プロジェクト本文
▼自己紹介
はじめまして。株式会社あさま社の代表、坂口惣一です。
私たちは長野県の軽井沢町にあらたに創業した書籍出版社です。このたび、作家・医師の中山祐次郎さんと【読者参加型・出版】の本をつくるため「仲間を募集する」クラウンドファウンディングを行うことになりました。
それでは本書の著者、中山さんを紹介します。
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はじめまして、中山祐次郎(作家・医師)と申します。
プロジェクトの内容を紹介する前に、まず私という人間についてお話しさせて下さい。
横浜生まれ、聖光学院高校を卒業後2浪したのちに鹿児島大学医学部に進学しました。卒業後は外科医として東京都内の病院で10年勤務、その後、福島県にある総合南東北病院に外科医として籍を置きながら、京都大学大学院医学研究科・社会健康医学系専攻で「公衆衛生」を中心に臨床遺伝学などを学びました。現在は、湘南医療大学臨床教授として、消化器外科、とくに大腸癌のプロフェッショナルとして診察と執刀を行う傍ら、物書きとしての執筆を続けています。
初めての小説『泣くな研修医』は、2019年に幻冬舎から出版されました。作家として「書かずには死ねない」とまで思いつめたものの、いくつもの出版社に断られ、這いつくばる想いで書き上げた処女作は幸いなことに多くの読者の支持を得ました。テレビ朝日にてドラマ化いただくという驚くべき幸運にも恵まれ、シリーズ40万部を突破。「止むに止まれず」筆をとった、私の研修医時代のエピソードが、これほど多くの人の若き新入社員時代の記憶を呼び起こすとは想像さえしていませんでした。新シリーズ『俺たちは神じゃない―麻布中央病院外科―』もまたたくさんの応援の声をいただいている。私、中山はまさに読者に育てられた作家ともいえると自認しています。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
では、なぜそんな私が出版プロジェクトを立ち上げるのか。
商業的に大成功とまでは言えないにせよ、一定のキャリアを築いきてきた人物が、クラウドファウンディングで資金を募るのはなぜか。
一言でいうならば、それは「共につくる本を仲間」を集うためです。
私の手元には原稿があります。南日本新聞という鹿児島県をベースに読まれている新聞のコーナー「朝の文箱」に私が連載していたものです。ここには私の鹿児島時代の記憶を毎月したためていました。二浪し喪失感にまみれていた受験生時代、金髪で先輩にタメ口しかきけずマグマを抱えていた大学時代、そしてともに腕を磨いた友の死の記憶…。誇るようなことは何一つありませんが、まだみぬ誰かの楽しみになればと、一切の妥協なく、大切に大切に連載した原稿です。
私はこの原稿を出版したいと考えました。
私の20代の記憶は、果たして誰かの役に立つかもしれないと考えたからです。しかし一方で私の中には消えない葛藤もまたあります。「医師としても作家としてもキャリアの途上である43歳の私が、半生を振り返るエッセイを書く? まだ早いのではないか?」
人生を振り返り語りそれを出版物として広く問うには、作家としての圧倒的成功と知名度が必要なことは言うまでもありません。
「果たして私ごときが人生について語っていいものなのか?」
何度も反芻しました。しかし一方で、私の挫折体験ともいえる20代のキャリアの築き方が、まだ何者でもない誰かの役に立つのではないか。そんな想いも消えずにくすぶっていたのです。
ちょうどそんな時に、もう一つの背中を押す声がありました。既知の編集者が「ぜひ本にさせて欲しい」と声をかけたのです。彼は、「中山先生の体験を6歳の娘が大きくなったら読ませたい」と言います。その編集者とは『医者の本音』『がん外科医の本音』を共につくった人物です。彼は、東京の出版社から離れ、遠く軽井沢の地でひとり出版社を立ち上げたタイミングでした。私の経験が次の世代に生きるのであれば。そう覚悟を決め、本書の執筆を開始しました。
しかし、自分の人生を書くことほど難しいことはありません。少しでも油断すれば、すぐに「自分語りポルノ」になってしまう。編集者といえども、書き手に慮って、心からのダメ出しはできないでしょう。すでに関係ができてしまっている間柄であれば尚更です。
私の想いを心の底から理解し、それでいて客観的なフィードバックが欲しい。
読者と一緒にこの原稿を練り上げたい。そして次の世代に届けたい。
これが私のプロジェクトにかける想いであり、願いでもあります。
▼プロジェクトの内容
このプロジェクトは、手元にある3万字の原稿を本として出版し、届けるところまでを想定しています。クラウドファンディングとしてお金を払って参加していただくことで、よりこの本作りに主体的かつ本気で参加していただける。そう私たちは考えています。
ですから、このクラウドファンディングのリターンには、全て「本作りへの参加」が入っています。希望をされる方は「出版コミュニティ」(グループ)に入っていただきます。
原稿は南日本新聞の連載「朝の文箱」がベースになるでしょうが、かなり加筆もする予定です。原稿はまだお見せできる状態にありませんが、そのイメージだけでも伝えられればと思います。ここに目次を公開します。内容は、二浪後の大学受験からはじまります。鹿児島での大学時代、医師国家試験の奮闘、上京後の研修医。作家になるために私がとった行動のすべても書くかもしれません。
全てはみなさんとの交流に委ねられていると言っても過言ではありません。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
今回のクラウドファンディングでは5種類のリターンを準備しました。すべてのリターンが、「本づくり」に直結するリターンです。原稿の段階から奇譚なき、意見をいただき、本のブラッシュアップをいっしょにめざします。また、本の出版後も仲間であるみなさんといっしょに、販売会議をオンライン上で行い、どうするば届くか? いっしょに知恵を絞りたいと思っています。出版不況が叫ばれる中、本当に届けたい読者に届くかは、やはり圧倒的な努力無くしては実現しないと考えています。
ぜひあなたのお力を貸してください。詳しくは各リターンの説明をご参照ください。
一緒に本をつくり、届けましょう。あなたの参加をお待ちしています!
- プロジェクト実行責任者:
- 坂口惣一(株式会社あさま社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年6月28日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
株式会社あさま社が中山祐次郎さんの書籍を出版します。資金は主に「出版プロジェクトグループ」の運営とリターンに使用します。余剰分は書籍を広めるための販促費・広告費に充てます。 *原稿の進行によっては出版が変更になる可能性がございます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて対応します。万が一必要金額に到達しない場合でも返金は致しかねます。ご了承くださいませ。
プロフィール
2022年に軽井沢に立ち上がった、出版社。「みらいに届く本」をミッションに掲げています。
リターン
5,000円+システム利用料
新刊【サイン入り】贈呈(1冊)、出版プロジェクト・グループ参加権
・中山のサイン入り本1冊
・クローズドな本作り用fbグループ参加権(出版前の原稿を読み、中山にフィードバックすることができます)
◉本作り用fbグループ参加権
*開始時期:23年6月頃を予定しています。開始にあたっては、支援者様に登録のメールアドレスに参加の案内をお出しします。
*支援者様のご利用に関して条件はございませんが、誹謗中傷などの参加者同士のトラブルとなる事案が発生しましたら、ご退出いただくことがございます。事前にご了承いただければ幸いです。
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
20,000円+システム利用料
新刊【サイン入り】贈呈(1冊)、出版プロジェクト・グループ参加権、書籍の巻末にお名前掲載
・著者のサイン入り新刊1冊
・クローズドな本作り用fbグループ参加権(出版前の原稿を読み、中山にフィードバックすることができます)
・本の巻末にお名前を掲載します
【注意事項】
◉本作り用fbグループ参加権
*開始時期:23年6月頃を予定しています。開始にあたっては、支援者様に登録のメールアドレスに参加の案内をお出しします。
*支援者様のご利用に関して条件はございませんが、誹謗中傷などの参加者同士のトラブルとなる事案が発生しましたら、ご退出いただくことがございます。事前にご了承いただければ幸いです。
◉本の巻末にお名前を掲載します
巻末へのお名前の掲載について、時期は制作の進行によりますので確定しておりませんが、出版前の2〜3カ月前のタイミングで支援者様の登録のメールアドレスにご案内を出す予定です。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
40,000円+システム利用料
新刊【サイン入り】贈呈(1冊)、出版プロジェクト・グループ参加権、書籍の巻末にお名前掲載+著者よりひとこと掲載
・著者のサイン入り新刊1冊
・クローズドな本作り用fbグループ参加権(出版前の原稿を読み、中山にフィードバックすることができます)
・本の巻末にお名前とひとことメッセージ掲載
◉本作り用fbグループ参加権
*開始時期:23年6月頃を予定しています。開始にあたっては、支援者様に登録のメールアドレスに参加の案内をお出しします。
*支援者様のご利用に関して条件はございませんが、誹謗中傷などの参加者同士のトラブルとなる事案が発生しましたら、ご退出いただくことがございます。事前にご了承いただければ幸いです。
◉本の巻末にお名前とひとことメッセージ掲載
巻末へのお名前の掲載について、時期は制作の進行によりますので確定しておりませんが、出版2〜3カ月前のタイミングで支援者様の登録のメールアドレスにご案内を出す予定です。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年5月
150,000円+システム利用料
新刊【サイン入り】贈呈(1冊)、出版プロジェクト・グループ参加権、書籍巻末にお名前掲載+ひとこと掲載、出版前の原稿贈呈
・著者のサイン入り新刊1冊
・クローズドな本作り用fbグループ参加権(出版前の原稿を読み、中山にフィードバックすることができます)
・本の巻末にお名前とひとことメッセージ掲載
・「中山が赤を入れた出版前の原稿」プレゼント(世界に一つしかありません)(初校・再校いずれかをお送りします)
◉本作り用fbグループ参加権
*開始時期:23年6月頃を予定しています。開始にあたっては、支援者様に登録のメールアドレスに参加の案内をお出しします。
*支援者様のご利用に関して条件はございませんが、誹謗中傷などの参加者同士のトラブルとなる事案が発生しましたら、ご退出いただくことがございます。事前にご了承いただければ幸いです。
◉本の巻末にお名前とひとことメッセージ掲載
巻末へのお名前の掲載について、時期は制作の進行によりますので確定しておりませんが、出版2〜3カ月前のタイミングで支援者様の登録のメールアドレスにご案内を出す予定です。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 2
- 発送完了予定月
- 2024年5月
600,000円+システム利用料
新刊【サイン入り】贈呈(30冊)、出版プロジェクト参加の権利、中山祐次郎の講演(90分)(交通費、宿泊費は別途)
・著者のサイン入り新刊1冊
・クローズドな本作り用fbグループ参加権(出版前の原稿を読み、中山に意見を言うことができます)
・中山無料で講演(90分)に伺います(交通費・遠方の場合宿泊費は別途お願いします・日程は出版日より前後する可能性があります
*企業様・学校様向けに一件限定とさせていただきます。
◉本作り用fbグループ参加権
*開始時期:23年6月頃を予定しています。支援者様のメールアドレスにお送りします。
◉本の巻末にお名前とひとことメッセージ掲載
募集時期は出版2〜3カ月前に支援者様のメールアドレスにお送りします。
◉中山無料で講演(90分)
時期は未定です。書籍出版後に支援者様のメールアドレスに日程相談の案内をお出しします。
※中山祐次郎 講演実績
東京大学公衆衛生大学院、電子カルテメーカー、モダンホスピタルショウ2018、鹿児島県政経懇話会、慈恵医大松戸病院、西日本看護専門学校、聖光学院高等学校、聖光学院高等学校市民公開講座、メディカルジャーナリズム勉強会、中小企業診断士青年事業部、温泉宿ディナーショーなど多数
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2024年5月
1,000,000円+システム利用料
中山が書くあなたの人生エッセイ(お子さん/親御さんも可)(内容は応相談/字数2000字)、出版プロジェクト参加権
・本作り用fbグループ参加権
・中山があなたの人生をテーマにエッセイを書き下ろします(お子さん/親御さんへの手紙でもオッケーです)(内容は応相談とします/字数2000字まで)。エッセイは最終的に簡易製本をして「5冊」を贈呈いたします。
◉本作り用fbグループ参加権
*開始時期:23年6月頃を予定しています。案内は支援者様のメールアドレスにお送りします。
◉人生をテーマにエッセイを書き下ろします
時期は未定です。書籍出版後に、案内のメールを支援者様のアドレスにお送りします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 1
- 発送完了予定月
- 2024年12月
プロフィール
2022年に軽井沢に立ち上がった、出版社。「みらいに届く本」をミッションに掲げています。