のサイズ制御機構の分子メカニズム解明と応用を目指して研究を行っています。

 

研究において「興味本位」は大事なことです。「知的好奇心」が駆り立てられないテーマは所詮やる気が失せてしまいます。出来ないのではなく, 面白くないからやらなくなるのです。旺盛な好奇心があることで, 物事を面白いと感じることができます。

私の興味は子供を母体内で長期にわたって育てる生殖様式のメリットを知りたかったことです。この明確な解答は依然として生物学的命題として残ったままです。

 

解剖学研究室は,今流行のバイオミメティックスを例に挙げるまでもなく,「興味の宝庫」です。学生には, ''私の興味本位の話を聞きたければ,いつでもおいで。

そして,皆さんの知的好奇心を駆り立てるものを見つけては。''と伝えています。

まずは「やってみなはれ」。