ゴールという名の通過点

クラウドファンディングも残すところ2日となりました。

先日の皆さま宛のメッセージでも触れましたが、プロジェクト達成とは言っても、「医療従事者にお弁当を届ける権利」を得たに過ぎず、ある意味これからが本番です。つまり、今回のゴールはあくまで「通過点」に過ぎません。そう自分に言い聞かせ、ここ数日も時間の許す限り支援者への訪問を重ねております。

 

 

達成直後の月曜午後にお会いしたのは、東京・高崎の拠点をベースに、デジタルマーケティングの会社を経営されている真田さん。このワイルドな風貌とは裏腹に、繊細かつ緻密な頭脳とハートの持ち主で、私も本業では大変お世話になっている方です。どうしてもご挨拶まわりが前橋に偏ってしまう中、この日は高崎のオフィスを訪問して記念撮影。飲食店のネットワークが乏しい私に、お弁当の供給元になりうる地元の飲食店経営者様を早速ご紹介いただきました。さすが仕事が早い！真田さん、お忙しい中ありがとうございました。

 

 

続いて昨日AMは赤城山。向かったのはランドマークの一つになっている「とんとん広場」です。A&V企画代表の林さんとは、前橋めぶくフェスの実行委員を通じて交流を深め、その後も「Hütte Hayashi」のブランドプロデュースをお手伝いさせていただいたり、家族で「ざわざわ森」でのキャンプを楽しむなど、公私ともにどっぷりお世話になっております。林さんへの個人的な感謝の気持ちと、私のような移住者の視点で、赤城山の魅力を再発見・発信できたらとの想いから、2018年には「AKAGI PIG-OUT CAMP」を企画し試験的に開催。ご好評につき、2019年にはスケールを拡大し、林実行委員長の元、新たな組織を編成。前橋市にバックアップを受け、大規模なイベントへと進化を遂げました。新型コロナウィルスの影響で度重なる延期を余儀なくされておりますが、今年は5/29-30の開催を視野に、着々と準備を進めております。緊急事態宣言や医療体制、地元の方々の声を踏まえながら開催の可否を慎重に見極め、5/11頃のチケット販売開始を予定しております。楽しみにしていただいている皆さまには、しばしお待ちいただければと思います。

 

https://www.akagi-pigout.com/

 

 

赤城山から市街地に戻る道中で立ち寄ったのは「後閑養鶏園」の後閑さん。PIG-OUT CAMPがご縁で親交を深めました。プロジェクトが成立したことを知らず前の晩にお電話があり、「例のプロジェクト、手渡しでよければ寄付したいんだけど」との有難いお言葉。数年前には、前述の林さん率いる「まえばし農学舎」のプログラムで、こちらの養鶏場で行われた自然体験イベントに家族で参加しました。実はプリンが苦手だったうちの娘たちが、鶏さんたちと戯れた後に、自分たちの手で作ったデザートを食べてプリン好きになったという美談もあります。（笑）道中でそんなエピソードを思いだし、改めて私や家族はこの土地に育ててもらっているのだと感慨に浸った次第です。

 

残すところあと二日。

引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます！

https://readyfor.jp/projects/yuigunma