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台風被害から復興へ。水没して使えなくなった農地を復活させたい

台風被害から復興へ。水没して使えなくなった農地を復活させたい

支援総額

299,000

目標金額 1,000,000円

29%
支援者
17人
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30日
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目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は3月19日(木)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

台風で被災した畑を、再び健康な野菜づくりができる場所へ

 

ページをご覧いただきましてありがとうございます。「チームSKY」発起人の清水町子と申します。

 

私は、7年前から長野県中野市で「信州百匠隊事業協同組合」の代表理事として、無農薬野菜の生産・加工・販売はもちろん、多くが有機野菜農家である組合員への商品化アドバイスやオーガニック商品のプロデュースを手掛けてきました。

 

また、2013年頃から、信州百匠隊事業協同組合の組合員研修会で微生物関連の学習をしてきました。獣医学博士で学生たちに食品衛生学を講義している堀坂知子氏による学習会を開催したり、東京農工大学名誉教授の鈴木創三氏をはじめ土壌微生物学・土壌生化学の先達が著した資料の読書会を重ねるなど、基本的な座学を積み重ねてきました。

 

そして、実証的に微生物活性液(酵素抽出液)による野菜栽培も行ってきました。組合員の中には独自に研究を重ね、常在微生物を捕まえて活性液を抽出し、ボカシ肥料として特別栽培または有機JAS栽培を続けている農場もあります。長野市中条、小川村で無農薬栽培を継続している「まごころふれあい農園」では独自の酵素抽出液「天空青汁」を使い、安心安全な野菜を産出しています。

 

2016年には、中国黒竜江省の国営農場に招かれ、無農薬栽培のための特殊肥料づくり、土壌改良指導を行いました。光合成細菌の培養研究、えひめAIなど乳酸菌・酵母・枯草菌利用の活性液培養、組合員のつくる酵素発酵堆肥を活用した実験圃場を小布施町・中野市などで展開しています。

 

2019年10月に発生した台風19号で千曲川の堤防が決壊し、私たちの住む地域を含む、長野県東北部は甚大な浸水被害を受けました。特に長野市では、堤防決壊現場から近い長沼地区・豊野地区など2m以上水没した住宅や果樹園が広がり、いまだ押し寄せた土砂の撤去や解体も終えていません。復興はこれからが正念場です。

 

被災当時の千曲市

 

被害地区を走る国道が「アップルライン」と呼ばれるほどリンゴ果樹園が多かった場所では、収穫前のリンゴが地を赤く染めるほど落下しています。また、果樹園だけではなく、農地もひどい状況で、膨大な汚泥の流入により、いまだに畑として使用できない状態です。

 

そして、今後の復興には、病原性細菌の増殖を防ぎつつ、固く粘土様塊となった泥土の状態を変えていかなければなりません。慣行農業を行う生産者の中からも「泥土は果たして使えないものか」、「昔は洪水で水がついても撤去しないで耕作したものではないか」という意見が出ています。

 

今回の水害では下水道処理場の汚泥も溢れ、有害物質が混入している可能性があります。水没した果樹園での成果物(リンゴなど)には毒素を持つカビが発生し、長野市保健所などの指導により出荷停止となっています。カビは土壌にも影響しています。水没した長芋についても有毒カビが発生する危険性があるので、長野県より出荷の自粛が要請されています。

 

こうした動向を踏まえ、JAながのでは農業ボラン ティアを募集し、昨年末までにのべ6,000名が泥土の搬出を行いました。しかし、被災面積の広さと堆積した土砂量から、農地内の撤去の見通しは未定であり、公的支援の限界を予感するものであります。

 

リンゴの木は先端の枝まで水。堆積した泥土は40cmにも達する。

 

私たちは、「農地内の泥土の撤去は本当に必要なのか」「この汚泥を撤去せずに土を戻せないか」「このまま堆積した汚泥もろとも改良すれば、農地はよみがえるのではないか」ということを考えてきました。

 

今まで培ってきた土壌改良の方法はたくさんあります。樹木や草木の酵素と常在微生物の力を借り、土ごと発酵を進めていけば、汚泥は豊かな土に変わるのではないかと思っています。

 

地球や後世の故郷に残してあげられるものは何かを真剣に考え、これまでのノウハウを子や孫に伝えたいと思う気持ちもありました。起きるはずのなかった災害に、私たちは立ち向かう勇気と「土地は泥を撤去しなくても治る」という希望を伝えたいと思っています。

 

多くの若者たちに「農の遺産」となるものをつくり残し、全国にオーガニックエリアを増やし、健全な野菜を届けたい。孫たちのために、爺さん婆さんは痛む腰をあげ、カタチにしようとしています。そんな願いをこめて今回、クラウドファンディング初チャレンジです。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

水害から80日経過当時の長野市長沼地区

 

 

今畑にある土を良いカタチで活用できないか。

 

私はもともと微生物と微生物がつくる酵素の活躍に興味があり、大学では生物化学を学びました。健康的な野菜をつくるためには、何より土壌が大切です。土壌の微生物の生態系や生化学なしに植物は語れません。そのため農業は、今回の挑戦のために継続してきたようなものではないかとも考えています。

 

千曲市・長野市・小布施町・中野市・飯山市など被災農地の把握は、まだ完全にはされていません。大きな被災で、2m以上水没したと見られる農地は、千曲川堤防決壊現場近くの堤防内・堤防外、長沼地区と豊野地区です。堤防を越えて浸水した地域、また、水門を閉めざるをえず、2次的に用水が溢れた地域の農地で浸水した場所は多くあります。

 

この状況に対して、汚染泥土を運び出し、新たな土を入れ直そうという案も地域ではあがっていますが、ダンプカー(2t)1台で6,000円程度の処理費とされます。その他に運搬経費、保管場所の整地、保管方法などによる管理費用など住宅地では計上されつつありますが、農地内についてはまだ想定されていないようです。

 

また、「保管場所では山積された土が悪臭を放つことになりはしないか」「汚染された水が流れるのではないか」「そこに消毒や殺虫剤を大量に噴射することになると自然環境破壊となるのではないか」など、課題は山積しています。

 

長靴がずぶずぶと埋まって抜けない沼の様な土となり、農地内の泥土は雨が降ると入って行けない状態になります。晴れれば乾いてひび割れ、砂漠の砂地のようになります。およそ農作物が育つ環境ではありません。 

 

一面泥土に覆われた畑。

 

微生物の生態系には不思議なものがあります。分散していればそこで循環の生態系が生じて共生していくのですが、集積して酸素や水その他の要因により環境が悪くなればどんどん負の方向に転じてしまいます。土中の微生物の多くは日和見菌だと言われます。

 

生育環境が良ければ有用菌が増え、悪ければ悪玉(病原性菌など)が増えるというのです。土が悪くなるというのは、土中の微生物群がそのバランスを崩し、病原性バクテリアやフザリウムなどのカビ菌が増えてしまう状態のことを言います。

 

粘土のような固い塊に酸素と水(還元力を持った水齢の高い水)を供給し、分子の空隙をつくることで団粒構造を復活できます。そして、次に微生物生態系を健全にするため、粉炭や酵素液、分解能力の高い常在菌(乳酸菌・枯草菌・酵母など)を投入し、すべて自然にあるものを使って表土から深層へ微生物の循環を整えていくことにしました。

 

泥土だけではなく、ゴミも溜まったままになっています。

 

 

また、野菜づくりができる農地にし、被災した農家さんに希望を

 

今回の挑戦では、2020年9月15日までに、2019年の台風19号での千曲川決壊により被災した農地で、常在する菌群が生成する樹木野草の酵素を用いて、土壌改良を行います。泥土は撤去せず、そのまま泥土ごと発酵させ、土の団粒構造を増やす試みをします。

 

■具体的な内容
 

◆実施内容

・事前分析調査(重金属類などを含めた分析検査)
・腐朽菌を活用する(キノコ使用済み培地などの投入)
・耕作、攪拌(かくはん)
・常在有用細菌(乳酸菌・枯草菌・酵母・麹菌・光合成細菌等)の培養

・酵素液の抽出および混合発酵
・ボカシ肥・特殊肥料(酵素発酵堆肥など植物性肥料)の散布施肥
・耕作後、クローバーなど緑肥植物(カバープラント)の種まき
・緑肥活用

・ノザワナなどアブラナ科の野菜の種を播く
・分析調査(事前との比較対照を行う)

・収穫

 

◆実施場所

・長野県長野市屋島2964
・長野県長野市長沼鶴ケ岡耕作地長野市長沼鶴ケ岡耕作地(国有地のため無番地)

 

被災した畑を、再び生き生きした野菜の作れる土地へ

 

 

孫たちに豊かな農地を残したい。

 

これまで母や娘に健全でおいしい野菜をつくってあげたいとの一心で、安心安全な農作物をつくってきました。水害で多くの畑が水没し疲弊した農地を見て、これから土を治すために何をしたら良いか、私たちに高齢者だからできることは何かを、長年の経験と知恵を頼りに考えました。

 

困り物の土をフカフカで豊かな恵みの土に変えて、裸足で歩けるようにできたら楽しいと思いませんか。よみがえった大地に緑色のおいしい野菜がそよぐ中、孫たちと笑い合うことができたら、それほど嬉しいことはありません。しかし、これは私たちだけで実現できることではありません。どうか一緒に爺婆の願いをかなえてください。

 

また、農業経験がなく、土のことを知らない消費者にも、おいしい無農薬野菜がとれたことや、土のやさしさ、食と農の現場を楽しさんを知ってほしい。だからあえて、都会で暮らす皆様にもこの挑戦が届くようなクラウドファンディングを活用し、この機会にご参加いただき、一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。

 

土地改良を完了した後の展開としては、酸性雨や氾濫で傷んだ日本中の土を治せるようになることを目指しています。そのための第一歩でもあると思っています。災害の跡地をそのまま豊かな大地に取り戻すことが私たちの願いです。皆様のご支援のほど、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

プロジェクトメンバーのご紹介

 

■Y:山川伊一郎
1933年生(86歳)、長野市在住
上水内郡信濃町出身、JAで活躍。30年前から粉炭、キノコ栽培培地、酵素利用などの研究開発に着手。これまで生ゴミ処理機、酵素利用の土壌改良剤などを手がけた。NPO法人ファーマーズマーケット、有機栄養農園協会代表理事 。SKYプロジェクト株式会社 代表取締役。
 


■K:春日俊秀
1951年生(68歳)、千曲市在住。長野県建設工業新聞社(現新建新聞社)取締役の後、新建綜合企画(株)代表取締役。有料老人ホーム・介護施設「たのしや」グループ代表取締役を経て現在は会長代行職。長野市で活発化するサキベジ推進グループ「オフラインサロン」、サキベジ健康住宅研究会事務局長など、NGO活動を支援するオピニオン・リーダーでもある。SKYプロジェクト株式会社 取締役。

 

■S:清水町子
1953年生(66歳)、長野市で寝起きし小布施町の圃場と堆肥製造場へ通う。小布施町では無農薬野菜の直売場や残り物野菜料理のカフェをアンテナショップ的に行う。認定農業者。東京農工大学応用生物学科卒業後、建設業・容器包装再生品事業者など経営。フリーランスライターとして各分野の取材執筆を続けている(長野市民新聞「マッチの農業人」コラム執筆中)。

 

現在はオーガニック栽培を行う他、食と農に関するオーガニック案件をプロデュースする。保護猫8匹、犬3匹、ヤギ1匹(清水秋子という名のアラフォー雌)のおかあさん。信州百匠隊事業協同組合代表理事。 SKYプロジェクト株式会社 取締役。

 


本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

1953年生(66歳)、長野市在住。認定農業者。東京農工大学応用生物学科(農芸化学科)卒業後、建設業・容器包装再生品事業者など経営。フリーランスライターとして各分野の取材執筆を続けている。現在は自らオーガニック栽培を行う他、食と農に関するオーガニック案件をプロデュースする。 信州百匠隊事業協同組合代表理事 SKYプロジェクト株式会社 取締役

リターン

3,000

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お気持ちコース

・感謝を込めてお礼のメール
・土壌改良方法&野菜料理のレシピ
・無農薬の雑穀、豆類(信州黒大豆など)1袋ずつ

※画像はイメージです。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年5月
このリターンを購入する

10,000

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【食べて応援!】旬の無農薬野菜セット(おまかせ8品前後)

・感謝を込めてお礼のメール
・土壌改良方法のレシピ&野菜料理のレシピ
・旬の選りすぐりの無農薬野菜(おまかせ8品前後)

※お野菜はとなります。
※4月以降ご用意でき次第発送します。
※画像はイメージです。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年4月
このリターンを購入する

10,000

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【長野県小布施町】収穫祭(BBQ)にご招待

・感謝を込めてお礼のメール
・土壌改良方法のレシピ&野菜料理のレシピ
・収穫祭での食べ放題に1名様をご招待します。

8月には幻の黒姫高原産トウモロコシが食べられます。
お一人はもちろん、ご支援者様のご家族も参加可能です。

【日程】以下いずれかの日程からお選びください。
5月16日(土)11時~
6月20日(土)11時~
7月18日(土)11時~
8月15日(土)11時~
9月19日(土)11時~
【場所】長野県小布施町
【内容】収穫体験イベント(BBQでの食べ放題付き。)

※現地までの交通費は実費となります。
※なお近隣宿泊施設をご利用される方は別途ご自身でご予約を取っていただきます。(別途実費)
※都合によりイベント内容変更の可能性があります。
※詳細はクラウドファンディング終了後メールにてご案内いたします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年5月
このリターンを購入する

10,000

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清水町子・チームSKYを全力応援コース

・感謝を込めてお礼のメール
・チームSKY公式HPにお名前掲載

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年7月
このリターンを購入する

30,000

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【食べて応援!】旬の無農薬野菜セット(おまかせ12品前後)

・感謝を込めてお礼のメール
・土壌改良方法のレシピ&野菜料理のレシピ
・旬の選りすぐりの無農薬野菜(おまかせ12品前後)
*農産加工品もお入れします。お楽しみに。

※4月以降ご用意でき次第順次送ります。
※画像はイメージです。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年4月
このリターンを購入する

30,000

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【長野県山ノ内町角間温泉】宿泊研修参加にご招待

・感謝を込めてお礼のメール
・土壌改良方法のレシピ&野菜料理のレシピ
・宿泊研修参加にご招待

お一人はもちろん、ご支援者様のご家族も参加可能です。

【日程】2020年6月14日(日) or 9月13日(日)
*上記日程のいずれかにご参加ください。
【場所】長野県山ノ内町角間温泉、小布施町圃場
【内容】樹木野草酵素づくり・消臭剤づくりなどの研修会。企業様のOJT研修会に最適です。
【主催】チームSKY

※詳細は後日ご連絡いたします。
※現地までの交通費は実費となります。
※尚近隣宿泊施設をご利用される方は別途ご自身でご予約を取っていただきます。(別途実費)
※都合によりイベント内容変更の可能性があります。
※詳細はクラウドファンディング終了後メールにてご案内いたします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年6月
このリターンを購入する

30,000

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清水町子・チームSKYを全力応援コース

・感謝を込めてお礼のメール
・チームSKY公式HPにお名前掲載

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年7月
このリターンを購入する

50,000

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野菜や果樹の収穫体験へご招待します。

・感謝を込めてお礼のメール
・土壌改良方法のレシピ&野菜料理のレシピ
・野菜や果樹の収穫体験へご招待します。

※小学生以上3名様まで(乳幼児は何名でもOKです)
※時期は7月…桃かプルーン、8月…高原のトウモロコシもぎ取り、10月…ブドウ・リンゴなど
※現地までの交通費は実費となります。
※尚近隣宿泊施設をご利用される方は別途ご自身でご予約を取っていただきます。(別途実費)
※詳細はクラウドファンディング終了後メールにてご案内いたします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年7月
このリターンを購入する

プロフィール

1953年生(66歳)、長野市在住。認定農業者。東京農工大学応用生物学科(農芸化学科)卒業後、建設業・容器包装再生品事業者など経営。フリーランスライターとして各分野の取材執筆を続けている。現在は自らオーガニック栽培を行う他、食と農に関するオーガニック案件をプロデュースする。 信州百匠隊事業協同組合代表理事 SKYプロジェクト株式会社 取締役

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累計支援者数
12人
継続会員数
3人

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