赤ちゃんに新しい紙おむつを届けたい

寄付総額

452,000

目標金額 500,000円

寄付者
48人
募集終了日
2023年8月30日

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プロジェクト本文

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ご挨拶

 

認定特定非営利活動法人マイママ・セラピーです。

 

2000年4月、滋賀県大津市で『出産して間もない女性とその家族を地域でケアする』ことを目的にマイママ・セラピーを立ち上げました。

 

 

 

スタッフは保健師・助産師・歯科衛生士・保育士・薬剤師など専門的資格を有するメンバーで構成をしています。

 

商店街の中で「マイママ・セラピー」という小さな拠点で「ママと赤ちゃんのほけんしつ」という事業を展開してきました。

 

 

マイママ・セラピーの活動は主に女性を対象にしており、特に出産をした女性とそのご家族が利用されます。マイママ・セラピーを利用される方のアンケートを分析した結果、出産した女性がかかえる不安には2つの要素がありました。

 

1 育児にかかる未経験の不安

2 女性としての未来に見通しが見えない不安

 

「どうしたらいいかわからない」

 

このような漠然とした不安がどうしたら解決できるのかを言葉にし深堀をしながら解決へと導く。出産した女性が、「自分自身の未来に見通しが持てる」とはどういうことなのかをグループで考える。

 

また、出産して間もない時期ということで、心身ケアも同時におこないます。育児の相談だけではなく、キャリアカウンセリングも含めた未来の自分を考える時間の共有しています。

 

マイママ・セラピーの5つの柱

  1. 学習をする
  2. 経験をする
  3. 交流をする
  4. 情報の整理をする
  5. 仲間を作る

この柱に沿って、講座や、居場所、相談への対応をしています。

 

出産後に欲しい支援を伺うと 「3つの間」 が必要でした。

  • 自分の時間
  • 相談できる人
  • ゆっくりできる場所

ここでは、その3つを揃えた状況から「ママたちの第二の実家」としていつでも気軽に利用ができるよう配慮してきました。

 

 

 

マイママ・セラピーの活動について

 

 

まちのほけんしつ「マイママhouse」

 

2011年4月からは、「まちのほけんしつ」として地域の中にある保健課題に向き合いながら相談に来られる方の不安や悩みをケアすることを中心に運営をおこなってきました。

 

2020年、コロナ感染症が拡大しました。蔓延以降は、各所で居場所の閉鎖やコミュニティの場がなくなり行き場を失った人が商店街には多くおられました。

 

私たちの活動も一時的に閉館をしましたが、あまりにも多くの方がお困りの様子がうかがえましたので、2020年6月より感染予防対策となる健康教育を含めた活動の再開をしました。

 

その結果、商店街の中にあるマイママhouseには今まで以上に多くの人が集うようになったのです。

 

 

2021年度~2022年度における年間利用者数は4500人を超えました。

 

赤ちゃんを連れたご家族だけではなく、シニアの方もお買い物ついでに「ちょっと休憩させて」と立ちどまり、スタッフと会話が弾むという光景も見られます。

 

 

地域の中で活動を展開していると、コロナ感染症の余波はまだまだ残っています。

孤食の人を対象におにぎり会もしました。

「こどものいばしょ」を商店街の皆さんと一緒に開催しました。

 

ほけんしつの利用も理由は必要ありません。

ほけんしつに集まるお困りの声にできるだけ寄り添ってきました。

 

 

マイママhouseでは、コロナ感染症が蔓延しているときも専門職を対象にした講座や「ご縁市」と称した寄付市を開催しています。

 

 

 

ご縁市でいただいた寄付金を紙おむつの購入にあて、その時に助産師がお話をお伺いします。

 

 

 

 

 

地域の健康課題を解決するために専門職研修会も定期的に開催

 

地域で活動を展開するためには、専門職としての働き方や課題の把握の仕方、解決の仕方。

また、見えてきた課題を解決する先に支援を求めている人は誰なのか。事業の目的は明確なのかをワークするようにしています。

 


 

メンバー紹介

 

理事長 押栗泰代

 保健師 キャリアコンサルタント

 

看護師1年経験したのちに行政の保健師13年。

退職後は開業保健師として地域で公衆衛生看護を展開してきました。

看護というスキルを活かして出産した女性とそのご家族を応援しています。

最近は、事業承継を兼ねて後継者の育成として看護職の開業サポートもしています。

 

 

理事 大谷 直美

 歯科衛生士

 

20年以上マイママ・セラピーで一緒に活動を展開しています。

行政の中で歯科保健にかかる事業を構築を40年以上にわたりおこなってきました。

退職後は独立をして地域で活動を展開しています。特に母子保健に関してはマイママ・セラピーでの活動を中心に事業の展開をしています。

 

 

西村さつき

 助産師

 

マイママメンバーから開業助産師として現在は地域活動を展開しています。

医療機関で助産師として働いてきました。第一子が生まれたときマイママ・セラピーの講座を受け「私も地域でマイママのような活動をしたい」と退職。助産院の開業をし、現在は地域で「さつき助産院。」の院長としてママと赤ちゃんの応援をしています。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

まちのほけんしつを運営する中でたくさんの保健課題がありました。

 

孤食や孤独。居場所がない。

 

その中でも特に困難を極めたのが「衛生用品が買えない」という問題でした。

 

「紙おむつを購入するお金がない」若年ママやシングルマザー

「一度利用した紙おむつを天日に干して再利用する」高齢者。

「ティッシュペーパーをナプキンの代わりに当てている」高校生

 

ほけんしつでの相談担当は保健師や助産師ということもあり、衛生用品に関する困りごとの声はたくさん聞かれました。

 

「恥ずかしいけれど・・・いいのかな。こんな話をしても」

 

赤ちゃんも高齢者も同じように。そんな声を通して、助成金や寄付金で紙おむつを購入し健康相談とケアを取り入れながら一人一人に手渡しをするという活動の取り組みがはじまりました。

 

 

まちのほけんしつは不定期開催ですが、開館をした日には100人を超える方がお越しになります。必ずしも相談を受けることが理由ではありません。

 

お買い物ついでに「ちょっと立ち寄って」

「お茶を一緒に」

「こんなに子どもが大きくなりました」

「こんなことがあったの」というエピソードなど

 

こうした立ち寄りの方の中に、深刻なご相談をされる方がおられます。一人一人のお困りごとは異なりますが、直接手渡しできるようにしています。

 

排泄に難する悩みは「はずかしい」という気持ちに直結するようです。声をかけながらお渡しするのですが、受け取ることに抵抗を示される方も最初はおられました。

 

何度も「はずかしい」といわれたことが印象に残っています。看護という資格を生かし相談を取り入れていることがその抵抗力を弱めているように思います。

 

 

排泄の困難を抱える人が多いことをもっと知ってほしい。

生まれてきた赤ちゃんが地域の中で元気に育ってほしい。

赤ちゃんを育児するママやパパへエールを送りたい。

 

そのような思いでクラウドファンディングを立ち上げました。

現在は、地域の方のご寄付をすべて紙おむつの購入代に充てています。今回のご支援では赤ちゃんの紙おむつを購入し、育児の相談をしながら手渡しで一人ずつにお渡しをしていきます。

 

 

皆様からのご支援で実現できること

 

今回のプロジェクトでは、「排せつにかかる衛生用品」をお困りの方に相談やケアを加えてお渡しします。

 

特に、生まれて間もない時期から乳児を対象とし、赤ちゃんの衛生用品を保健師・助産師が育児相談や直接的なケアとともに手渡しでお届けします。

 

産後ケア

*育児に不安を抱えておられる方。

*出産間もない時期で赤ちゃんのことがわからない方。

*コミュニケーションの機会が少ない方。

*誰かにSOSを出したい方。

*5分でいいので赤ちゃんを抱っこしてほしいと思う方。

 

育児を一人で抱え込まずに、遠慮なく「たすけて」声を上げてほしいと思います。

 

マイママhouseにて、沐浴の仕方・赤ちゃんの病気の時の家庭看護・育児相談などを保健師・助産師・歯科衛生士・保育士が月齢に応じた内容のご相談対応をさせていただきます。

 

その時に、月齢に合うサイズのおむつをお渡しいたします。一人で悩まないで、気軽にご相談におこしください。

 

紙おむつの配布

紙おむつはできるだけ多くの方にご提供できるようにしたいと考えています。

1袋当たり約1500円します。3000円ご寄付いただきましたら2袋。2人の赤ちゃんにお届けすることが可能です。

 

マイママhouseにて、育児相談をしながらママに直接手渡しをします。

マイママhouse(滋賀県大津市中央1丁目8番6号)へ直接取りにお越しいただけるようであれば、地域は問いません。

郵送および、ご家庭までお届けすることはできませんので、ご了承くださいませ。

 

▼紙おむつご希望の方

  1. マイママ・セラピーのホームページからお申し込み

赤ちゃんのお名前・生年月日(1歳未満)・保護者の方のお名前・ご住所・連絡先をご記入いただき配布にかかる日程の予約(マイママhouseの開館日になります)

2. 予約した日時にマイママhouseへ受け取りに来ていただく

 

  • できるだけ多くのママと赤ちゃんにご利用をいただきたいと考えておりますので、お申し込みは2回までとさせていただきます。
  • いただきました個人情報は、紙おむつ配布の確認のためだけの利用で、配布終了後はすべてデータは廃棄いたします。
  • 紙おむつのサイズは M、L の2種類です。
  • ナチュラルムーニーを予定しております。
  • 対象となる方は、ママの体調管理を含めて不安やお困りごとが多い時期として生後12か月までとさせていただきます。
  • 赤ちゃん一人につき、1袋をお渡しいたします。

 

 

今回のクラウドファンディングでご協力をいただきました支援金は「紙おむつとおしりふきの購入」および「出産後のケアと相談」に充てさせていただきます。

 

【目標金額分の実行確約型】
■目標金額:50万円
■目標金額の使途および実施内容:紙おむつ購入にお困りの家庭に、紙おむつを購入し手渡しでお届けします。
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。

 

2020年のコロナ感染症蔓延後、地域は混乱をしていました。

相談をする場所がない。相談をできる人がいない。ママたちの孤食だけではなく子どもや高齢者も孤食を強いられていました。

 

マイママ・セラピーではいち早く衛生用品の購入と保健師・助産師の応援をお願いしました。予約なしでご利用いただけるように開館もしてきました。

 

みんなで一緒にご飯を食べたり、居場所を開放したり、オンラインで研修会をしたり、マイママhouseを開放したり。様々な取り組みをおこなってきました。

 

2023年。まだまだ、社会の中にはコロナ感染症における社会的後遺症が見られます。

課題は各種ありますが、この3年間で取り組んできた中で、特にマイママ・セラピーが課題としたことが「衛生用品の貧困」でした。

 

ナプキンの配布は行政で2023年度も予算がついて継続して実施されます。マイママ・セラピーはその配布支援も協力しておこなっています。

 

まだしばらくこの衛生用品の困窮は続くと予想されます。

今回のご支援では一人一人の赤ちゃんにお渡しをしていくことを目標にしています。現在のところ、団体様への寄贈予定はございませんのでご了承くださいませ。

 

 

プロジェクトの展望・メッセージ

 

「決して一人じゃないよ」ということを伝えたいと思います。

 

マイママhouseは大津市の中心部にあります。一部シャッター街となっていますが、マイママhouseに赤ちゃんが集まると商店街が活性化することがこの12年間の活動で明らかになっています。

 

子どもの声は人を呼び込みます。

 

商店街の方ともイベントでは協働させていただいています。若い世代の人が集いやすい街にしていくためにも赤ちゃんサポートを続けたいと思います。

 

20年以上にわたり孤立したママを応援したいという想いで活動を展開してきました。紙おむつの配布は、2021年が始まりでした。

 

コロナ感染症は地域の中で大きなダメージを与えており、その影響はまだ残っています。永久的に紙おむつを配布するのではなく、回復に向かう今を応援したいと考えています。

 

どうか、育児支援の一環として皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

特定寄附金による税制優遇について

 

本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。
 

<内容>
・個人の場合:2000円以上の寄附をされた方は、寄付金受領証明書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。
一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。

 

・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
 
<寄付金受領証明書の発行について>
寄附をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付致します。
証明書名義:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先の氏名」を宛名として作成します
証明書発送先:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします
寄附の受領日(証明日):READYFORから実行者に入金された日となります。
証明書の発送日:2023年12月ごろを予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

 

プロジェクト実行責任者:
押栗泰代(認定特定非営利活動法人 マイママ・セラピー)
プロジェクト実施完了日:
2023年10月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

紙おむつ購入にお困りの家庭に、紙おむつを購入し手渡しでお届けします。

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プロフィール

産前産後女性のケアを20年地域で提供してきました。 公衆衛生活動を展開するために開業をし、継続的に支援を進めるうちに、さらにネットワークが広がり、事業展開をしてくることができました。 「どうしていいかわからない」「産後相談する人がいない・相談をするところがない」「ネットの中には我が子のことが書いてない」産後は多くの悩みや不安を抱えながら頑張る女性がたくさんいました。もっとたくさんの保健師・助産師・看護師・保育士が手を取り合い、スキルアップして産後間もない時期に訪問をして1か月ケアを受けられる仕組みができれば回復ケアを提供できると考えています。今は少しでも多くの人材を掘り起こし、スキルアップをすることで、民間型産前産後ケアステーションを立ち上げ社会へ発展させていくための準備を進めています。産前産後の女性とその家族が、新生児を迎え笑顔で暮らすことにつながっていくことを、私たちは願っています。

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5,000+システム利用料


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10,000+システム利用料


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30,000+システム利用料


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2023年12月

50,000+システム利用料


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寄付者
0人
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制限なし
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2023年12月

プロフィール

産前産後女性のケアを20年地域で提供してきました。 公衆衛生活動を展開するために開業をし、継続的に支援を進めるうちに、さらにネットワークが広がり、事業展開をしてくることができました。 「どうしていいかわからない」「産後相談する人がいない・相談をするところがない」「ネットの中には我が子のことが書いてない」産後は多くの悩みや不安を抱えながら頑張る女性がたくさんいました。もっとたくさんの保健師・助産師・看護師・保育士が手を取り合い、スキルアップして産後間もない時期に訪問をして1か月ケアを受けられる仕組みができれば回復ケアを提供できると考えています。今は少しでも多くの人材を掘り起こし、スキルアップをすることで、民間型産前産後ケアステーションを立ち上げ社会へ発展させていくための準備を進めています。産前産後の女性とその家族が、新生児を迎え笑顔で暮らすことにつながっていくことを、私たちは願っています。

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