クルージングイベントCASACRUISE、 終了いたしました
■ご挨拶
この度は、「見たことのないクルージングフェスをしたい!」クラウドファンディングにご支援いただき、誠にありがとうございました。みなさまのご支援で、目標を上回る支援総額 501,000 円を達成し、9月27日(水)にCASACRUISEを無事開催、終了するできました。なお、みなさまからご支援いただきました資金は、全額イベント開催費用に使わせていただきました。
一般社団法人全日本アーティストグッズ協会は今後もアーティストの活動を応援し、ファンの方をつなぐ活動を行って参ります。どうぞこれからも私たちの活動を応援していただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人全日本アーティストグッズ協会
代表理事 林 伸蔣
■イベント当日の様子
船上でアートや音楽を楽しめるパーティーがあったら、どんなに楽しいことだろう。
それを実現したのが9月27日に開催されたCASACRUISEだ。プライベート気分に浸れる小型客船でお酒やフードはもちろん、アートや音楽も楽しめてしまうパーティーだ。平日の夜7時半にお台場から出航する。まるで飲食店に寄るような気軽さでクルージングが楽しめてしまう。
観覧車が光り輝くお台場。船が着いたのでさっそく乗り込むと氷の彫刻が出迎えてくれた。札幌雪祭りなどでも活躍する氷彫刻師Craftrator Takijiによるダイナミックな作品だ。胸まで高さがある大きさだが、とても繊細に作られていて、ブルーのライトに照らされて美しく光り輝いていた。
広々とした室内にはテーブルとイスがあり、ちょっと休憩したい時などに利用できるという。そしてまるでジャングルのようにフルーツや植物を飾ったYESジュースのブースが目に留まった。ジュースクレンズでもお馴染みのYESジュースだが、体に優しいコールドプレスジュースをお客さんに提供してくれる。
船内を奥に進むと二階へと続く階段がある。二階はラウンジ仕様となっており、本日のメイン会場にもなっている。オリエンタルラジオの藤森慎吾公認である物まねタレントMCしんごが司会を務め、会場を盛り上げる。ラウンジの後部にあるバーカウンターではお酒をオーダーできる仕組みだ。壁際にはソファが並び、船内のお客さんはさっそく座ってMCしんごの司会に耳を傾けながら窓に映る東京湾を眺めていた。
裏の出口からは甲板へと出ることができる。気持ちの良い夜風に吹かれながら東京湾の美しい夜景を楽しめる。更に三階に位置する屋上に登ると岐阜県の美濃和紙あかりアート作品や幅商店による提灯が多数並べられていた。和紙を利用した照明はデッキを優しく照らし、人々の心を解きほぐしてくれる。
ラウンジではさっそく「三々五々に、問う」のライブが始まった。「三々五々に、問う」はNICE73という女性ボーカルによる音楽プロジェクト。ジャズやR&Bを取り入れながら伸びのある歌声で軽快に歌う。今回のライブでも跳ねるように演奏されるアコースティックギターの音色をバックに名曲「恋」を歌っていた。ステージ前にはお酒やフードを手にした女性が集まり、恋ダンスを控えめながらも楽しそうに踊っていた。NICE73も演奏途中で「(ダンス)わかる人!ここで踊って!」とお客さんにフランクに声を掛けて会場の笑いを誘う。続いてオリジナル曲も披露し、更に盛り上げていた。現在アルバムを制作中とのことなのでそちらも期待したい。
ちょうどテーブルにはフードが並び始めた。バーニャカウダーやサンドウィッチ、サーモン&チーズのクラッカーなど立食にちょうど良いメニューばかり。デザートのティラミスまで用意してあった。豪華なディナーにお腹も満たされ、お客さんも満足した様子であった。
続いてはHIPHOPユニット「旅と音楽」と画家:志賀龍太によるコラボライブが始まる。国内外問わず旅をしながら曲を制作する「旅と音楽」のライブの後ろで、志賀がライブペイティングを披露する、まさに音楽とアートのコラボだ。船内後方の機材ブースではサウンド担当の観音クリエイションがスタンバイ。
さっそくステージでラップ担当の野田クラクションベベーが今回のパーティーにふさわしい「波が待ってる」を歌い始めると志賀が大きいキャンバスにブルーの絵の具で綺麗な波を描き始めた。どんな作品が仕上がるのか、お客さんも興味津々で見つめる。しかしタイのビールをモチーフにしたアップテンポソング「シンハーチャーンレオ」を歌うとその青い波は赤い絵の具で塗りつぶされてしまう。それが「Chillig Life」というジャジーな曲に移ると今度はオレンジで中和される。そのペインティングの展開の早さについつい釘付けになってしまう。「今回のパーティーにぴったりないぶりがっこの歌をうたいます」と野田がアナウンスして会場から笑いを誘い、「IBURI」を歌い始めると志賀は赤い背景に白い絵の具で立派な花を描いた。鮮やかな赤い背景に浮かび上がる可憐な白い花。臨場感のあるライブと壮大なアート作品のコラボに観客は喜んでいた。
最後は今回の目玉、電撃ネットワークによるパフォーマンス。国外でも知名度を誇る電撃ネットワークのショーを一目見ようと船内の客が詰め寄った。張り詰めた空気の中、ショーが始まる。キャリアの長い電撃ネットワークだが、身体を張ったその芸風は全く変わらない。南部虎弾が何も使わずに頭に缶ビールをくっつけて酒を注ぎ、お尻の筋肉で割りばしで折る。ダンナ小柳が牛乳を鼻に注いで目から飛ばす。そしてギュウゾウがクラッカーを口内で爆裂させる。「おおおお!」と興奮を隠さない男性、「やだあ」と声をあげながらも手を叩いて喜ぶ女性、とても過激で型破りなショーに会場は大いに盛り上がった。
ショーの後は皆思い思いに船で過ごす。ラウンジでソファに腰かけておしゃべりに花を咲かせる女性たち。甲板でどんどんと遠ざかっていく工場地帯の明かりを眺める男性。屋上で海を見渡しながら波の音と潮の香りを楽しむ男女。セルフィーを楽しむ女性グループもいた。
東京湾に広がる美しい夜景を眺めながらアートと音楽を楽しめる夢のようなパーティー、CASACRUISE。2時間と短時間ながらも普通のフェスイベントでは体験できない優雅さと楽しさを味わうことができた。日常を忘れ、別世界に浸ることできるこのパーティーで船客は素敵な思い出を作れたことだろう。
【リターンの発送状況】
今週からみなさまに順次リターンを発送しております。
来週中にはみなさまにお届けできるかと思いますのでもうしばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。
【今後の活動】
今回開催できましたCASACRUISEをきっかけに、今後もアーティストの活動を応援し、ファンの方と近づくことができるイベントを企画開催していきます。また、アーティスト応援サイトのcasaricoto、ライブハウス総合検索サイトOTOken.どちらも量、質の向上できるようスタッフ一同日々努めて参ります。
どうぞこれからも私たちの活動を応援していただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。