
支援総額
目標金額 580,000円
- 支援者
- 61人
- 募集終了日
- 2023年7月30日
このゆびとまれのヒストリー
このゆびとまれは、福島県南相馬市鹿島区にあります。
福島県沖地震に伴う被災により、何度も何度も災害に見舞われた地域を何とかしたい!思いを一筋に活動を始めた。
東日本大震災から数え、5度目となる災害「福島県沖地震」は、住民に生きる希望が絶たれるほどの痛手となった。
令和4年3月16日23時36分
マグニチュード7.6
宮城県や福島県の浜通りの相馬市、新地町、南相馬市鹿島区一帯を震度6強の地震が襲った。
この地震の特徴としては、屋根被害が多く自主避難が殆んどで災害が見えづらいことが特徴であった。幸いなことに死者はおらず。仲々報道されないことで、被害は無かったことになってしまっている。
しかし被害は深刻さを極めた。東日本大震災から12年、何度も見舞われる災害に住民は疲れて果てた。
私たちが活動する南相馬市は、3地区(北から鹿島区・原町区・小高区)に分かれている。
今回の地震の被災率は、鹿島区46.1%・原町区8.9%・小高区8.5%と、同じ地域でも被災率の違いから温度差を生んだ。
そんな混乱期、災害ボランティアセンターでは、新型コロナ禍での活動ということもあるなか、市内のボランティアを中心に募集を始めた(以降県内ボランティア募集へと変化)。
また専門性の高いNPOが集まってくる中で、NPO達が集う場所を作ろう!
災害ボランティアとNPOの2本の柱を、この地域の復旧活動としての必要性を強く感じたことで活動が始まった。
水が運べない高齢者世帯に水を運びながら、健康を害してしまった人には、おにぎりを配った。
現地調査を行い災害支援チームに戻り、専門家チームへ(技術系アライアンスチーム)必死に繋いだ。
地震発生から3ケ月は日本財団からの助成金を頂き活動を行った。私たちの活動は下記の通りである。
4月9日~5月11日 147件のコーディネート活動
延べ約1,500人のボランティアの方々が活動をしてくれた。
そのほかにも生活再建支援のコーディネート320件。
地域のお母さんが、おにぎりを握って手伝ってくれた。
4月7日~5月21日まで入浴支援を315件
私たちの活動を知り、県内外からご寄付を頂き入浴券の購入。
6月4日~3月16日サロン活動 251人の参加(ここからは緊急期を脱したことで助成団体も減り、自費活動へと移行)
サロンに来れない方々へ訪問活動を行い、健康状態や生活における困りごとや傾聴を1,714件行った。
災害はフェイズによる変化があるため、私たちの活動もその時々に添った活動へと変化した。
5月11日まではかしま交流センターの一室をお借りして活動。
それから3月末まで仮設店舗で行ってきた。仮設店舗を取り壊す予定があるとかで、仮設店舗での活動も撤退しなくてはいけなくなった。
「活動を終わりにしようか...。この街の状況を考えても、先行き見えない生活再建」
支援者ではあるが、現状資金が続かない...。
私は諦めることを考えていた。
地域のお父さんが訪ねて来られて「立ち止まるな!今立ち止まったら、みんなの希望が消えてしまう!被災者でいることはツライんだ。この何年も被災者として扱いを受けてきた。このゆびとまれに来て支援者として活動に参加したい。被災者からの卒業がしたいんだ!」とおっしゃられた。
それに対し、私の口からはネガティブなことばかりそのお父さんに話をした。
活動資金の目途が立たないこと、本当にみんなが必要としているのか自信がもてないこと、次に移る場所がない(地震被害で取り壊しを行う家屋も多く、安価で貸してくれる物件に出会えない)、物件を探している時間がない。
今、考えたら。
情けないことばかりだが、じっくり腹を割って話を聞いてもらった。
毎週、お父さんは私を訪ねて来られ、物件探しを手伝ってくれた。
お父さんの仲間も、次から次へと交渉して来てくれて今の物件が見つかった。
この物件は20年近く空き家で(何度か貸家として短期入居した人は居たが)、老朽化もあり借り手が付かなかったとのこと。
オーナーも「私たちの活動を応援してくれる!」と、一つ返事で安価に借りることが出来た。
問題なのは、地震被害でも半壊判定を受けたこの物件の修理。
また、お手伝い頂ている方の中には、建築関係のOBがいて修理の箇所や、修理費を安価に上げるための試行錯誤をしている。
そんな作戦会議も、住民同士が支え合うための一歩になってきている。
このゆびとまれHouseには、立派なお庭があります。
みんなでお手入れをしています。
お身体や、ご家庭の事情で手に負えないお庭の相談依頼を頂く機会が増えました。
私たちボランティアで出来る範囲ですが、
お手伝いをさせて頂くと、
お手伝いしたお宅の方がドンドン元気になって行くんです。
笑顔にあふれ、意欲的に作業に参加頂いて。
みんな一緒に笑顔交す幸せ。
一度は諦めそうになりました。
でも、みんなが諦めたくなかった。
どうぞ私たちに、この活動を続けさせてください。
リターン
5,000円+システム利用料
ゆびとま応援①
・心のこもったお礼状
・寄付金受領書
※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
10,000円+システム利用料
ゆびとま応援②
・ゆびとま利用者1名から心のこもったお礼の手紙(活動写真付き)
・活動報告にお名前を記載
・寄附金受領書
※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
5,000円+システム利用料
ゆびとま応援①
・心のこもったお礼状
・寄付金受領書
※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
10,000円+システム利用料
ゆびとま応援②
・ゆびとま利用者1名から心のこもったお礼の手紙(活動写真付き)
・活動報告にお名前を記載
・寄附金受領書
※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月

貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
- 総計
- 77人

助かる命に駆けつけたい。1秒でも、早く。ドクターカー更新へご寄付を
- 現在
- 1,616,000円
- 寄付者
- 53人
- 残り
- 84日

能登半島地震で全壊した須須神社奥宮|再建を叶え、ミホススミ神に光を
- 現在
- 1,375,000円
- 支援者
- 51人
- 残り
- 54日

【茨城県取手市】森の中にある保育園の未来を繋ぐプロジェクト「伐採」
- 現在
- 705,000円
- 支援者
- 68人
- 残り
- 43日

樹齢1200年を超える「伊佐沢の久保ザクラ」を未来へ繋ぐために
- 現在
- 93,000円
- 寄付者
- 18人
- 残り
- 40日

「心の湯治場」下呂温泉が誇る掬水荘を修繕し、地域でのさらなる活用を
- 現在
- 1,065,000円
- 支援者
- 17人
- 残り
- 28日

時代と津波を超えた船匠の誇りを守れ!気仙丸保全プロジェクト
- 現在
- 313,927円
- 支援者
- 32人
- 残り
- 33日













