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『海外渡航 どうする身の安全』本出版

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支援総額

20,000

目標金額 1,400,000円

支援者
2人
募集終了日
2023年2月28日

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プロジェクト本文

 

 

自己紹介

 

小林健次と申します。(現在74歳、年金生活中です)

 

業務のため、これまで海外のあちこちの国で長期現場対応で出張してきました。シンガポール、アメリカ、韓国、中国、台湾、サウジアラビア、イスラエル、イタリア他各国の制度、規定、習慣等、日本と非常に異なった安全上の危険も体験してきました。

 

シンガポールで、作業者との一枚
当時の作業者は、マレーシアからの出稼ぎ者が多数でした

 

この経験より、各国に出張前や現地滞在時も、よく理解して「身の安全」に注意しておく必要性を、情報としてお知らせしたいと思います。

※本ページ内の画像はすべて、許諾を得て掲載しています

 

 

 

〈小林健次プロフィール>

「運転免許証」更新時の69歳時の私です。


昭和23年6月、福岡県田川郡香春町生まれの九州男児です。大学卒業後、大阪市に本社のある物流システムメーカーに就職し、現場畑を主に勤めてきました。台湾現地法人での2年間の所長時代や海外諸国への長期現場出張を含め、30年余の単身赴任生活でしたが、2004年には海外から見た日本の思いとして、所属会社の許可を得て『どうした日本(JAPAN)』を上梓しました。

2000年10月の安全グループ所属時代には、手帳サイズの『クリーン工場における安全作業ハンドブック』(初版)を作成し、海外現地法人スタッフを含め[安全教育]を実施、2009年4月には改訂版を作成しました。65歳の定年退職前の3年間は、社内新設の「安全体感道場」のインストラクターとしての対応でした。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

自由民主主義国の日本で長く生活していると、「平和が当たり前」という感覚になっていますが、海外では、共産・専制主義の国や、制度や規定が、日本とはまったく異なる国等、多数です。


 

海外での経験の中で、「安全上の注意喚起につながったこと」、また「身の危険を感じた経験をしたこと」、「国によって日本とひじょうに異なる制度・規定、習慣等を経験したこと」等、私が現地で体験したこと、思ったことを具体事例として下記列記しました。

 

〈アメリカ〉

●アメリカを最初に訪れたオレゴン州ポートランド市の現場出張時に、その日の現場工事を終え、作業責任者の自宅に夕食で招かれましたが、応接間の壁にライフル銃2丁が掛けられていました。
 

●アメリカは銃社会のため要注意です!スーパーの野菜売り場の隣のコーナーで、銃を販売している店がありました。壁には多くのライフル銃が掛けてあり、銃を販売している男性店員は、腰に短銃をぶら下げていました。
 

●テキサス州オースチン市のホテルに泊まって夜寝ていた時、撃ち合う銃声の音を3~4回聞いたことがあります。
 

●オースチン市内の半導体新工場の設備設置工事の作業責任者が朝現場事務所に出勤時、工事責任者の私の目の前に手の平を差し出して4~5発のピストルの弾を私に見せたため、「どうしたの?」と質問すると、「妻が自殺しようとしたので、ピストルから抜いてきました」と。私が現場工事を終えて日本に完全帰国したあと、半年程して、奥さんがピストルで自殺したという現地からのニュースが入りました。私としても、ひじょうにショックを受けました。

●アメリカでの犯罪防止対策として、日本では考えられない設備環境がありました。緊張のあまり「出るものも、なかなか出ない」という経験でした。

 

空港での公共トイレです

 

〈中国〉

●中国に出張時には、「情報統制」が徹底しているためメールその他要注意です!日本から上海空港に到着後、タクシーで無錫(むしゃく)市のホテルに移動、午後5時頃チェックインしたあと、日本の所属会社に「無事安着」連絡を午後8時頃メールで送った時、「8年間長く現地滞在していた台湾と中国はだいぶ違うナ~」とインプットしていたため、「メール内容検閲チェック」結果でしょう。

 

2時間後の午後10時頃、ホテル部屋入口ドアを、激しい音でドン!ドン!叩く音。

 

直感で、“アッ!公安が来たカナ~!送信メール見られたカナ~”。

台湾のスパイとみられる可能性があるのではないかと思いました。ジッと黙って我慢していると、10分程で激しい音が止みました。「もし、何でしょうか?」とドアを開けて聞いたら、どうなっていたのでしょうか…。

 

●無錫市内の韓国系半導体会社の中国新工場建設現場で、昼食時の広い食堂内には大きなテレビ画面に、中国に侵略した日本の軍隊により、十字架に張り付けにされている中国人を助けるため、仲間の中国人が日本の兵隊を抹殺する映像が流れていました。ゆっくり昼食できる雰囲気ではありませんでした。国が違えば映像表現の内容も変わるということを痛感しましたね。

 

〈サウジアラビア〉

●サウジアラビアは、イスラム教総本山のメッカがあり、戒律がひじょうに厳しいので、イスラム国訪問時には要注意です。現地に初めて出張する前に、元請の東京の建設会社担当者よりの呼び出しで、「現地出張前の注意事項」説明受けのため東京に出張。


内容は、現地に到着後、空港や頭にスカーフ「ヒシャブ」を被ったムスリム(イスラム教徒)の女性、病院、石油精製設備などは、絶対に写真を撮らないこと、イスラエルの国旗のデザインに似たようなものは持参しないこと、日本の「週間現代」「週間ポスト」などに掲載しているような女性の裸体の写真が載ったような雑誌は持ち込まないこと、また、もし現地で不倫して逮捕された時には、砂の穴に身体を頭だけ出して埋められ、不倫された旦那より、気が済むまで思いっきり頭に石をこっつけられ(投石され)、「目には目を、歯には歯を」(ハンムラビ法典)の精神でやられます・・・云々。
 

●当時の大阪空港国際線で出国手続きを終えたあと、大韓航空で韓国金浦空港へ、金浦空港にて別便の大韓航空でサウジアラビア・ジェッダ空港行きの飛行機に乗り変えて、パキスタンカラチ空港、クウェート空港を経由してようやくジェッダ空港に到着。税関での入国審査でパスポートチェック後、持ち込み荷物のチェック場に移動。次は私の番と床の白線部で待っていた時、出稼ぎでサウジアラビアに来た若い韓国人が、2mほど先の税関検査台でバッグ内のチェックを受けていた。

 

税関係官がバッグの中から何やら雑誌を引っ張り出し、パラパラとめくっていた時、「アッ!」と思った。韓国版週刊誌、いわば日本の「週間現代」「週間ポスト」での女性の「オッパイ」写真が一瞬チラッと、私の目に映った。すかさず係官は、近くの(宗教)警察官に右手で合図して、二人の警察官により、その若い韓国人は両腕を抱えてどこかに連れて行かれてしまった。

 

建設現場に到着後、この件について元請会社の長期滞在の日本人エンジニアに話しをすると、その人は「それはまあ~、死刑はないだろうが、2カ月か3か月間は“牢屋”だな」と淡々と話されました。

 

〈イスラエル〉

●イスラエルは、「国存続危機意識」が極めて強い国です。パレスチナ、イランとの紛争もあるため、訪問時には要注意です。2007年に半導体新工場建設設備設置工事でイスラエルに長期滞在時、経費を削減するため、ホテルではなく、現地のアパートに私は住んでいました。

 

 

2007年5月21日にガザ地区から「カッサムロケット」6発がイスラエル領内に着弾し、スデロッド市で車に乗っていた女性に直撃し即死、40人余の人が負傷という事件が発生しました。これに対しイスラエル空軍が、同日深夜から1週間、軍用ヘリコプターによる報復が始まり、アパート真上を通過するヘリコプターの轟音で目が覚める毎日でした。


●また、アパート内の構造は、添付絵のように、1室は避難のためのいわば“防空壕”の部屋。窓は鉄板2cmの厚さ、部屋入口のドアは上下左各2本ずつのピン作動での“完全ロック”、その部屋を囲むコンクリートの厚さは30cm。とにかく、イスラエル国民の命をいかに守るか、というイスラエル政府による対策・対応がいかに徹底しているかを実感しました。

 

 

●毎朝5時頃、レンタカーでアパートを出発、キルヤットガット市の現場迄、片道約40kmを車で通勤していましたが、ある時アパートの正門の真正面に3日連続で険しい顔つきの人物が立っていました。「世界一の諜報機関」といわれているイスラエルの「モサド」のメンバーかなと思いました。3日間の私の行動には「問題なし」と判断されたのか4日目以降は立った人物はいませんでした。

 


●イスラエルでは男性は3年間、女性は2年間の徴兵制度があり、女性にも男性と同様厳しい訓練を行っている国でもある。半導体新工場現場で、当時のイスラエルの作業者が、私に対して、“うちの嫁さんは、夫の私に対して強過ぎて困るんですヨ”と、しばしば愚痴をこぼしていたことを思い出します。私からは、“厳しい訓練に耐え抜いた奥さんなので当然でしょう。理解してあげて下さいネ”と、返事するしかなかった。

 

●日本から貨物船タンカーで、現場設置用の装置類が多数のコンテナでイスラエルの港に運ばれてきました。
客先の要望により、港倉庫に保管されているコンテナの中の状態を確認するため、倉庫前の正門で、イスラエルの社員と朝7時半に待ち合わせをし、イスラエル社員が到着した時、腰にピストルをぶら下げていたのでビックリ!
“今日から警察官になったの?”と確認すると、“小林さんのボディーガードとして携帯してきました”との返答でした。(イスラエルでは、正式に登録していれば、拳銃の携帯も許されています)

 

 

〈韓国〉

●1989年6月に初めて韓国を訪れた時、ソウルのホテル近くを歩いていた時に「日式・・・」という漢字の看板を見て、日本食のお店かなとの興味で中に入り、メニューの絵を見て、韓国語が話せないため、日本語で「これをお願いします」と指を指して「丼のおかゆご飯」を注文しました。しばらくして「丼のおかゆご飯」が来たので、「いただきま~す」とスプーンで丼の真ん中をすくって口の中に入れようとした時、ビックリ!大きな「ハエ」が一匹スプーンの中に入っていました!


おかゆご飯の中心部深さ1cm程のところに見えないように入っていました。食べずにその場でお金だけを払って店を出たということがありました。私には、これが「憎しみの対応か」とも思えました。

 

シンガポール

●親日国で自由民主主義国家であるシンガポールは、海外からの観光客も多く、人気のある国ですが、(中国系、マレー系(イスラム教徒)、インド系など)多民族国家です。

 

●シンガポールの街並みは、古い建物等があちこちにあり、綺麗に保たれて清潔感も大でありますが、多民族国家として、この綺麗さを保つための規則が厳しく規定されています。
 

・ゴミのポイ捨て⇒初犯最高1,000ドル(シンガポール1$→¥80として約¥80,000)再犯は最高2,000ドル+清掃作業等。
・ツバや痰(タン)を吐いた場合⇒最高1,000ドル。
・麻薬の持ち込みは死刑。
・シンガポールでは、籐(トウ:ヤシ科のつる植物)の鞭によるムチ打ちが犯罪に対する刑罰として採用されています。1993年、シンガポールで地域住民の自動車への落書きを含む破壊行為で、アメリカンスクールに通うアメリカ人生徒(16歳)がムチ打ちの刑にあっていますね。日本と異なる厳しい罰金や法制度があることもよく理解して渡航することが大切といえます。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

各国への長期海外出張滞在の経験から、危険な内容を含む実際の事例を掲載した作品を書籍化し出版します。既に執筆済であり、原紙は出版予定のパレードブックス社様出版コーディネーターの方に保管していただいております。

 

タイトル:『海外渡航 どうする身の安全』

出版元:パレードブックス社(予定)
出版予定月:2023年7月初旬(予定)
発行部数:初版300部

 

いただいた資金は、すべて本出版費用に充てさせていただきます。

 

※「パレードブックス社出版コーディネーター竹中様より、本ページへの掲載許諾を得ています

 

2007年10/31、イスラエル現場から日本に帰国途中、ローマ空港ホテルで1泊した時、

1990年イタリア現場での作業責任者・副責任者が、車で1時間かけてわざわざ会いにローマ空港に来てくれた時の一枚です

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

「平和が当たり前」の感覚の日本ですが、海外に行くと、予想もしないいろいろな出来事に出くわします。私の各国への長期海外出張滞在の経験から、危険な内容を含む実際の事例を掲載しておりますので、本出版のためにご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

定年退職後、台湾を訪れた際の歓迎会にて
プロジェクト実行責任者:
小林健次
プロジェクト実施完了日:
2023年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

各国への長期海外出張滞在の経験から、危険な内容を含む実際の事例を掲載した作品を書籍化し出版します。【資金使途】本出版費用

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