④FIP発覚まで　～FIP治療病院にて～

2023年2月18日

自宅から新幹線利用で片道2時間半～3時間ほどの距離の病院へ行きました。

病院につき診療時間外でしたが

一刻を争う状況だったため診察していただきました。

（診療時間外料金をお支払いしました）

 

ゴマの主な症状は、

・下痢

・食欲不振

・元気がなくグッタリしている

・腎臓腫大

・腹水が溜まっている

・発熱

でした。

 

腹水を採取して検査ができればFIPの確定診断ができますが、

ゴマの場合腹水が少量で採取することができず

確定診断とはなりませんでした。

ただFIPである可能性が非常に高く危険な状況なので、

国内未承認薬の注射をその場で打ってもらい、

その翌日からは自宅での投薬をすることになりました。

このお薬はFIPの症状以外には効果がないお薬なので、

これで症状の改善があればFIPで間違いない、ということでした。

 

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【治療費について】

 

病院を調べている段階でどのくらい治療費がかかるかも調べ、

ホームページで下記のように記載されていました。

 

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〈FIP治療の費用相場〉

・ウェットタイプ（胸水や腹水が溜まるタイプ）

　⇒60万円程度

・ドライタイプ（臓器に病変を形成するタイプ）

　⇒90万円程度

・末期の場合

　⇒120万円程度

（※体重が3kgと仮定した場合）

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FIPでは神経症状（歩行困難など）が見られることがありますが、

ゴマの場合はそういう症状もなかったので

そこまで重症度が高いとは思っておらず、

だいたい多く見積もって100万円くらいかかるかな、

いくら多くかかったとしても120万円程度で収まるかな、と思っていました。

（当時のゴマの体重は約3kg程でした）

 

ですが診察していただいた結果、

ゴマはFIPのウェットタイプとドライタイプの

どちらの症状も併せ持つ混合タイプであることがわかり、

通常よりも多い量の投薬が必要で

その分治療費もさらにかかることになりました。

 

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2023年1月はじめから体調不良が続き、

どんな検査・どんな治療投薬をしても

ほとんど症状が改善しなかったので、

難病になってしまったショックは大きかったですが、

ようやく治療の希望がみえ安堵しました。