誰一人孤独にならない地域の拠点創りプロジェクト

支援総額

585,000

目標金額 580,000円

支援者
61人
募集終了日
2023年7月30日

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プロジェクト本文

一般社団法人南相馬パブリックトラストは、「市民活動を支援し、情報の共有と緩やかなネットワークによる市民の連携を図り、行政等と協働して誰もが幸福を実感できるまちづくりを実践する」ことを理念とし持続可能なまちづくりを目指し、令和3年3月に設立した団体です。

そして令和4年3月に発災した福島県沖地震でNPOの持ち味を活かしながら、行政や社会福祉協議会との連携を進めるための取り組みとして、「みなみそうま 災害支援チームこのゆびとまれ」を立ち上げました。

 

 

 

福島県南相馬市は、東日本大震災、台風19号、福島県沖地震と、度重なる災害に見舞われてきた地域です。中でも、令和4年の3月16日に発生した福島県沖地震では、南相馬市鹿島区を中心に大きな被害がありました。

「このゆびとまれ」の活動のはじまりは、一般社団法人 南相馬パブリックトラスト代表理事の、ひとつの気持ちからでした。今回大きく被災した地域の南相馬市鹿島区は代表理事の故郷でもあり、古くから知った顔、お世話になった顔がたくさんある町です。発災後、困窮している一人暮らしには、梅入りのげんこつのように丸く大きなおにぎりを握ってはそれを配り歩きました。活動を進めていく内に、県内外のNPO団体が協力に駆けつけてくださり、水が出ない、お風呂に入れない、片づけができない、そんなお困りを抱えたひとりひとりを皆で訪ね歩いては、寄り添いました。東日本大震災から続く家の破損と、精神的ストレスで、住民の心と体が疲弊していく中、家の修復や困りごとへの対応、住民の交流の場を設ける活動を、協力団体と協働しました。

災害は平時の課題が浮き彫りになるといわれています。このゆびとまれの立ち上げをきっかけに、社会的な孤立、貧困、ひきこもりなどの地域課題が見えてきました。集まる場所があることで、住民の方々は家から出ること、顔を合わせて話すことで、次第に元気になっていきました。

しかし、借りていた場所は3月で退去しなければならず、解散か存続かという分岐点が訪れました。利用していた住民の方々の継続してほしいという思いもあり、存続することで動き始め、なんとか次の場所を見つけることができました。

 

その場所は何年も人が住んでいない一軒家。地震による破損と建物自体が古いので、改修が必要です。今後は、利益を出し自主運営を目指していきますが、軌道に乗るまでの資金や改修費用がありません。そこで今回クラウドファンディングを活用することに決めました。

 

支え合う心を育み、誰一人孤独にならない暮らしやすい地域の実現を目指すための新しい拠点づくりにご協力お願いします。

 

 

★お料理サロン*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

 

 

★まったりサロン*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

 

サロン活動を通してSOSの声を聴いたり、「誰も一人ぼっちにしない」地域の繋がりを作ったり地域の方がサロンに主体的にかかわり「被災者から誰かを助ける支援者になる」体験をすることで、自己肯定感を高め合い、生きがいに繋げていきます。

 

★訪問活動・相談マッチング*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

 

高齢や障がいなどでサロンに出てこれない方々もいらっしゃいます。「耳が遠いから大勢の人がいるところにはねえ・・・」「足腰が痛くて家から出たくない・・・」「でも、一人は寂しいし、誰かに話を聞いてほしい」そんな方の所へ訪問してお話を聞いたり必要な行政等とマッチングします。

 

 

★災害に備える事業の開催*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

 

震災を経験している地域住民同士がアドバイザーになりこれまでの震災を振り返りながら避難所の再確認や平時から準備できる非常食など防災の知識を知り災害に負けないためのコミュニティ交流会を定期的に開催します。

 

★地域協力者育成事業の開催*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

平時から地域のために助け合えるチームの育成に寄与します。

▼私たちの過去の活動は下記のホームページとFacebookからも、ご確認いただけます。

ゆびとまホームページ

ゆびとまFacebook

 

 

★寄付付き商品の開発と販売*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

これまで非営利で続けてきた活動でしたが少しでも自主運営で地域住民がチャレンジできる場所にするためサロンで作った雑貨などを寄付き商品とし販売し活動資金を自分たちで集めるチャレンジを開始します。

 

 

 

繰り返す災害を経験してきた私たちにしかできない次の災害時の備えを、地域で仕組み化させ、地域住民同士が支え合う心を育み、誰一人孤独にならない暮らしやすい地域が実現することを、ビジョンに場所が変わっても気持ちは変わらない皆がワクワクする支援を続けたいです。

 

 

 

 

 

 

●技術系の技術案件のコーディネート

 期間:4月9日~5月11日 147件 (延べ人数:約1,500人)

 被災者からの依頼・支援コーディネート 320件

●入浴券の支援 期間:4月7日~5月21日 315枚

●サロン実施(R4.6月~R5.2月) 

●サロン参加者数 251人

●被災者訪問(R4.4月~R5.2月) 1,714件

 

『このゆびとまれ』は令和4年3月16日福島県沖地震で被災した人たちの支援をNPOの持ち味を活かし、外部から技術を持った支援団体の窓口となり、そのノウハウを吸収して地域の人たちが災害対応をできるように行政や社会福祉協議会と連携しながら支援を進めてきた団体です。

   

 

発災翌日から被害状況が大きかった鹿島区をメインに給水支援・被害調査を行い断水して入浴出来ない人への、入浴チケット支援、ひとりでは片づけられないブロック塀撤去、ブルーシート張りなど行政だけではどうすることも出来なかった支援を外部支援チームと協力し活動しました。

  

 

▼生活支援を強化

令和4年6月から生活支援をメインにするため事務所を移動し、被災された方々の見守り

(サロン・訪問・お風呂チケット支援)を開始。

   

私たちの活動を応援してくださる方から寄附や物資の支援をいただき被災された方々のサポートを1年間継続して行うことができました。

  

 

 

 

 

▼事務所移動・解散の選択・活動継続の覚悟

これまで使わせていただいていた事務所は期限付きの借り店舗だったこともあり、今年の3月で退所する事が決まってしまいました。

助成期間も終わってしまった今、資金の調達、人員配置、次の事務所探しなど決める事が多く、話し合いを何度も重ね「解散するしかないかもしれない」となっていた時に、地域のお父さんたちが情報を集めてくださり、次の事務所として使わせていただける場所を探して来てくださいました。しかしながら私達の資金は調達しきれてないため、引っ越しのお手伝いに来てくださった方にはボランティアでお手伝いしていただきました。引っ越しのための呼びかけに、昨年地震で被災された方も含めて多くの方が集まってくださり、これから始まる活動場所への引っ越しを支え合いの活動で実現することができ、令和5年6月からは新事務所へ拠点を移し「みなみそうま地域支援チームこのゆびとまれ」として活動を継続することを決めました。

 

 

 

 

 

このゆびとまれ利用者(南相馬市在住) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達は仲間です。友達です。震災、津波、原発事故家も心、身体も痛め つけられ生きる力を失いかけ“ボロボロ”です。仲間と協力 力を出し合 う場所(ところ)が必要なのです。多くの人は愛に小さなほほえみに飢 えています。

 私たちは愛するために生まれてきたのです。私たちのすることは一滴の 水にすぎないかもしれませんが、一滴の水を集めて大海となるのです。 “このゆびとまれ”根っこの会愛と心の集まり力を合せ仲間と一緒に希望 の道を歩みませんか!

 

 

 

 

【クラファン資金の使途】

・今年度に掛るゆびとまHouseの家賃と修繕費

・その他導入に掛る諸経費

・クラファンに支払う手数料

 

 

 

【リターンのご紹介】

5,000円   

ゆびとまスタッフから心のこもったお礼状(活動写真付き)+寄附金受領書

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10,000円

ゆびとま利用者1名から心のこもった手紙(活動写真付き)+活動報告にお名前を記載+寄附金受領書

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100,000円

ゆびとま利用者全員から心のこもった手紙(活動写真付き)+活動報告にお名前を記載+寄附金受領書

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※個人名の記載は希望者のみ掲載させていただきます

※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません

 

 

 

 

南相馬市は、東日本大震災から何度も災害に見舞われています。人々の生活は疲労を重ね、原子力発電所事故現場より30キロ以上には、賠償制度や復興予算は薄く、見えない線での分断がありました。

生活再建は疲労を極めるなか、5度目の災害「福島県沖地震」では震度6強という大きな揺れにもかかわらず、被害が見えにくい状況に加え在宅避難が多く、局所的な被害であったことから報道が少ない状態です。同じ市内でも、被災率の違いは温度差を生みました。南相馬市鹿島区は46%、原町区8%、小高区8%(地区のり災申請住家÷地区世帯数×100)と地域の温度差により、行き届かない支援、制度から漏れてしまう、災害疲労が重なりました。

状況が過酷さを増すなか、被災住民から「被災者からの卒業がしたい」と言われたことが私たちの活動の始まりです。芽生え始めた支え合い、痛みが分かるから支え合わずにはいられない。「支え合う心を育み 誰一人 孤独にならない地域を目指す!」これが私たちの活動です。遅々たる歩みですが応援宜しくお願い申し上げます。

 

代表理事 原田淳子

 

●R4年3月16日発災福島県沖地震の被災状況

https://www.city.minamisoma.lg.jp/material/files/group/8/20220905_26_shiryo.pdf

 

●南相馬市地区別世帯数

https://www.city.minamisoma.lg.jp/material/files/group/6/2023051501.pdf

プロジェクト実行責任者:
酒井夕貴(一般社団法人南相馬パブリックトラスト)
プロジェクト実施完了日:
2024年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

地域支援ができるよう拠点の整備修繕をプロジェクト完了日までに終わらせます。 クラファンで集めた資金はプロジェクト実施完了日までの家賃・修繕費・その他導入にかかる諸経費に使わせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。 万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく 変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金はいたしかねます。

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プロフィール

令和4年3月16日の福島県沖地震の発災後、困窮している一人暮らしには、梅入りのげんこつのように丸く大きなおにぎりを握ってはそれを配り歩きました。また水が出ない、お風呂に入れない、片づけができない、そんなお困りを抱えたひとりひとりを訪ね歩いては寄り添いました。危険な高所作業を伴う、壊れた屋根にブルーシートを張る団体、倒れたブロック塀を砕いてそれを運び出す学生団体、南相馬市市民活動サポートセンターの本来業務を支える団体、災害支援事務を切り盛りする団体、一軒一軒、訪問し生活支援をおこなう団体、南相馬市の市民活動を担う地域の団体、これらみんなが手を組み被災者のために動き出しました。それが、みなみそうま市民とNPOによる災害支援チーム このゆびとまれ(愛称ゆびとま)です。令和5年6月からは拠点を変え「みなみそうま地域支援チームこのゆびとまれ」として活動を継続していきます。

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リターン

5,000+システム利用料


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ゆびとま応援①

・心のこもったお礼状
・寄付金受領書
※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません

支援者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


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ゆびとま応援②

・ゆびとま利用者1名から心のこもったお礼の手紙(活動写真付き)
・活動報告にお名前を記載
・寄附金受領書

※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません

支援者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

100,000+システム利用料


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ゆびとま応援③

・ゆびとま利用者全員から心のこもったお礼の手紙(活動写真付き)
・活動報告にお名前を記載
・寄附金受領書

※本リターンへの寄付は税制優遇の対象ではありません

支援者
0人
在庫数
30
発送完了予定月
2023年12月

プロフィール

令和4年3月16日の福島県沖地震の発災後、困窮している一人暮らしには、梅入りのげんこつのように丸く大きなおにぎりを握ってはそれを配り歩きました。また水が出ない、お風呂に入れない、片づけができない、そんなお困りを抱えたひとりひとりを訪ね歩いては寄り添いました。危険な高所作業を伴う、壊れた屋根にブルーシートを張る団体、倒れたブロック塀を砕いてそれを運び出す学生団体、南相馬市市民活動サポートセンターの本来業務を支える団体、災害支援事務を切り盛りする団体、一軒一軒、訪問し生活支援をおこなう団体、南相馬市の市民活動を担う地域の団体、これらみんなが手を組み被災者のために動き出しました。それが、みなみそうま市民とNPOによる災害支援チーム このゆびとまれ(愛称ゆびとま)です。令和5年6月からは拠点を変え「みなみそうま地域支援チームこのゆびとまれ」として活動を継続していきます。

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