プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

陸前高田市で作品を描き続けるアーティスト、「飛鳥」。障がい者の持つ独特の感性をより多くの方々に感じていただきたい!!

 

こんにちは。岩手県陸前高田市で妻と息子の3人で生活しています、田﨑實と申します。一人息子の飛鳥は脳性麻痺の障がいを持つ子供としてこの世に生を受けました。幼いころは活発で人や自然に触れることが好きな子供である一方、絵本や画集に興味を持ち、時折出かける美術館のパンフレットに強い関心を見せていました。

 

中学生に上がるのを機に陸前高田市に移住すると、自然や人物を中心とした絵画制作に力を注ぎ始め200点ほどの作品を描き上げ、福祉の方に薦められたことがきっかけで2000年に第3回岩手きららアート展へ初めて出展すると優秀賞を受賞。新聞やテレビで飛鳥のことを紹介して頂くようになると、次第に他の作品も見たいというご要望を頂くようになりました。

 

自宅の敷地内に飛鳥専用のアトリエを建てて作品を展示するようになると、地域の方々はもちろん、復興支援で陸前高田市を訪れた方々にも多く足を運んで頂けるようになりました。2014年からは市内各所で、最近では陸前高田市と協働し同市コミュニティホールで個展を開催、延べ2千人ほどの方々に絵を見て頂くことが出来ました。3月には奈良市にて個展を開催する予定です。

 

今回は飛鳥のアトリエを改修して、飛鳥が描いた絵を介して繋がった全国の方々が陸前高田に足を運んで頂いた時に、ホッと一息つけるサロンを作っていきたいと考えています。陸前高田市はいま復興の次のステージ、街づくりに取り組んでおり、私たちの想いに賛同して下さった方々とクラウドファンディングに挑戦することにしました。応援、心より宜しくお願い致します!

 

人がたくさん集まる場所にしたいと考えています

 

 

「感性には障がいはない」飛鳥を通じてその想いは確信へと変わりました

 

飛鳥が幼いころ、ふと思い立ち画用紙に絵を描かせてみたところ大変熱心に取り組む姿を見て「感性には障がいはない」と確信しました。毎日キャンパスに向かい大好きな絵を描き続けていましたが2011年3月、東日本大震災により飛鳥が好んで描いていた豊かな自然も、私たちの穏やかな心も全て波に飲み込まれてしまいました。

 

幸い家族3人の命は助かったものの、自宅はもとより何より大切にしてきた飛鳥の絵は全て流されてしまいました。しばらくは悲しみと衝撃から立ち直れずにいましたが、震災から3か月を過ぎた頃、飛鳥に「言葉に出来ない思い、今だからこそ描かなければいけない絵があるのではないか」と伝えると再び筆を取りキャンパスに向かいはじめたのです。

 

キャンパスに向かう飛鳥

 

 

震災後の飛鳥の絵には、無くなった方への悲しみや祈りが表現されていました

 

震災後、心の整理がついた飛鳥が描き溜めた絵は50点を超え、2014年から毎年行っている個展には多くの方からメッセージが寄せられるようになりました。昨年はアトリエ・お寺本堂境内・公営住宅内の交流施設など5か所で展示会を開催。市内外遠方の方々にもご覧いただける機会に恵まれ、後日感想のお手紙を頂戴したこともありました。

 

兵庫県在住・小学生

 

 

『飛鳥さんの絵は、ひさいした方の心の支えになっていました。私は飛鳥さんから想っていることをうまく言葉に出来なくても、まわりの人を勇気づけたり、支えになったりできるんだと言うことを学びました』(文中より)

 

感想文からは感動と感謝が人から人に伝わって行く様子が手に取れるように記されており、震災から約6年の飛鳥との歩みは本人の励みとなったことはもちろん、家族や近隣の方々、復興支援で陸前高田市に来て下さった方々、そして震災を通して知り会えた多くの方々とも「太い絆」で結んでくれたのだと感じることが出来ました。

 

震災後、初めて書いた絵「星になった人々」田﨑飛鳥作

 

 

「一かけらのパンと1枚の絵で、お腹も心も満たしたい」

 

現在自宅は津波被害の少なかった、市内の内陸部にあります。集落は人口減少のため人家が減り小中学校も集約される地区ですが、周辺は清流が流れ、田んぼに囲まれ、秋には黄金色の風が通り過ぎる、それはそれは美しい場所です。

 

2年前、妻は小さなパン工房「母笑=ががにこ」を立ち上げ、ご希望の方へ販売することにしました。そしてその横に飛鳥の絵を少しだけ飾れる「飛鳥のアトリエ」を作りました。いずれもある他県の団体様からのご支援で完成した、貴重な財産です。元気づけられた形ある真心であり、この場を借りて心から感謝を申し上げます。

 

改めて私たちが感じた「人が人を思う心の温かさ、いかなる人間も持ちうる感性の豊かさ」を飛鳥の絵を通して多くの方々に感じていただきたい。焼き立てのパンでもかじりながら、一年を通じていつでも立ち寄れる場所をつくりたいーと強く感じ、たくさんの方々の助けを借りて飛鳥のアトリエと併設する妻のパン工房を繋ぎ、誰もが気軽に立ち寄ることが出来るサロンを作りたいと思います。

 

私が描いた完成予想図です。左がパン工房、右が飛鳥のアトリエです

 

 

2つのプレハブ施設を繋ぎ、外壁には飛鳥の絵で装飾を施し、雨でも行き来が出来る屋根をつけ、アトリエ内部には照明を設置していつでも灯りがともる場所にしていきたいと考えています。

 

アトリエ内部の様子

 

 

障がいを持つ人も高齢者も女性も若者も国籍も関係なく気軽に集える場所を目指して!復興の先、住民主体による街づくりの第一歩。

 

あの日、岩手県陸前高田市は津波被害を受け壊滅しましたが、多くの方々の支えがあり穏やかな生活を取り戻しつつあります。しかし、これからの街づくりは行政主導で造るものではなく、地域の方々をはじめとした思いある多くのみなさんと力を合わせていくことに価値があると考えています。

 

震災の記憶は徐々に薄れかけています。どんなに大切な記憶であっても、次第に薄れていくのは当然のことです。東日本大震災で起きたことを忘れないために。あの時に感じた気持ちを忘れないために。飛鳥の絵を育てたこの地に多くの方々が集える温かい空間を創造し、賑わいを創出したいと考えています。私たちの挑戦に、どうか応援宜しくお願い致します!

 

飛鳥を介して繋がった仲間のみんなと個展にて

 

*支援金使途内訳*

部材概算費用(工事込)、基礎工事費、設置工事費、設計費、壁画プリント費、電気工事費、リターン費、Readyfor手数料の一部に使用させて頂きます。


*リターンのご紹介*

❏パン工房「母笑」のパン引換券※お礼のカードに付けてお送りします

焼き立てパンを食べに来てくださいね

 

 

❏ポストカード

このうち3種類をお届けします

 

❏レプリカ

今回、作品の中でも一番人気の「希望の一本松」を気軽に飾って頂けるよう、初めてレプリカにしました。額に入れてお届けします。

希望の一本松

 

❏エコバッグ

サイン入りのエコバッグ

 

❏お名前のプレート

※外壁バージョン

アトリエの外壁にお名前掲載します

 


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