高齢猫を看取るための保護猫シェルターの設立にご支援をお願いします！

 

少し遅くなってしまいましたが、9月のシェルターのご報告をさせてください。

 

まず、シェルターの子たちは、みんな相変わらず元気です。

 

同じ部屋で暮らしている子たちは、仲良く寄り添いながら毎日を過ごしています。

 

私が住んでいない家なので、常に目が届かない不安はありましたが、猫たちがお利口に暮らしてくれて本当に安心しました。

 

特にチャトラと流れキジは、本当の家族のようにいつも側に寄り添っています。

 

 

誰も来ない静かな室内で安心して過ごせる環境のせいか、お互いに心を開いて一緒に居られるのかもしれません。

 

チャトラと流れキジは猫エイズ陽性なのでいろいろと不安は尽きませんが、これからは2人が毎日を心穏やかに過ごしてくれるといいな、と思っています。

 

1階で暮らしているエリちゃんとともくんも、相変わらず仲良しです。

 

 

私が保護したことで結ばれた不思議な縁ではありますが、仲睦まじい2人を見ていると何だか微笑ましい気持ちになります。

 

これから保護する猫は増えていくかと思いますが、エリちゃんとともくんがいつまでも仲良しでいてくれることを祈るばかりです。

 

また、先延ばしになっていたスカーの猫エイズ・白血病検査を受診してきました。

 

 

ところが、動物病院の検査キットでは白血病が陰性ということは分かったのですが、猫エイズに関してははっきりとした結果が出なかったのです。

 

そこで、外注の猫エイズ検査を依頼することになりました。

 

スカーはオス猫で何度もケンカをしているのを見ていたので、おそらく猫エイズ陽性だとは思いますが、外注の精密検査で猫エイズの感染状況をしっかり検査することにしました。

 

外注検査の結果が出るまでは少し時間が掛かるそうなので、しばらくは結果待ちということになります。

 

さて、クロママは相変わらず人馴れせず、毎日お世話している私にも全く近づいてきてくれません。

 

 

保護してから2か月が経つので少しは距離を詰めたいところなのですが、思うようにいかずもどかしいばかりです。

 

それに、最低でも軽く触れるくらいに懐いていないと、クロママを病院に連れて行くのが難しくなってしまいます。

 

臆病な子なのでなかなか懐いてくれないのは仕方ありませんが、今後はクロママとのコミュニケーションを深めていくのが私の課題です。

 

最後にご報告したいのが、チャトラと流れキジの部屋の天井を修理したことです。

 

古い家なのでだいぶ天井が痛んでおり、雨漏りするのではないかという不安があったため、天井の修理について大家さんと交渉していました。

 

 

大家さんは天井を修理することに最初は難色を示していたのですが、私が根気強く交渉した結果、ついに大家さん側が折れてくれた形になったのです。

 

天井の修理は業者さんによる1日仕事だったので、私は隣の部屋へチャトラと流れキジを連れていき、一緒にシェルターで1日過ごすことになりました。

 

 

シェルターで長い時間を過ごすのは久しぶりだったのですが、肝心のチャトラと流れキジは慣れない部屋に移動したせいか、結局1日中警戒して固まったままでした。

 

せっかくの機会なのでチャトラと流れキジといろいろとコミュニケーションを取ろうと思っていたのですが、すっかり当てが外れてしまい残念な1日になってしまったのです。

 

さて、天井の工事の仕上がりですが、本当に見違えるほどの出来栄えです。

 

 

やはりプロによる工事は、素人のにわかDIYとは全く違います。

 

おかげでチャトラと流れキジの部屋は明るくなり、過ごしやすい環境になりました。

 

こうして9月はシェルターの中で色々と動きはありましたが、肝心の猫の捕獲は一向に進みませんでした。

 

これから秋になり次第に気温が下がってきますし、寒くなる前に保護したい子もたくさんいますので、10月からは一層と頑張らないといけません。

 

では、また来月のご報告でお会いしましょう。