塾がない小さな町の小中高生に、自分の将来のための可能性を

 

▼プロジェクトの内容

■進学塾ではない、進学塾以上の、ものを作って定着させます。固有名詞はまだありません。個別指導授業、集団授業に加え、昼間はフリースクール、学習スペース、コワーキングスペースとしての要素も含めます。受験する子たちは全員合格は当然です。（現在も3期連続担任クラス生徒は全員合格）1人になりたいのに家だと1人になれない子、家で1人で過ごしたくなくて学校の後誰かと過ごしたい子、学校に行く選択をしていないけど同じように昼間に勉強したい子、誰にとっても第3の居場所を作ります。スモールスタートさせ、スタッフを増やしながら、理念や認識を確実に伝えながらの成長を目指します。

 

■年間何百人もの生徒とふれあい、保護者とも面談や電話をたくさんしてきました。教科の授業や指導、受験や進路のことだけではなく、将来のことや悩み、社会のしくみややりたいことなど、についてたくさん話せる場があればいいなと思います。またこれまで企画参加実行してきた経験では、学習合宿だけでなく、子どもたちと水族館に泊まるイベント、理科実験教室、プログラミングなどの体験フェス、児童福祉施設の活動としていろんなところへ一緒に出かけたり、などあり、勉強だけでなく体験や経験も一緒にできたらと思います。

(先日、この町でさまざまなイベントやフェスが行われる河川敷に、みんなで鯉のぼりを見に散歩に行きました。独立した自治体のため、積極的に町外からの事業や移住を見込んで、町を上げたイベントが行われています。)

 

▶︎【設定案】個別〜少人数指導、小学生・中学生・高校生、週1コマ2h（80分授業＋40分自学、宿題、相談、質問）9000～12000/月、週2コマ16000～22000/月、オプションフリー自習+3000/月、フリー自習のみ（★保護者も利用可）利用8000/月 

▶︎【指導教科】保護者・本人と相談の上決定。数学、算数、英語、国語、理科、社会、技術家庭科、音楽、保健体育、習字、硬筆、算数パズル

▶︎【場所】福岡県吉富町（沖縄を除く九州で一番小さな町〈出典:福岡県町村会〉）

▶︎BBQ、料理教室、キャンプ、合宿など、要望や利用者、家族との相談の上、希望者実施

▶︎誕生日と合格の際にはお祝い（文房具プレゼントと食事会）

▶︎【見込み集客】15（現段階確定）〜20名スタート。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

小さな田舎町に【進学塾】＋【予備校】＋【フリースクール】の新しいスペース＞＞＞可能性を広げたい。生徒保護者の要望と自分がしたい楽しいことを詰め込みました。

■この地域には、家ではない場所で集中して勉強したいと思う子どもたちや生徒が行くところがありません。図書館は5時まで、予備校や学習センターはなく、大手塾もほとんどないからです。部活の後に勉強しに行きたいのに塾は閉まっていたり、学校が休みだから勉強しに行こうと思ったら休館日だったり、とたくさん困っている声を、勤めていたとき、遠くから通ってくれていた中学生・高校生からお聞きしています。保護者や生徒から数十人の要望を受けて、数年かけて計画してきました。勉強したい・大学進学/勉強とスポーツ（習い事）の両立/私立中学受験をがんばりたい、都会の学校に進学したい、という小学生・中学生・高校生が、近隣の町をふくめ、とてもたくさんいらっしゃいます。自分は大学受験のとき、大手予備校の自習室に毎日、朝一番に行って最後に帰っていました。

■大変幸せなことに、先生に見てもらいたいというお声をいくつか頂きましたが、会社員の立場では、制限や見えない仕事が多く、力一杯責任を果たせないことにジレンマを感じていました。 

■１年後の正式スタートに向け、自分一人だけではなく、色々な方の責任と励みをいただくことで、決して投げ出さない・すべてを賭けて取り組む決意を固めるため、必要な資金の一部をこのクラウドファンディングでお力を借りたくお時間いただいております。

（地域の文化会館にて開催した勉強会）

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン【達成後の展望・展開】

（１）塾がない町に１年後までに新しいスペースを設立

　　■要素１【進学塾】…全教科対応・私立公立ふくめ、中学受験・高校受験・大学受験の可能性を広げ、情報も発信。映像でもオンラインでも学生の個別指導でもなく、ちゃんと授業ができる塾の役割。希望者は現時点で２０名以上。数年かけて定着させ、地域の学校教育・レベルにも少なからず影響・貢献していく。

　　■要素２【予備校・自習室】…上記受験において、自習室・学習スペースの役割。田舎ほどお店が閉まるのが早い、のと同様の状況を改善。頑張りたい子に場所を提供。安定し、確保できる場所によっては、保護者ふくめ地域の人にコワーキングスペースとしての利用も視野に。

　　■要素３【フリースクール】…不登校ともよばれるが、あえて学校に行かない選択をする子どもたちのための、一部フリースクールとしての役割。選択した自由に対して、学習の機会を失わないよう、また、学校に行く子たちと同じように学力をつけるために、昼間の時間を利用する。保護者にとっても、少しでも外に出るきっかけを作り少し安心させたい。

 

（２）地域と協力・応援　　

　　■お弁当屋さん…この地域にはたくさん、安くておいしい手作りのお弁当屋さんが。いわゆる塾弁によって保護者の負担にならないよう、そして、コンビニじゃないごはんを食べさせてあげることができる。お店によっては配達ふくめ協力を要請。また、町全体で飲食店などを集めたフェスやイベントも精力的に活動されているため、貢献したい。

　

　　

  ■卒業生…これまでに教えてきた卒業生も、ここで育っていく卒業生にも、アルバイトの経験を用意したい。同じ気持ちが分かる相手・先輩として、相談相手や頼れる存在となる。また、社会に出る前に、労働により収入を得る、誰かに貢献する、という経験を少しでもしてもらいたい。

　■SNS戦略…このプロジェクトの達成のために作成したInstagramのアカウントは1000フォロー突破。各方面からご支援・応援をいただくことができており、相互勉強の機会となっている。これから、ジモティ・twitterなどにも広げていっているところだが、そのノウハウも必要とあれば惜しまず提供していく機会を作っていく。

 

（３）同じ境遇の地域へ　　

　　上記（１）（２）を確立させ、ほか地域へと広げていく。この町以外でも、近隣にも同じような境遇の場所はすでにいくつかある。せっかくのSNSでのつながりや広がりも駆使することで、ノウハウやシステム・しくみを作る、もしくは伝えられたら、将来的に、新しいスペースとして、新しい固有名詞が誕生する。

 

 

▼自己紹介

■小4から高3までお世話になった塾で人生初のアルバイトをしていたとき、耳の聞こえない小学生が、クラスの授業だとみんなに迷惑をかけるからと、個別指導をご依頼され、担当しました。口を大きく開けたり絵を描きながら筆談したりして授業やおしゃべりをしました。大学進学のためにたった1ヶ月でしたが、最後の授業のとき、おうちにあった生命保険会社のメモ紙に、一生懸命大きな字で、◯◯先生ありがとうございました。また一緒にいつか勉強したいです。と書いて渡してくれました。20年経った今でも持っています。

■祖父は中学校の校長、祖母は小学校の校長でした。祖父は現役のとき顧問をしていたバレー部の部員たちを家に招待してごはんを食べさせたり、海に連れて行ったりよくしていたと、祖母から聞いていました。大好きだったそんな祖父も祖母も最近亡くなりました。約20年働き、そのうち18年は塾講師や教室長を務めてきて、私にはこれしかなく、最後は自分にできることで、私も2人のようにありたい、できることなら次へつなげていきたいと思っています。この場所を過ごした子たちが、先輩として、次の世代の子の悩みを聞いて支えて、を続けていけるような、場所になったらいいなと思います。

　・大学進学した東京で、地元の進学塾でアルバイト、そのまま就職。

　・帰郷した福岡で、老舗大手塾へ就職、教室長も経験。

　・発達障害、自閉症スペクトラムの子どもたちを預かる児童福祉施設で指導員も経験。

　・計20年で、小中生「全教科」「全学年」「集団授業」通年指導経験有り。（＋高校1、2年数学、大学受験英語）

■先日、勤めていた進学塾を退社、このプロジェクトのために全力を尽くします。 

 

▼メッセージ・最後に伝えたいこと

これで二度目の挑戦となります。前回は人生で初めてクラウドファンディングに挑戦しましたが、最後の２週間から、私の力足らずで達成できませんでした。そのときも、本当に様々な各方面からご支援ご協力をいただき本当にありがとうございました。また、SNSもInstaでは1000人を超えるフォローをいただき、日々応援や励みをいただくことができました。そして、そのときに出来たつながりや、いただいた応援、そして誰よりも、すでに１年後のスタートを心待ちにしてくれている２０名以上の生徒保護者のみなさまのためにも、あきらめる・途中で投げ出すわけにはいかなかったというのが今回再挑戦した理由です。何卒ご支援いただけますよう心よりお願い申し上げます。

 

　　　

（地域の文化会館にて開催した勉強会）

 

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