高齢猫を看取るための保護猫シェルターの設立にご支援をお願いします!
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支援総額

1,074,000

目標金額 800,000円

支援者
95人
募集終了日
2023年3月6日

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2024年05月07日 09:00

シェルターだより(4月)

GWが明けたところではありますが、4月のシェルターだよりをお届けします。

 

まず、保護から1か月が経った空歌ちゃんですが、まだまだ人馴れは遠そうです。

 

私が毎日お世話をしていると、いつもケージの隅で固まってしまいます。

 

保護から1か月の空歌ちゃん。
人馴れまでは時間が掛かりそうだ。

 

幸いにも食欲が安定しているので体調の不安はありませんが、新しい環境に馴染めずにストレスを溜めてしまわないかという心配はあります。

 

元々空歌ちゃんは人馴れしていない子なので仕方ありませんが、早く家猫生活に慣れて欲しいところです。

 

さて、千葉県では4月から気温が20℃を超える日がちらほらあり、シェルターでは部屋の模様替えを行いました。

 

寝床に置いてあった暖を取るためのブランケットは接触冷感や麻素材のものへと変えて、気温が高い日でも過ごしやすいようにしてみました。

 

猫たちは最初こそ見慣れないものに警戒していましたが、さすがに家猫歴1年を超えた子ばかりということもあり、2~3日すると普通に使ってくれるようになりました。

 

新調したマットで寛ぐえりちゃんとともくん。
暑い日でも毎日仲良く一緒に寝ている。

 

夏本番まではなるべくエアコンを使わずに済ませたいため、しばらくは涼しい素材で何とか乗り切っていこうと思っています。

 

次にお伝えしたいのが、猫の駆虫薬の新規購入についてです。

 

今までは猫たちを捕獲したタイミングで表皮の駆虫を行い、その後は折を見て内服の駆虫を実施していました。

 

具体的にはノミ・ダニ用のスポットタイプの駆虫薬と、お腹の虫下しの内服薬を併用していました。

 

今まで使用していた2種類の駆虫薬。
値上げが続き購入するメリットが薄くなった。

 

投薬をわざわざ2度手間にして2種類の駆虫薬を用いていたのは、費用面のアドバンテージを優先していたからです。

 

保護した子だけではなく外の子たちも定期的に駆虫できるように、なるべく単価を抑えることで数多くの駆虫薬を購入できるようにしていたのです。

 

しかし、医薬品の相次ぐ値上げや円安の影響があり、今までのように安価で2種類の駆虫薬を入手することが難しくなってしまいました。

 

さらに、内服タイプの駆虫薬は投薬量が多いうえに味や匂いがキツイようで、猫たちへの投薬が難航してしまうのです。

 

値段が高いうえに投薬が難しいのであれば、従来得られていたメリットは皆無のようなものですので、思い切ってワンランク高いスポットタイプの駆虫薬を購入することにしました。

 

新たに購入したスポットタイプの駆虫薬。
値段が高い分、駆虫効果が高い。

 

このスポットタイプの駆虫薬は値段が高いだけあり、1度の駆虫で表皮だけではなく体内の駆虫も済ませることができます。

 

幸いにも4月のセールの時期に当たったことから、市価よりだいぶ安価に購入できました。

 

今後は順次新しい駆虫薬を実施して、猫たちの健康に努めていきます。

 

最後は少し余談になりますが、投薬繋がりでシェルターでのちょっとした出来事をお伝えさせてください。

 

先日、シェルターへフードのご支援を頂いたのですが、その中にフリーズドライのササミふりかけが入っていました。

 

私は美味しそうな匂いのするササミふりかけをさっそく猫たちにあげながら、ふと「何だかパン粉に似ているなぁ…」と思ったのです。

 

ご支援で頂いたササミふりかけ。
手に取るとまるでパン粉のように思えた。

 

それからしばらく経ったある日、チャトラがお腹を下してしまいました。

 

チャトラは定期的に原因不明のお腹の不調を起こすのですが、しばらく整腸剤を飲ませれば症状が安定するのでそれほど心配はありません。

 

ただ、チャトラは賢いうえに警戒心が強いので、整腸剤に限らずなかなか薬を飲んでくれないのが悩みの種です。

 

どんなに匂いや味の強いウェットフードや液状オヤツに薬を入れても、すぐに見破られて投薬に手こずってしまいます。

 

そのため、チャトラに投薬の必要が生じると、私との間で何とも不毛な戦いが繰り広げられることになるのです。

 

誰よりも薬に敏感なチャトラ。
チャトラへの投薬は簡単ではなかった。

 

こうして今回の投薬も苦戦必至と思われたその時、パン粉に似たササミふりかけが私の目に留まりました。

 

ササミふりかけを「パン粉」代わりにして、投薬用のフードを作れないだろうか…?

 

私は試しにウェットフードのゼリー部分を丸めて、ササミふりかけにまぶしてみました。

 

ほんの思いつきで作ったものでしたが、あらためて出来上がったものを眺めてみると、まるでコロッケのような見た目をしていました。

 

そしてこのコロッケの中心部分に整腸剤を詰めておけば、チャトラに気付かれずに投薬できるかもしれません。

 

ササミふりかけを使って猫用コロッケの製作に挑戦。
投薬用フードとして使えるかもしれない。

 

さっそくチャトラに投薬する2錠の整腸剤を8つの欠片に割って、猫用コロッケを作ることにしました。

 

最初こそ整腸剤を入れてコロッケを作るのには手を焼きましたが、コツを掴んでからはものの1~2分ほどで猫用コロッケを作れるようになりました。

 

そして、薬に敏感なチャトラに整腸剤入りコロッケを試したところ、全く疑われることなく投薬に成功したのです。

 

しかも、8粒と少し多めの投薬量にもかかわらず、ほんの5分ほどでペロリと平らげてくれました。

 

かつてはたった2~3粒の投薬でも30分以上かかっていたことを考えると、本当に今までの苦労は何だったのか、と思うほどの成果です。

 

チャトラの投薬に使った猫用コロッケ。
8粒と量は多かったが疑わずに食べてくれた。

 

こうして猫用コロッケが開発されたことで、投薬の手間と時間の大幅な短縮を実現できました。

 

ちょっと大げさかもしれませんが、「パン粉に似ている」という何気ない感想から新たな発明が生まれた瞬間でもあります。

 

今後もチャトラの投薬の機会は少なくないでしょうし、大いに猫用コロッケを活用していこうと思っています。

 

こうしてシェルターでは8匹の猫たちが、相変わらず平和な日常を過ごしています。

 

リビングで暮らすえりちゃん・ともくん・スカーの3匹。
徐々に3匹の距離が縮まってきたように思える。

 

これからも猫たちが穏やかに暮らせるよう頑張っていきますので、今後も皆さんの応援をよろしくお願いいたします。

 

では、また来月のシェルターだよりでお会いしましょう。

 

リターン

500+システム利用料


お礼のメール

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感謝のメールをお送りします。リターン希望なしの方向けのコースになります。

申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2023年4月

1,000+システム利用料


お礼のメール&保護猫画像

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感謝のメールをお送りします。ご希望の方には保護猫画像も一緒にお送りします。

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