ウクライナ避難民が全国をキャラバンしながら平和の尊さを伝えたい
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 31人
- 募集終了日
- 2024年1月29日
第67回関西実業団駅伝|伝統のタスキを未来に繋いでいくために
#地域文化
- 現在
- 865,000円
- 支援者
- 79人
- 残り
- 10日
緊急:パレスチナの劇場・映画館アルカサバシアターの存続危機を救おう
#国際協力
- 現在
- 3,829,000円
- 支援者
- 218人
- 残り
- 27日
【第2弾】あきらめたくない目の前の命。保護猫たちの医療費緊急支援
#動物
- 現在
- 1,146,000円
- 支援者
- 83人
- 残り
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【次世代に引き継がれる本拠地】保護動物に安心安全な棲家を購入したい
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- 現在
- 36,359,000円
- 支援者
- 2,041人
- 残り
- 12日
SOSを出す犬猫たちを救い続けるために。保護ハウス修繕にご支援を
#動物
- 現在
- 3,063,000円
- 寄付者
- 186人
- 残り
- 26日
沖縄北部の命の誕生を支える|妊婦さんが安心してお産ができる環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 5,971,000円
- 支援者
- 145人
- 残り
- 27日
新ビワコオオナマズ水槽誕生にご支援を!|琵琶湖博物館【第2弾】
#観光
- 現在
- 9,268,702円
- 寄付者
- 517人
- 残り
- 22日
プロジェクト本文
このサイトをご覧いただき、ありがとうございます。私たちは、2か国以上の文化的背景を持つ「多文化人材」が活躍する場をつくるために2023年10月に設立した「一般社団法人多文化人材活躍支援センター(通称・たぶさぽ)」です。私たちは、海外から日本へ留学したい、働きたいという方のサポートをするほか、2022年11月に日本に来たウクライナ避難民であるポジダイェヴァ・アンナさんにも理事として参画してもらい、当事者として避難民の声を届ける活動をしています。今回、アンナさんの「私たち家族を受け入れてくれた日本人に感謝の気持ちを伝えたい」という思いを実現しようと、全国をキャラバンしながら、一緒にウクライナ料理をつくったり、戦争の体験談を伝えたりする活動を企画しました。今回のプロジェクトは、日本語が堪能なアンナさんへのインタビューをもとに、代表理事の山路がまとめました。ぜひアンナさんの思いをお読みいただき、ご支援いただけると幸いです。
※このプロジェクトはアンナさん発案であり、名前や写真の掲載を行うことについて本人の許諾を得ております。
私の名前はアンナ、ウクライナから来ました
皆さん、初めまして。私はアンナです。ウクライナから来ました。私は、日本で暮らすウクライナ避難民です。私は、2022年11月15日、日本へと逃げてきました。2022年2月24日、戦争が起こったとき、私は首都キーウにいました。美容サロンのビジネスを自分でしていました。でも、24日朝にいきなり大きな音がして、本当にびっくりしました。夢を見ているのかと思いました。
そして、この日から、私たち家族の人生は一気に変わりました。
美容サロンが入ったビルは、自宅から歩いて15分ほどの距離。そのビルに、26日にミサイルが飛び込みました。私たちはその時、店にはおらず、地下にある店には水道管が壊れて水があふれ、とても営業ができる状況ではありませんでした。そして、このままウクライナにいては、命の危険があると思いました。私は、美容師の勉強のため、20年ほど前に日本で暮らした経験があります。少し、日本語を話すこともできました。夫と話し、「避難するならば日本に行こう」と話しました。そうして、見つけたのが、佐賀県のウクライナ避難民を受け入れるプログラムでした。そのプログラムに応募し、16歳と14歳の娘を連れて、私たち家族は日本に避難することができました。2023年4月には、目に障がいのある夫も避難することができました。8月からは、家族4人で東京で暮らしています。
夫のオレグさんが来日した佐賀空港で出迎えるアンナさん(左から2人目)=2023年4月
そして、同じく日本に避難したウクライナ人も助けたいと思って、2023年10月にできた「たぶさぽ」で理事になりました。戦争が始まった後に、ウクライナ避難民が理事になったのは「日本で初めてでは?」と言われて、とてもびっくりしました。私が、たぶさぽの最初の仕事として考えたのが、「日本全国を回って、平和についての話をしたい」というアイデアでした。
家族を助けてくれた日本人へ感謝の気持ちを伝えたい
私たち家族は、日本人に助けられて、日本へ逃げて、命を守ることができました。日本人に、本当に感謝をしています。何か、日本人に恩返しをすることができないかと考えました。
私は、少し日本語を話すことができます。料理をつくることも好きです。美容師の資格を持っています。だから、日本人への恩返しの気持ちで、国、家族を大事にしなければいけないというメッセージを伝えたいと思いました。一緒に料理をしたり、ウクライナの美容を見せたりしながら、私が経験した戦争についてお伝えしたいです。
私は2023年8月には、雨がたくさん降って家が壊れた人もいる福岡県久留米市で、子どもたちのためにウクライナ料理をつくりました。雨で家が壊れた写真を見て、戦争が起きているウクライナと同じように見えました。だから、子どもたちがおいしいと言ってくれて、本当にうれしかったです。
久留米市で、夫のオレグさん(中央)と子どもたちにウクライナ料理をつくるアンナさん=2023年8月
同じように、全国でも、私の話を聞きたいという人がいれば会いに行って、一緒に料理をしたりしたい。日本でも、おじいちゃんやおばあちゃんは戦争を経験したことがあると聞きました。若い人たちは、これからの国をつくっていく人たちです。いろんな場所、いろんな世代の人とお話したいと思います。そして、全国にいるウクライナ人とも交流し、困ったことがないかなど、相談に乗りたいです。
全国の人に会いたい、たくさん話したい
私は日本全国の人に会いに行きたいです。たくさんの人と話したいです。でも、たぶさぽはできたばかりの団体で、お金がありません。そこで、クラウドファンディングを考えました。皆さんからいただいた寄付で、日本のいろんなところに行き、ウクライナ料理教室と、私たちの戦争の体験談を聞くイベントを開きたいと思っています。
ウクライナ料理イベントは佐賀市でも実施しました=2023年4月
皆様からいただいた寄付は、私や日本人メンバーの交通費や、ウクライナ料理を買うための購入費、全国をキャラバンするときのユニフォームやエプロンをつくる製作費などに使います。集まれる場所は、料理ができるところならばどんなところでもいいですし、高校生にも、私の経験を話したいと思っています。皆さんからの多くの支援をお待ちしています。
東京都三鷹市のイベントで講演するアンナさん(左)=2023年11月
【アンナさんのキャラバン概要について】
・時期:2024年度中に開催
・対象:ウクライナ支援に関心のある方
・募集方法:当法人HPに掲載の上、多文化共生関係のメーリングリストやプレスリリースなどで告知
・開催方法について:パートナーとなる国際交流協会やNPO、学校などと、開催場所の予約や広報などで連携して開催
・募集人数:各会場10~20人程度(会場の広さや使用料、参加人数により参加費を設定することがあります)
・決定方法:専用の募集フォームから申し込み、開催希望理由などをもとにアンナさんと決定※地域のバランスなども考慮します
※現地の戦況やパンデミックの発生などで2024年度中に開催できない場合は、2025年度に延期して開催することもありますのでご了承ください。
ウクライナ人が日本で活躍できるモデルに
私たちは、すぐに戦争が終わると思っていました。でも、まもなく2年近くになります。私たち家族と同じように、戦争が終わっても、日本で暮らそうと考えている人が増えていると思います。でも、日本語がなかなか勉強できない人や、仕事が見つからない人がたくさんいます。私たち家族にも娘が2人います。彼女たちは、日本で大学まで通うことができるか、不安です。
私は今回、日本語と料理で日本人に恩返しをしたいと、キャラバンを考えました。ウクライナ人にはほかに、絵が得意な人、ピアノがうまい人、歌が上手な人、英語が上手な人など、いろんな人がいます。いろんな人が、その能力を使って、日本で活躍できるようなことがたくさんできればいいなと思っていますよ。私は、そのモデルになりたいです。応援よろしくお願いします。
多文化人材活躍支援センター(たぶさぽ)とは?
たぶさぽとは?・・・人口減社会やグローバル社会の加速的な進行により、人手不足や外国人材の受け入れ環境の悪化など「マイナス面」が取りざたされることが多くあります。一方で、私たちは、2か国以上の文化背景を持つ「多文化人材」が活躍できるチャンスという「プラス面」もぜひPRしていきたいと考えています。多文化人材がその経験や能力、知識、ネットワークを生かし、活躍できる社会が求められています。国籍や民族を超えて、国境さえも越えて活躍できる人材を育成したい。私たちは、誰もが生まれた国や在留資格に関係なく活躍でき、平和で幸せに暮らせる社会に貢献することを目的に活動しています。
アンナさんのほか、外国人コミュニティのサポートをしてきた多文化共生の専門家や日本語教師、NPOマネジメントに長けたメンバーが集まっています。
団体名 :一般社団法人多文化人材活躍支援センター
設立:2023年10月24日
活動内容:避難民支援事業・・・ウクライナ避難の支援、ほかの難民支援に関する研究
外国人材定住支援事業・・・外国人材の留学や就労などのサポート
総務事業・・・ファンドレイジング、ガバナンス・コンプライアンスの整備
所在地:〒840-0813 佐賀市唐人2-5-25
代表理事:山路健造
電話番号:080-8832-4576
メールアドレス:office@tabusapo.org
※プロジェクトの注意点このプロジェクトは、ロシアを糾弾したり、ウクライナを非難したりなど、政治的主張をするものではありません。
※プロジェクトページに使用している画像について、ウクライナ避難民ご本人や、福岡県久留米市の子どもの居場所主催者様より掲載許諾取得済み
- プロジェクト実行責任者:
- 山路健造(多文化人材活躍支援センター)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
一般社団法人多文化人材活躍支援センターでは、2024年度に全国5カ所で、アンナさんによるキャラバンを実施したいと考えています。支援いただいた方の地域、もしくは公募して開催地域を決め、ウクライナ料理教室と戦争体験談のセットでのキャラバンを考えております。そのためのアンナさんやほかの理事の交通費として50万円(10万円×5か所)、材料費25万円(5万円×5か所)アンナさんへの講師謝金10万円(2万円×5か所)、キャラバン用ユニフォーム・エプロン製作費3万円、キャラバンでのReadyforへの手数料12万円に使わせていただきます。目標金額の100万円を超えた場合は、より多くの場所で開催したいと考えています。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上でのリスクについて
- キャラバンや出前講座の開催場所・日時については、支援者さんの地域、もしくは公募などをしながら決定したいと思います。
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プロフィール
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リターン
3,000円+システム利用料
感謝のメール(3000円)
感謝のメールをお送りします。また、実施後に活動報告書(PDF)をお送りします。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
5,000円+システム利用料
感謝のメール(5000円)
感謝のメールをお送りします。また、実施後に活動報告書(PDF)をお送りします。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料
感謝のメール(3000円)
感謝のメールをお送りします。また、実施後に活動報告書(PDF)をお送りします。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
5,000円+システム利用料
感謝のメール(5000円)
感謝のメールをお送りします。また、実施後に活動報告書(PDF)をお送りします。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月