子供たちに思いっきり美術活動にひたれる空間を提供できました。
「自由な美術活動空間」に御支援くださいました皆様、
また、有形無形に応援くださいました皆様、
お一人お一人の御支援・応援に心から感謝申し上げます。
おかげさまで、令和4年度の「自由な美術活動空間」を、
去る12月18日(日)に都立小金井特別支援学校を会場にして開催できました。
参加者は感染者数拡大傾向の影響等で、21人にとどまりましたが、
付添いの方(主に保護者の方)が27人、運営スタッフが21人、
関心をもって視察に来ていただいた他校の校長先生が2人、
合計71人が集い、一大イベントとなりました。
初めての参加という方が多かったので、スタート時は様子見のぎこちない雰囲気もありましたが、しばらくすると、思い思いに画材を手に取り、それぞれの美術活動に取り組み始めていました。
画材を並べたテーブルの周りは、一見すると、お祭りの出店か、フリーマーケットのような感じで、参加者は使い慣れた画材、使ったことのない画材を手に取っていかれました。
美術活動も、テーブルの上であったり、
フロアーの上であったり、
フロアーの上では、大きなロール紙を長く広げて、大きな動きでの作品作りも行われました。
会場のいたるところで、美術活動が行われ、ダイナミックな空間を展開できたと感じています。
「自由な美術活動空間」を運営していると、毎回、気付きや学びがあります。
特に、言葉での表現が難しい人たちにとって、表現とは何なのかということを考えさせられます。
今回、一つの表現にこだわり、繰り返し行っていた参加者が数人いて、
ただ、そのことも制限せず、気の済むまで行えるようにしていると、
ある瞬間に、まったく違う作品を作り始めます。
思う存分表現できる空間、時間があると、その先に本当に表現したい何かが現れてくるのかもしれません。
ですから、このような空間をこれからも作っていきます。
皆様から頂戴しました資金で、実際に私どもの手元に届くのは30万円強ですが、
画材等購入費として約5万円、
運営スタッフ人件費・交通費等21万円、
運営費等約4万円に使用させていただき、
返礼品の作成、送料等については、自己資金で賄ってまいります。
その返礼品についてですが、
電子データでお送りするものは、2023年1月中に、
現物をお送りするものは、2023年2月中にお届けできるようにしてまいります。
少々お待ちください。
なお、今年度中にもう1回「自由な美術活動空間」を開催する予定でしたが、
感染者数が増加傾向にありますので、減少したところで、改めて企画したいと考えております。
つきましては、「自由な美術活動空間」のホームページを時折、覗いてみてください。
https://www.unlimited-art/
あらためて、皆様の御支援・応援に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。