やさしさ集まる料理店

 

▼自己紹介

 

老老介護問題に対して向き合い、介護者の負担を減らしたい！そのために、寛容空間が拡がる社会を構築する！

 

初めてまして！兵庫県尼崎市にて理学療法士をしている野瀬裕介と申します。私は4年前に臨床現場で認知症の患者を初めて担当し、衝撃が残りました。認知症患者の家族様が日々の介護によって積み重なった体の負担をが徐々に大きくなり、最終的にうつ病になられました。認知症の怖さは本人だけに起こるものではなく、周りに与える影響が大きいことを理学療法士として見てきました。2025年には認知症患者が約700万人に増えると予測されています。(出典：認知症ねっと)　おそらく、老老介護問題も増えるでしょう。そのため私は現場で体感した老老介護問題解決に取り組むことを決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

認知症のネガティブなイメージを変え、人間らしく社会に溶け込める環境を創りたい。

 

認知症の方の継続的な介護による家族への負担や不安は大きいです。家族への不安や負担が大きくなるのは先行きの見えない介護が引き起こしているのではないかと考えます。

 

老老介護の負担を少なくするためには認知症の進行を予防だけでなく、もう一度人間らしく輝く姿を家族に見せて、認知症を受け入れられる関係性を作ることが大切と思っています。

 

では、認知症になるリスクは何か？

 

私は外出機会の減少が原因ではないかと考えてます。そのため、外出機会を提供することが大切ではないかと思っています。

ある研究では外出機会が「週3回以上」の方は「認知症自立度」は悪化せず、1年前のスコアを維持している(出典：ユニ・チャーム )と報告されています。

 

実際に現場でも、認知症を介護する方からこんな声が聞かれます。

「仕事を辞めてからボケが進んだ。」

「定年退職してから身体が弱った」

そうです。上記の研究結果と関連性があるのです。

 

そのため、私は常にこう考えてました。

【外出機会を増やす場として、高齢者を持続的に雇用する会社を作りたい。】

そう思いつつも、なかなか進展がありませんでした。そんなある日、テレビをつけて何気なく目に入ったのが、料理店で働く認知症の方の姿でした。このイベントを見て、【これだ！自分もやりたい！】と思いました。寛容空間が作ればどんな高齢者でも働ける可能性があると感動しました。その後、プロジェクトチームと意見を交え、持続的に寛容空間を生み出し、認知症の方を雇用可能なビジネスモデル創出に向けてゴールを設定しました。その第一歩目として、プロジェクト開催を決定し、理論だけでなく、とにかく実践しどうすればビジネスモデル創出に繋げられるか検討していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

みんながやさしくなる料理店

 

 

日時:3/24(日曜日)11:30～14:45

場所:兵庫県尼崎市昭和通り2-6-68

資金の使い道

飲食代

レストランスタッフ人件費

チラシ印刷代

リターン作成費

リターン送付料

ポスター作成費

看板作成費

送迎ドライバー人件費

ホールスタッフ謝礼金

などに使用を検討しています。

 

プロジェクト内容 

 

ホールスタッフとして働く認知症の方が料理の注文を間違えても、お客様が間違えを受け入れ、楽しむ寛容空間を作れば料理店として、成立する。

 

 

認知症の方が料理店のホールスタッフとして働きます。最初に、テーブルで待つお客様に注文を聞き取ります。次に、聞き取った内容はプロの料理人が待つ厨房まで行き、注文を伝えます。最後に、完成した料理をお客様のもとまで運び一連の流れは終わりです。

しかし、認知症の方は数分前の記憶が難しいので、注文したものが実際に届くかどうかは分かりません。時々、間違ったものが届く可能性があります。しかし、お客様が間違えることを受け入れ、楽しむ寛容空間が作れば料理店として、成立し認知症の方も安心して仕事が出来る空間に変わることが出来ると思います！

 

 

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2019年3月24日、レストランマキでやさしさ集まる料理店を開催したことをもって、プロジェクトを終了とする。 
天災等やむを得ない事情により予定していた日にイベントが開催できなかった場合は延期する。（ 延期日：未定。3月中には決定する）

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▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

今後もみんながやさしくなる料理店は継続的に行います。そして、老老介護で悩む家族様や認知症にネガティブなイメージを持つ方に対し、一人でも多く発信し、認知症の方でも社会へ参加できることを伝えます。2019年はイベントの併用と共に事業計画を立案し、2020年に老老介護の負担を減らす社会の実現に向けて活動いたします！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼リターンについて

 

リターンは招待券、コースター、オリジナルノートを準備しています。テーマはみんながやさしくなるをイメージし、作成いたしました。