プロジェクト本文
おかげさまで最初の目標金額を達成することができたので、デジタルでの出版が可能となりました!
応援していただいたみなさんに、心から御礼申し上げます。
現在、印刷費にあてるためのセカンドゴール(計170万円)を目指しています。本として形にしたいと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!
●目次
・ごあいさつ
・プロジェクトの意義と目的
・写真集の内容
・クラウドファンディングについて
・あなたのお名前を写真集に掲載!
・完成報告オンラインライブにご招待!
・リターンに関しての補足
・最後に
▼ごあいさつ
私は1989年からアメリカでモータースポーツの取材を始め、インディカー・シリーズと福島県の伝統行事【相馬野馬追】をメインに撮影しているフォトグラファー/エディターの斉藤和記です。このたび、佐藤琢磨選手が2勝目を達成した【第104回インディ500写真集】を制作するプロジェクトをスタートしました!
私はフォトグラファーとして撮影を続けながら、1998年のインディカー日本初開催を機にUS-RACINGという専門誌も編集・出版してきました。近年では自動車レース史上初となる100回目の開催を迎えた2016年の第100回インディ500と、2017年に佐藤琢磨選手が日本人として初めて制覇した第101回インディ500の写真集を出版しています。
これまで長年にわたってインディカーの様々なレースシーンを撮影してきましたが、フォトグラファーとして歴史的な一戦をしっかりと記録するだけでなく、アーティスティックに表現することも自分の中では極めて重要なテーマであり、限られた時間や目まぐるしく変わるレース展開の中で常に極限の表現を目指してきました。
平均時速が約370キロのインディ500は、そのスピードやレースの流れを的確につかむ上で、長年の経験が必要とされます。佐藤琢磨選手が初優勝を成し遂げた第101回インディ500では、幸運にも過去ベストの写真を撮影することができ、写真集として残すことができたのは至上の喜びでした。その際にご支援していただいたみなさんには、心から感謝しております。
▼プロジェクトの意義と目的
今回、このプロジェクトを立ち上げた目的は、第100回、第101回に続く第104回インディ500の写真集を制作することです。
佐藤琢磨選手が2度目のインディ500チャンピオンに輝き、複数勝利を挙げた史上20人目のドライバーとなった歴史的快挙もさることながら、世界中を襲った新型コロナウイルスのパンデミックという未曾有の危機を主催者がどのように乗り越えて開催に漕ぎつけたのか、その記録も後世に残しておきたいと考えたからでした。
それほど第104回インディ500は長い歴史の中で異例づくめのレースであり、100回以上にわたって毎年5月末に行われてきたものが、8月23日まで順延されて練習走行も短縮。約35万人が集結する世界最大のイベントは、主催者の奮闘も空しく、前代未聞の無観客となってしまいました。
折しも、舞台となるインディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーナーが、戦後74年にわたって所有していたハルマン・ジョージ家からロジャー・ペンスキー氏に変わった最初の年であり、新しい時代の幕開けとなるはずだった最初のレースで様々な困難に襲われたのです。
30年以上にわたってアメリカで取材してきた自分自身にとっても、2020年はパンデミックでレースが軒並みキャンセルとなり、スケジュールが大幅に変更されて取材可能な人数が制限されるなど、かつて経験したことがない厳しい事態に直面しました。
やっと取材許可が出たのはインディ500の3週間前で、すぐに航空券を手配して渡米したもののホテルで2週間の自己隔離が必要とされ、スピードウェイに入ることができたのはレースの3日前。決勝前に撮影できるチャンスはたった1度しかないという状況でした。
約3時間に及ぶレースでは初めてマスクを着用して撮影に臨み、終盤は脱水症状との闘いでもありましたが、みごと佐藤琢磨選手がインディ500の2勝目を達成。それまでの道のりが厳しかったせいか、しばし感情を抑えられませんでした。
ほんとうに大変な取材となりましたが、行って良かったと心から思えるようになり、このような稀有な体験ができたことを記録して残すという点においても、今回の写真集を制作する意義があると思うのです。
▼写真集の内容
使用する写真は今回も私自身が撮影したベストショットが中心となりますが、佐藤琢磨選手が日本人初の予選3位フロントローを獲得した予選の撮影が自己隔離中でできなかったこともあり、長年にわたって現場で一緒に撮影してきたオフィシャル・フォトグラファーの写真も採用したいと考えています。パンデミックをともに乗りきったということで、それぞれが奮闘してきた記録を一冊にするという意味でも、非常に重要な意味を持つのは言うまでもありません。
レース・レポートは今回もベテラン・ジャーナリストのジョン・オレオビクツ氏を起用する予定で、佐藤琢磨選手がいかにしてインディ500の2勝目を達成できたのか、チームの内部スタッフの証言も入れたインサイド・ストーリーはもちろんのこと、困難な状況下でレース開催に邁進したロジャー・ペンスキーを筆頭とするスピードウェイ首脳陣へのインタビューも織り込む予定です。
前回同様文章は日本語と英語を併記し、日本とアメリカも含めた世界中のファンに楽しんでもらえる写真集にしたいと考えています。
▼クラウドファンディングについて
第101回インディ500写真集のクラウドファンディングでは、印刷と製本を支援していただきましたが、昨年はパンデミックにより現地での取材レースが6戦だけになったことや、アメリカと日本を行き来する際に必要とされた計6週間にも及ぶ自己隔離、今年に入っての緊急事態宣言などで十分な経費が集められなかったこともあり、2段階のクラウドファンディングに挑戦したいと思います。
まずは最初のゴールを70万円と設定し、インタビュー取材と原稿、日本語への翻訳、写真集のデザイン、編集、クラウドファンディング手数料(12%+税)などに充てる予定です。もし70万円に到達しなかった場合はみなさんに返金され、残念ながらこのプロジェクトは不成立となってしまいます。
70万円に達した時点で初めて写真集の制作がスタートすることになり、印刷して製本するための次のゴールとして170万円を目指します。すなわち、170万円以上になれば印刷された写真集が完成するのですが、届かなかった場合はPDFなどのデジタル出版となり、応援していただいたみなさんにダウンロードしてご覧いただきます。
なお、最初の設定金額である70万円を上回り、170万円に達しなかった場合は、このインディ500の撮影のために要した費用(アメリカまでの航空券、現地での宿泊代やレンタカー代などの諸経費)にあてさせていただき、さらに余裕がある場合は今シーズンの取材経費として使用させていただきたいと思います。
また、毎年制作しているチャリティカレンダー同様、佐藤琢磨選手が東日本大震災で被災されたみなさんを支援するプロジェクト【With you Japan】に今回も全体の5%前後を寄付させていただく予定です。
▼あなたのお名前を写真集に掲載!
前回制作した第101回インディ500写真集と同様、今回もご支援いただいたみなさんの個人名や企業名を巻末に英字で記載(詳細は各リターンをご覧ください)し、貴重な歴史が詰まった写真集のプロジェクトを支えていただいたお一人として、ぜひお名前を残していただければと思っています。
▼完成報告オンラインライブにご招待!
今回のクラウドファンディングでご支援いただいたみなさん限定の、写真集完成記念お披露目YouTubeライブにご招待します。完成したばかりの写真集をみなさんと見ながら、製作者の思いや裏話などもふくめて、じっくりと解説させていただきます!(6月を予定)
【写真集概要】(予定)
タイトル:第104回インディ500写真集
総ページ数:100ページ前後(デジタルの場合は120ページ前後)
判型:A4横297X210mm 出版社:有限会社アームズ 部数:1000部を予定
この動画はかつて制作した第100回インディ500写真集で、同様の仕様にする予定です。(音楽が流れますのでご注意ください)
▼リターンに関しての補足
・A3サイズポスター・マットパネルの解説動画です。ご希望のポスターはこちらから選んでいただき、写真横の名前(キャプション)をお書き添えの上、お申込みください。
・各写真集バックナンバーの詳細はこちらをご覧ください。
・各ポスター額装の解説動画です。ご希望のポスターはこちらから選んでいただき、写真横の名前(キャプション)をお書き添えの上、お申込みください。
▼最後に
昨年、8月に入って待望のインディ500取材許可が出て急遽渡米、ホテルで2週間の自己隔離生活を終えてやっとスピードウェイに入ったものの、久しぶりに再会した佐藤琢磨選手は当然のことながらマスクを着用しており、もう以前のようには撮影できないんだという現実を改めて認識しました。
さらに衝撃的だったのはレース当日で、毎年35万人もの観客でにぎわっていたスピードウェイのグランドスタンドに人影はなく、無観客でレースがスタートする光景に、世界中のファンもショックを受けたことでしょう。
100年以上続いてきたインディ500の中で、かつてこのような事態に陥ったことは一度もありませんでした。人類はもはやウイルスと共存しなければならない時代に突入し、次の試練に向けて今回の経験を活かせるよう、しっかりと記録しておく必要があると確信しています。
佐藤琢磨選手が2勝目を達成して史上20人目の快挙を成し遂げただけでなく、他にも決して見逃せない特別なドラマが第104回インディ500にはあったのです。次の100年に向けて、ファンや関係者のみなさんが後世に伝えられるような本に仕上げたいと思っています。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!(斉藤和記)
▼プロジェクト終了要項
製作物
A4サイズ横
出版完了予定日
2021年6月30日
著者
斉藤和記
発行部数
1000部
その他
・寄付を受け付けることについて、With you Japan様からの同意の有無:有 今回が3度目となります。
・寄贈完了予定日:2021年12月
・寄贈物:現金
・寄贈数(または金額):クラウドファンディングの5%
プロフィール
1989年にアメリカでモータースポーツの取材を始め、インディカー・シリーズを中心に撮影しているフォトグラファーです。インディカーと並ぶもうひとつのライフワークが、1000年以上続く福島県の伝統行事【相馬野馬追】の撮影で、これまでに培ったインディカーの撮影技術を駆使して撮影。インスタグラム(3110_Photography)やFacebook(3110.Photography.jp)もぜひご覧ください!
リターン
3,500円
完成した第104回インディ500写真集
・完成した写真集(セカンドゴールの170万円に達しなかった場合はデジタル出版となります。印刷が可能になった場合はサインを入れさせていただきます)送料込み
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 109人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
10,000円
プロジェクトの支援者として写真集へのお名前掲載!
・写真集巻末へあなたのお名前を掲載。英語表記で20字以内(ご家族の連名OK)、メッセージなどはお受けできませんので、予めご了承ください。
・完成した写真集(セカンドゴールの170万円に達しなかった場合はデジタル出版となります。印刷が可能になった場合はサインを入れさせていただきます)送料込み
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 67人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
15,000円
A3ポスター額装+写真集にお名前掲載+完成した写真集セット
・本文の【リターンに関しての補足】にある動画をご参照ください。リンク先の一覧から選んでいただいたA3サイズのポスターに斉藤がサインを入れ、湿気などで波打たないようスチレンボードに裏打ち加工し、特製マットを装着して額装します。フレームのサイズは52×42㎝です。(送料込み)
・写真集巻末へお名前掲載します。英語表記のお名前のみ20字以内(ご家族の連名OK)、メッセージなどはお受けできませんので、予めご了承ください)
・完成した写真集(セカンドゴールの170万円に達しなかった場合はデジタル出版となります。印刷が可能になった場合はサインを入れさせていただきます)送料込み
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
20,000円
第101回インディ500優勝記念ポスター額装+写真集にお名前掲載+完成した写真集セット!
・第101回インディ500のゴールシーンのポスターを額装、完成した写真集のセットとなります。フレームサイズ72×52㎝と大きく、迫力があります。本文中の【リターンに関しての補足】に解説動画のリンクがありますので、どうぞご参照ください。
・写真集巻末へお名前掲載します。英語表記のお名前のみ20字以内(ご家族の連名OK)、メッセージなどはお受けできませんので、予めご了承ください)
・完成した写真集(セカンドゴールの170万円に達しなかった場合はデジタル出版となります。印刷が可能になった場合はサインを入れさせていただきます)送料込み
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
20,000円
2013年インディカー初優勝記念ポスター額装+写真集にお名前掲載+完成した写真集セット
・佐藤琢磨選手が初優勝した2013年ロングビーチでトップを走行するシーンのポスターを額装、完成した写真集のセットとなります。フレームサイズ72×52㎝で、フレームサイズ72×52㎝と大きく、迫力があります。本文中の【リターンに関しての補足】に解説動画のリンクがありますので、どうぞご参照ください。
・写真集巻末へお名前掲載します。英語表記のお名前のみ20字以内(ご家族の連名OK)、メッセージなどはお受けできませんので、予めご了承ください)
・完成した写真集(セカンドゴールの170万円に達しなかった場合はデジタル出版となります。印刷が可能になった場合はサインを入れさせていただきます)送料込み
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
50,000円
プロジェクトの個人パートナーとして大文字でお名前掲載+ご希望のポスター額装+完成した写真集4冊+バックナンバーセット
・プロジェクトの個人パートナーとして写真集巻末へお名前を大文字で掲載させていただきます。英字で20字以内(ご家族の連名OK)、メッセージなどはお受けできませんので、予めご了承ください
・ご希望のポスターにサインを入れて額装します。ポスターは以下①~③より1つお選びいただけます。
①第101回インディ500ゴール
②初優勝記念2013ロングビーチ
③本文中【リターンに関しての補足】のリンク先【A3ポスターの一覧】の中にある写真
・完成した写真集4冊(セカンドゴールの170万円に達しなかった場合はデジタル出版となります。印刷が可能になった場合はサインを入れさせていただきます)
・全バックナンバー
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
100,000円
プロジェクトの企業パートナーとして大文字で御社名掲載+ご希望のポスター額装+完成した写真集10冊+バックナンバーセット
・プロジェクトの企業パートナーとして写真集巻末への御社名を大文字で掲載(お名前のみ英字表記で20字以内、メッセージなどはお受けできませんので、予めご了承ください)
・ご希望のポスターにサインを入れて額装します。ポスターは以下①~③より1つお選びいただけます。
①第101回インディ500ゴール
②初優勝記念2013ロングビーチ
③本文中【リターンに関しての補足】のリンク先【A3ポスターの一覧】の中にある写真
・完成した写真集10冊(セカンドゴールの170万円に達しなかった場合はデジタル出版となります。印刷が可能になった場合はサインを入れさせていただきます)
・全バックナンバー
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
3,500円
第104回インディ500優勝記念・2021カレンダー
・佐藤琢磨選手がインディ500の2勝目を達成した第104回大会のベストショットで構成した2021年カレンダーです(斉藤のサイン入りとなります)。海外でも使用できるよう、祝日の表記はありませんので、予めご了承ください。送料込みです!
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
3,500円
第101回インディ500写真集
・佐藤琢磨選手が初めて優勝した2017年の第101回インディ500写真集で、斉藤のサイン入りです(送料込み)
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 27人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
3,000円
写真集バックナンバー
・第100回インディ500写真集、CART 1993-2003喜怒哀楽の199戦(ムック)、Indy Car 2004写真集または Champ Car 2004写真集のいずれか1冊で、斉藤のサイン入りです(送料込み)。それぞれの詳細に関しては本文をご参照ください。
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
4,000円
A3ポスター・マットパネル
・本文の【リターンに関しての補足】にある動画をご参照ください。リンク先の一覧から選んでいただいたA3サイズのポスターに斉藤がサインを入れ、湿気などで波打たないようスチレンボードに裏打ち加工し、特製マットを装着して仕上げます。マット全体の大きさは470×360~380mmです。そのまま飾ってもOKですが、さらにお好きな額に入れて飾ってもお楽しみいただけます。(送料込み)
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
5,000円
【限定版】CART 1993-2003喜怒哀楽の199戦Collector’s Edition
・CART 1993-2003喜怒哀楽の199戦のハードカバー版で、一般には発売していない限定版となります。ファンにとっては欠かせない一冊と言えるでしょう。編集長・斉藤和記のサイン入りです!(送料込み)
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
5,000円
お好きなテーマでオンライン講座(何度でもOK!)
・レースの撮影講座や、取材裏話や雑談などなど、ご希望の内容で1時間ほどのオンライン講座を行います。何度でもOKです!(期限を2021年内とさせていただきます)
・お礼のメール
・完成報告オンラインライブにご招待
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
プロフィール
1989年にアメリカでモータースポーツの取材を始め、インディカー・シリーズを中心に撮影しているフォトグラファーです。インディカーと並ぶもうひとつのライフワークが、1000年以上続く福島県の伝統行事【相馬野馬追】の撮影で、これまでに培ったインディカーの撮影技術を駆使して撮影。インスタグラム(3110_Photography)やFacebook(3110.Photography.jp)もぜひご覧ください!