終了報告とお礼
この度は私たち日本国際民間協力会(NICCO)による「能登半島地震被災者支援(お弁当配布・炊き出しなど食の提供など)」のプロジェクトにご支援いただき誠にありがとうございました。2024年2月29日をもちまして、クラウドファンディングは終了いたしました
~結果と支援活動について~
皆さまのご支援のおかげで、661,000円を集めることができました。頂いた資金は、石川県輪島市町野町における炊き出し支援およびお弁当・生活物資配布の活動資金に利用させていただきました。たくさんのご支援、本当にありがとうございました。
①お弁当や生活物資の配布
石川県輪島市町野町に住む在宅避難者約200名に、週3回のお弁当配布を行いました。地震直後、現地で配布される食料は、カップラーメンやレトルト食品、缶詰など保存のきくものが多く、被災された方々の健康状態が懸念されていました。そこで、もともと小学校で学校給食を担当していた提携団体のスタッフが腕をふるい、栄養バランスに留意した心づくしの弁当をお届けしました。また、町野町は今回の地震で道路が大きく被害を受けており、さらに住民の多くがご高齢であるため、車を使って買い物に行くことができず、生活に必要な物資が不足していました。そこで、お弁当といっしょに、灯油や水など不足している生活物資もお届けしました。被災された方々からは、『待ってたよ』『このお弁当が今日の楽しみ』『久しぶりに栄養あるものを食べた』などとたくさんの喜びの声を頂きました。
②炊き出し支援
石川県輪島市町野町の指定避難所である東陽中学校を拠点として、炊き出しを行う調理人の方のサポートを行いました。この方は、地元町野町で日本料理屋を営んでおり、ご自身も被災されています。発災直後から家族と離れ、たった一人で、毎日休みなく約300名に1日3食を提供してきました。そこでNICCOは、炊き出しに使う食材の提供と、調理補助スタッフの派遣を行い、避難所で健康的な食事を提供できるサポートを行いました。食事の時間が一日の唯一の楽しみだからと、被災された方がわくわくするような、そして飽きない食事づくりを心掛け、避難所の食事とは思えないクオリティだと毎度大好評でした。

~収支報告~
皆さまから寄付いただいた661,000円の支援金は、当クラウドファンディングにかかる費用を差し引いた624,645円すべての金額を上記活動費に使用させていただきました。詳細は以下のとおりです。

~さいごに~
私たちNICCOは、現地提携団体である「一般社団法人えんまん」様をはじめたくさんのサポートを受けながら、発災直後から約2か月間、現地で食料支援活動を実施してまいりました。午前3時からお弁当を調理する方、片道5-6時間を費やして弁当を配達する方、遠方から駆けつけて炊き出しを手伝う方、そして多くの方々が『何かお手伝いしたい』という思いで支援に参加し、共につながることができた支援活動でした。被災された々からの感謝の言葉や支援いただいた皆様からの励ましを受け、我々自身も励まされ、支援活動を継続することができました。心から感謝申し上げます。これからも、NICCOは皆様の温かいご支援とご関心を賜り、「駆けつける。そばにいる。」の心で、国内外の被災地への支援活動に努めて参ります。改めて、今回ご支援いただいた皆様に心から厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。




















