桜を守るクラウドファンディングのご報告
令和5年12月1日から令和6年2月29日まで実施しておりました「靖國の桜を守るクラウドファンディング」へ御支援を賜り厚く御礼申し上げます。
桜を守るクラウドファンディング終了から約1年が経過し、年間の保全管理の取り組みが一巡しました。桜の管理作業のご紹介をもって本プロジェクトの終了報告とさせていただきます。
殺菌剤の散布
樹木の病害となる菌の付着を防ぐため、殺菌剤を散布します。

△「標本木」に散布する様子。
土壌改良
硬くなった土壌の表面を掘り起こし空気を通すとともに、丈夫な根を育てるために肥料を入れるなど重要な作業です。

寒肥作業
冬の間、主に休眠している樹木に肥料を与えます。
春に元気な新芽を出させるための栄養補給と同時に、土壌の活性化を図る作業です。


剪定
樹木は古木になるにつれて水の吸い上げが悪くなります。
そうすると、枝の先まで水分が行き届かなくなり、高い位置にある枝から枯れてしまうため、枯れ枝を見極めて剪定します。

桜の世代交代には長期にわたる管理が必要です。今後とも「国難に殉じられた英霊を想い、平和の祈りが込められた特別な桜を次世代に繋ぐ」という使命感を持って、今後も維持・保全に努めてまいります。
この度は、日頃よりご支援をいただいている皆様をはじめ、新たに多くの皆様とのご縁が出来ましたことに改めて感謝申し上げます。今後とも末永くご縁をお結びくださいますと幸いです。
靖國神社崇敬奉賛会事務局


















