栗駒山頂から西へ　“御室”へ行ってきました　　6月１７日

　栗駒山頂から西に降って約１時間あまり。“御室（おむろ）”へ行ってきました。

　以前は御室と頂上の間には通り道があったのですが、岩手宮城内陸地震以降それまでの通り道が通行できなくなっています。以前はお沢コースを登れば、頂上へ行く道の途中だったのですが、現在は通行止めになっています。従って、今のところ栗駒山への登山初心者にはお勧めできません。

 

　御室の前はまだこのように雪が残っています。遠くから見ると駒姿の後部分だと思います。

 

　御室の中には、駒形根神社が刻まれた石板や石宮、駒姿が刻まれた石板などが奉納されています。古いものもあれば、明治以降のものもあるようです。おそらく長い年月の間に奉納されてきたものと思われます。

 

　御室の前からは水が湧き出ています。飲んでみると冷たくて美味しい水です。“御室の水”とでもいったらいいのでしょうか。栗原市を潤す迫川の水の源の一つになっています。

 

　現在、御室周辺は雪があり危険なところもあります。６月末に山岳指導隊が通り道を点検するそうです。雪がすべて解ければ安全になると思いますが、御室への参拝を希望するのであれば、御室参拝経験者の案内で行くことをお勧めします。

　いずれ御室への通り道が整備される日がくることを期待しているのですが。

　栗駒山登山の詳しい情報については、栗原市田園観光課にお問い合わせください。

 

～～～【お願い】～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　御室の中には立ち入らないように、また御室にある石板や石宮、その他の奉納物はくれぐれも　動かさないようお願いいたします。

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